12.14.火  
授業観察49 2年「数学U」
 本日12月14日(火)、期末考査最終日となりました。
 明日15日(水)から23日(木)までは4限授業となります。24日(金)の終業式を含め、年内は実質あと8日となりました。授業に加え、放課後の時間も有意義に過ごしましょう。

 さて、掲載できていなかった授業観察の様子をご紹介します。

 11月30日(火)7限、2年6組で「数学U」の授業を見学しました。今回の内容は「接線の方程式」。

 「part2.接線の方程式」と題した教材プリントをもとに、接線の「傾き」と「通る点の座標」がわかれば接線の方程式が導けるということを、2学期にならった微分法を復習したり、座標をリンゴとハートのマークに置き換えてイメージ化しやすくしたり、生徒がわかりやすくなるように工夫をされていました。

 例として示された問題について、まず「接線の傾き」を求め、その上で、接線の方程式どおりに代入して求めるところから、練習問題に進んでいきました。
 学習を終えた教材プリントは、パンチで綴じ穴があけられており、生徒各自が紙ファイルに丁寧に綴じていました。ファイルの厚みからも学習の過程がイメージできるほど学習の成果が集積されていました。

 さらに、「part3.接点の座標がわからないときの接線の方程式」と題したプリント教材をもとに、タイトル通り、接点の座標がわからないときの接線の方程式について学習しました。
 とにかく問題に示された傾きを表わす数字と、微分係数が傾きを表わすことから、座標を導き出していくところを、生徒たちは黒板に書き出されていく内容を注意深く見ながら説明を聴いていました。
 そして、例として示された問題から練習問題へと進みましたが、私自身、授業を実際に受けているような授業観察となりました。