01.13.木  
これから入試に挑む皆さんへ
 1月13日(木)の午後、LHRの時間に大講義室で「進路激励会」が開かれました。
 この激励会は、進路が決まっていく生徒がいる中、不安や焦りのようなものを感じている生徒もいることから、これから3月まで、入試に挑戦する3年生の不安を少しでも和らげ、応援したい、激励の思いを伝えたい、という趣旨で進路指導部と学年の先生方が企画してくださいました。
 昨日の激励会に続いて、私もぜひ伝えたいと思っていたのですが、あいにく府教育庁に出張しなければならなかったため、教頭先生にメッセージを代読してもらうことにしました。今日の激励会に出席できなかった人にも読んでもらえたらと思います。


『これから入試に挑む皆さんへ』

 本日、府教育庁の会議に出席するため、この激励会に出席できないことはとても残念であり、そして、申し訳なく思っています。代読いただく形で、私からのメッセージをお伝えします。


 この週末の「共通テスト」をはじめ、入試はこれからです。
 不安な気持ちもあるかもしれませんが、何もじたばたすることはありません。とにかく、入試はまだまだこれからです。
 全国的に見ても、今、ほとんどの受験生が、皆さんと同じような気持ちでいることと思います。あなただけではない、ということを忘れないでくださいね。

 不安で仕方がないと思う時、私はよく青空を探すようにしています。
 青空を見ていると、何だか晴れ晴れとした気持ちになるからです。
 青空の先には、実際は見えないけれど、「無限の宇宙につながっているのだなあ」と思えて、不思議と心が落ちつきます。
 皆さんの未来も、同じように無限の可能性が広がっているのです。

 高校生の頃、受験勉強に疲れた時には、よく生駒山を眺めました。
 自分よりもはるかにでっかいものを眺めていると、なぜだか心が落ちついてきて、「よし、頑張るか」と、自分を励ましていました。
 生駒山に見守ってもらっているように感じたのかもしれません。
 深呼吸でも、温かいカフェラテでもいいので、上手に気分転換をしてください。

 皆さんが、これまで日々取り組んできたこと、授業や講習での学習、自習室や自宅等で頑張ってきたことを信じてください。
 努力してきた自分を、そして今も、頑張っている自分を信じてください。
 皆さんの実力を発揮できることを心から祈っています。