02.02.水  
梅の蕾が膨らみ始めています!
 最近の新規感染者数の推移を考えると、新型コロナウイルスの感染者数は、全国的に見ても減少の兆しがまだまだ見えない状況にあります。
 いつになったらその兆しが見え出すのか、本当に暖かい春はやってくるのかと、疑問に思ってしまいます。

 連日のコロナ対応を通して、濃厚接触者の特定を学校でできるようになり、うれしいことに可能な限り教育活動を継続できるようにはなっています。
 しかしながら、学校だけでは判断が難しいこともある中、保健所等の専門機関がひっ迫しており、なかなか保健所と連絡が取れない、連絡が来ない、などといった状況が続いており、皆さんも心配をされていることと思います。学校としましても、様々な状況把握や情報管理、教育庁や保健所との連携にも日々努めていますが、何かお気づきのこと、また、保健所から連絡があった場合は学校に連絡をお願いします。

 さて、NHKのニュースの中で、オミクロン株の症状に関する記事がありましたのでご紹介します。

 国立感染症研究所は1月24日時点で、新型コロナウイルスの感染者情報を集約するシステムに登録された3600人余りのデータをもとに、届け出の時点でオミクロン株でみられる症状について次のように示しているそうです。

 発熱が66.6%、せきが41.6%、全身のけん怠感が22.5%、頭痛が21.1%、せき以外の呼吸器症状が12.9%、吐き気やおう吐2.7%、下痢が2.3%、嗅覚障がいや味覚障がいを訴えた人は0.8%であったそうです(複数回答が可能)。

 また、陽性になられた方々のお話を聞いていると、喉に痛みがある、などとも聞いております。

 これまでの通知でお知らせしている発熱、咳などの風邪の症状に加え、上記の症状がある場合を含め、体調が悪く感染の可能性が考えられる場合は、登校せずに直ちに医療機関に受診するようにしてください。

 今日、教室の様子を見に回った後、校舎の周りを歩いていると、校庭の梅の蕾が膨らみ始めていることに気づきました。まだまだほんの少しずつですが、季節は確実に春へと近づいているように思えます。春到来の兆しを感じることと、感染拡大の波がしずまることへの期待とが重なってしまいます。

 厳しい状況が続いていますが、基本的な感染症対策を徹底しながら、声を掛け合い励まし合って、この難局を乗り越えていきましょう。