12.17.金  
文化部発表会 〜茶道部〜「クリスマス茶会」(1)
 12月17日(金)午後、茶道部が「クリスマス茶会」を開催しました。
 うれしいことにお茶会に招待してくれました。

 多くの教職員が招待されていたようで、私は14:45の部でした。部員の生徒が事前にお茶券を持って校長室に来て、礼儀正しくお招きの言葉を添えてお茶券を渡してくれました。

 南館1階にある作法室に行くと、生徒が出迎え「検温と手指消毒をお願いします」と、感染対策を徹底していました。
 履物をそろえ和室に上がると、この茶会に合わせて新調した和室用のパーティションが設置されていました。
 すでに先客の生徒が二人きちんと正座しており、教職員の方々も正座して、亭主を務める生徒の挨拶を受け、お菓子をいただきました。
 挨拶もはきはきとしており、しっかりとした行き届いた挨拶でした。

 挨拶や礼、お茶会の作法は先生方にならった通りに、折り目正しく美しい身ごなしでした。今回、サンタ帽子をかぶっていたので、なるほど「クリスマス茶会」ということか、と納得がいきました。トナカイの着ぐるみを着て作法通りにお茶を出している様子は微笑ましく、和やかで明るいムードに包まれていました。

 お客の意表を突くユニークな趣向がこらされており、みんな笑顔でお茶会を楽しんでいました。



12.17.金  
文化部発表会 〜茶道部〜「クリスマス茶会」(2)
 一服いただきお茶碗を拝見し、亭主の生徒に「信楽焼ですね」と話すと「はい、〇〇先生の作でございます」と丁重に答えてくれました。産地の窯や作家の名称まで知った上で客を招いていることには感心しました。

 ご指導いただいている講師の先生から、お茶の道具の鑑賞をすすめていただきました。
 顧問の先生が準備されたそうですが、薄茶用の抹茶を入れる棗(なつめ)や楽焼茶碗には雪の結晶の文様がアレンジされていました。金の茶杓に星形の水指と蓋置、床の間には真っ赤なポインセチアが生けられており、ミケランジェロのデッサン?の掛け軸といったように、クリスマス演出の徹底ぶりにも驚きました。

 緊急事態宣言下では、公式な大会が開催されないクラブは練習できない日が続き、辛い思いでいたことと思います。茶道部もその一つでした。
 今回、消毒から換気、パーティションなどといった感染症対策を万全にして、もともと話す機会の少ないお茶会ではありますが、マスクを外す際はまさしく『黙茶』でした。

 こうした発表会ができて本当に良かったですね!
 マスク越しですが、集合写真も晴れ晴れとしたとてもよい表情をしています。

 生徒の皆さん、先生方、お招きいただき有難うございました!