12.09.木  
「旧第5学区公立学校の先生との懇談会」に出席しました!
 12月8日(水)午後2時半から、八戸ノ里にある東大阪市文化創造館で開催された、中河内の企業の皆さんとの懇談会に、本校の2名の先生方とともに出席しました。

 この懇談会は、大阪府中小企業家同友会中河内ブロックが主催されているもので、今回、30社30名の企業の方々、旧第5学区の公立の高校と支援学校から31名の先生方が集い、交流を深めました。ハローワークの方も出席されていました。

 学校と企業からの報告があり、学校側は花園高校の校長先生が「就職指導を通して生徒に期待すること」をテーマに、企業側は(有)ジャックスクリーンの代表取締役の方が「新卒雇用をして自社がどう変わったか?〜経営者として、どのような想いで取り組んだか?〜」をテーマにそれぞれ報告されました。お二方の熱い思いが伝わってくる報告でした。

 その後、5,6名のグループごとに「若者をどう育てていくのか、協力し合って何ができるのか」をテーマに討論会を行いました。

 私の班は企業の方3名と、府立高校の首席と初任の先生との6名で意見交換をしました。 
 企業の方々からは「自分たちの仕事が、製品が世の中にどのように役に立っているのかを若者に理解してもらうことが大切」「同じ悩みを持っている、といった仲間意識が大切。そのためにもコミュニケーション力を高める必要がある」といったお話がありました。私は、担任としての就職指導や、卒業式を迎えるまでの思い、実情を経験をもとにお話ししました。
 
 さらに、10グループ中、5グループ5名の教員が討論内容のポイントを順次発表されたところ、「あいさつ」「目の前に落ちているごみを拾う」「ポジティブに捉えること」「興味やモチベーションの維持」「主体的であること」といったことが重要であると語っておられました。5名の教員には本校の先生が含まれており、思いを込めて語られました。

 今回の参加を通じ、企業の方々と学校の教員とが討論した結果、育成という観点において、課題やめざすところは企業も学校も同じなんだなと改めて実感しました。

 生徒の皆さんが社会で生き生きと活躍できるように、これらの共通点をこれからも大切にしていきたいと思います。