01.29.土  
1年生「総探発表会」を実施しました!(4)
 2組の加藤 聡真さんのテーマは「いじめを起こす環境・原因」。

 「いじめ」が起きる要因について、環境や原因に関する深い考察に基づいた発表でした。 
 落ち着いた話しぶりで、間を取りながら抑揚もあり、説明にも説得力が感じられました。身ぶりや手ぶりも取り入れ、Kさんの思いや考えがよく伝わってきました。

 「子供たちは不幸であった。いじめる方もいじめられる方も不幸である。そして、それを傍観している者たちも不幸である。」

 「いじめる側もいじめられる側も『寄り添える人が必要』」

 最後に、「ただの他人事ではない!」「未来の子どもたちに、胸を張って、頼れる大人でいられるように」と、自分たちがそうした大人になるべきだと訴えていました。
 しみじみと考えさせられる発表でした。



01.29.土  
1年生「総探発表会」を実施しました!(5)
 4組の森 謙伸さんのテーマは「競馬」。

 まず、「競馬」は「ギャンブル」であるという説明から、競馬は法律で20歳未満は禁じられていることなど教育的な視点から注意を投げかけた上で、競馬に対する印象を詳しく紹介していました。

 そして、競走馬となる馬のこと、歴代の名馬など、興味を持ったことについて調べ、その面白さ、奥深さを語っていました。

 最後に、「ギャンブルで身を崩すような大人にはならないように」という啓発的な要点を、具体例をあげながら訴えていました。



01.29.土  
1年生「総探発表会」を実施しました!(6)
 最後の発表者は3組の中村 和心さん。テーマは「やりたいことについて」。

 八木仁平 著の「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド」という一冊の本との出会いが、今回の探究のベースになっていました。

 まず、「やりたいこと」について、『好きなこと』『得意なこと』『大切にしたいこと』という3つのポイントが明確に示されました。

 それらのポイントについて、身近なことをもとに具体例を示しており、聴く者が親しみやすくなるような工夫があり、そして、きちんとしたまとめがありました。

 最後に、次のメッセージで発表を締めくくりました。
 『自分らしく生きられれば、その時点で成功です。』



01.29.土  
1年生「総探発表会」を実施しました!(7)
 全てのプレゼンについて、発表を聴いていた生徒全員が、事前に配られていた「発表評価メモ」をもとに、「声の大きさやスピード」「発表内容に興味を持つことができたか」という観点で評価しました。
 その評価結果を各自がGoogleクラスルームに送信すると、集計される仕組みになっていました。

 その結果、5組の谷野 悠臣さんが発表した「心理学とは」が支持を得て、谷野さんが今年度の14期生「総合的な探究の時間」のNo.1プレゼンターに選ばれました!

 これまでの探究への努力とプレゼンの成果をたたえ、壇上で表彰状を授与したところ、盛大な祝福の拍手が送られました。おめでとうございました!


 今回、約3か月にわたって、興味を持ったこと、疑問に思っていること、経験をもとに考えを深めてきたことなどについて、本との出会いを通じてさらに深く調べ、考えたことをまとめ、クラスで発表したことは、本当に意義のある貴重な体験であったと思います。
 そして、クラスの代表として壇上でそれぞれの個性を生かし、プレゼン力を見事に発揮してくれました。
 同じクラスや同じ学年の生徒たちの発表を聴くことも貴重な体験になったことと思います。
 どうか皆さん、深く考え自分の中で突き詰めてきたことをまとめ、思いを乗せて発表できたことに自信を持ち、これからも物事を探究する姿勢を大切にし続けてください。

 皆さんが実践した今回の探究学習、素晴らしい発表は、本当に見事でした。
 生徒たちを見守り、指導してくださった先生方にも感謝いたします。
 皆さん、有難うございました。