12.24.金  
2学期終業式を体育館で行いました!
 12月24日(金)8時50分から体育館で2学期終業式を行いました。
 昨年度4月に本校に赴任後、始・終業式は全て校内放送で行っていたため、体育館で全校生徒を対象に実施したのは今回の終業式が初めてになります。
 私の時間は10分間となっていましたが、寒い時季ですので何とか5分程度に短くまとめました。
 以下、長文となりますが掲載します。


 皆さん、おはようございます
 今日こうして、2学期の終業式を この体育館で、全校生徒の皆さん、先生方と共に行えることをたいへんうれしく思っています。

 2学期を振り返り、今日、皆さんに伝えたいことはたくさんありますが、寒い中ですので少しでも心が温まるようなお話ができればと思います。

 私は、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 この2学期、新型コロナウイルスによる「第5波」という荒波の中、皆さんそれぞれに苦しい思い、辛い思いをしたことと思います。 
 そうした中、何とか乗り越えられたのは、皆さんの理解と努力、そして、思いやりがあったからだと思っています。
 マスクや換気、手指消毒、そして、昼食時のマナーなど、日々の感染対策の徹底に取り組んでくれたからこそ、何とか乗り越えることができたと思います。

 また、皆さんは、この2学期、授業や行事、部活動、清掃活動、保育園、小学校、中学校との交流活動等、本当によく頑張りました。
 そうした活動の中にも、自分の為だけではなく、人のため学校のために力を発揮してくれた人がたくさんいます。

 友達やクラスメイト、身近な人への心づかい、といった日常的なことから、体育祭や文化発表会などの行事や活動の中で、準備や後片付けといった、人が見ていない所で、目立たない所で頑張ってくれた人たちがいます。

 学校説明会もそうです。
 前の日に、寒い中、シートを敷いたり、椅子を運んで並べたり、当日の案内誘導、司会や説明、部活動体験や校内見学での案内と説明、そして、後片付けに頑張ってくれた人がたくさんいます。

 そうした皆さんの努力と心づかいに感謝します。有難うございました。
 説明会に参加した中学生や保護者の方々からも、お褒めの言葉をたくさんもらっています。

 お褒めの言葉といえば、先日、こんなこともありました。
 英田北小学校1年生の保護者の方から学校に電話がありました。

 そのお母さんが言われるには、小学1年生のお子さんが、道に迷って困っているのを見かけた本校の男子生徒が、その1年生に声をかけ、保護者の方に連絡を取れるようにしてくれた、というものです。「その生徒さんに感謝のきもちを伝えて欲しい」といった内容でした。

 親切なことをして名前も告げずに去って行く。かっこいいですよね。これも心温まる話だと思います。自分のことだ、と思う人は、本日、終礼後、ぜひ校長室に来てください。改めて感謝の言葉を伝えたいと思います。

 さて、2学期が終わると、今年度もあと3学期だけとなります。
 特に、進級や卒業のことも考えると、これからの日々、学校生活をどのように過ごすべきか、私が言うまでもなく皆さんはきっとわかっていることと思います。
 新年を迎えるというこの時期は、決意も新たにスタートできる絶好のチャンスです。明日からの17日間、一日一日を大切に過ごしてください。
 特に、3年生の皆さん、進路実現に向けて最後の最後まで、自分を信じ、努力を積み重ねてください。
 皆さんの夢や目標が実現することを心から願っています。

 最後に、この年末年始、一年で最も感染が拡大しやすい時期だと言われています。
 オミクロン株の感染、市中感染が起きている中、気を緩めずに、健康管理、感染症対策を徹底しながら充実した冬休みにしましょう。
 それでは、良い年を迎えてください。