01.31.月  
第38回中央ブロック高校美術・工芸展に出展しました!(1)
 1月30日(日)の午後、東大阪市庁舎内22階の「市民ギャラリー」で開催された「第38回中央ブロック高校美術・工芸展」に鑑賞に行ってきました。

 地下鉄荒本駅で下車し西に少し行くと22階建ての高層ビルが見えてきます。その高層ビルの22階にある「市民ギャラリー」に向かいました。

 本校はビルの南西面が展示スペースとなっていました。
 よりたくさんの作品を観ていただこうと、5台の展示パネルを搬入し壁面を増やそうと努力されました。
 表裏で合計10面のパネルに授業や部活動で制作した作品が展示されていました。
 また、机上作品もあり、とても個性豊かな作品がたくさん展示されていました。



01.31.月  
第38回中央ブロック高校美術・工芸展に出展しました!(2)
 美術部の作品では、各自のイメージや構想をもとに、細かい描写、繊細なタッチから大胆な構図や色づかいを生かした独特の雰囲気など、それぞれの制作意図に応じた世界が表現されていました。

 1,2年の美術の授業作品として『カメレオン・ピーマン』が展示されていました。
 
 デッサンを通してよく観察し、本物そっくりに作り上げた粘土のピーマンに、各自のデザインに合わせて、イメージした色づかいが相まって発想の豊かさと筆づかいの巧みさを感じました。



01.31.月  
第38回中央ブロック高校美術・工芸展に出展しました!(3)
 パネルの反対側には、1年生から3年生までの授業作品が展示されていました。

 1,2年生の共通課題である『わたしの四季』。
 各自が思い描く「四季」のイメージをもとに構想を立て、モチーフとなる動植物や様々なモノの形と、その外形に合わせた内部の新たな形をいかに組み合わせるのか、四季を色でどのように表現するのか、といった複合的なテーマに取り組んだのだろうと思います。
 題名も面白く、作品と一緒に鑑賞することができました。

 3年生は「美術V」の授業作品。
 「自由制作」でしょうか。各自の思い描く意図に合わせて、それぞれに表現が違っていて面白く感じました。

 シャツとパネル作品というデザインが組み合わされた作品があったり、余白を含めた構成の工夫があったり、色鮮やかな明るさや陰影を生かした表現であったり、コラージュを取り入れたり、様々な発想や技法も興味深く感じました。

 今回の「中央ブロック高校美術・工芸展」も、コロナ禍の中、準備から運搬、そして、展示と本当に大変だったと思います。
 生徒たちが丹精込めてつくり上げた作品を、地域に根ざしたブロック展として実現くださったことに感謝いたします。有難うございました!