12.27.月  
小学生を助けた生徒が校長室に来てくれました!(12/24-5)
 12月24日(金)、終業式の式辞の中で、本校生徒がおほめの言葉をもらった一例として、ある小学1年生の保護者の方からいただいた電話の話を紹介しました。

 その保護者の方は、「その生徒さんに感謝の気持ちを伝えて欲しい」と言っておられたため、私は式辞の中で「自分のことだ、と思う人は、本日終礼後、ぜひ校長室に来てください」と全校生徒に呼びかけたところ、その生徒が担任の先生と一緒に校長室に来てくれました。

 その生徒は3年生のMさんで、照れくさそうに当日の様子を語ってくれました。
 部活の帰り、18時半ごろのことだそうで、すでに暗くなっており道に迷った小学生は泣きじゃくっていたそうです。
 小学1年生の不安や、お子さんの行方がわからず探しておられた保護者の方のお気持ちを考えると、恐らくパニック状態に陥っておられたのではないかと思います。

 そうした中、Mさんは確実に保護者の方につなげてくれました。
 保護者の方からのお礼の言葉と、担任の先生と私からも感謝の気持ちを伝えました。

 Mさん自身は、困っている人を助けるということは、ごく当たり前のことをしたまでのこと、と捉えているようで、そうしたMさんの気持ちが十分伝わってきました。
 こうして保護者の方の感謝の気持ちをMさんに伝えることができ、お二人の気持ちがつながることになりました。