11.27.土  
「落語」を鑑賞しました!(1)
 11月25日(木)5,6限、体育館で3年生を対象に文化講演会「落語」を行いました。

 この企画は、3学年が公益財団法人山本能楽堂の「令和3年度文化芸術による子供育成総合事業(芸術家の派遣事業)」に応募したことにより実現しました。

 この事業は、学校に芸術家を派遣し、講話、実技披露、実技指導を実施することにより、次代の文化の担い手となる子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的とされています。

 本校は「落語」で応募したところ、林家染雀(はやしやそめじゃく)さんという落語家がお越しくださいました。



11.27.土  
「落語」を鑑賞しました!(2)
 まず、落語を始められる前に、「落語」というものはどんなものか、ホワイトボードにキーワードを書きながらご紹介くださいました。

 そして、演目の内容を理解しやすいようにと、登場人物の紹介や、落語というものが普段の何気ない会話から始まること、その会話を通して笑いというものが生み出されるということなど、親しみやすい語り口調でお話しいただきました。

 演目は『平林(ひらばやし)』。定吉が旦那さんに隣町の「平林」さんに手紙を届けるようおつかいを頼まれるのですが、誰に届けるのか相手の名前を忘れてしまい、道中出会う人々に手紙に書かれた「平林」を読んでもらうと、ある人は「タイラバヤシ」、またある人は「ヒラリン」などと教えるものだから定吉は困ってしまって…といったお話です。



11.27.土  
「落語」を鑑賞しました!(3)
 次の演目は『子ほめ』。八五郎はお酒をおごってもらおうとご隠居の教えをもとに、出会う人の年齢を尋ね、年配の人には少し低く、年少の人は少し高く、では生まれたての赤ん坊は、というように、教わった通りのほめ方をしようとするのですが…といったお話です。

 林家染雀さんの豊かな表情、話芸に生徒たちも引き込まれていました。登場人物がとんちんかんなことをすることが予想した通りになるところも面白く、生徒たちにもウケていました。

 小春日和の午後、生徒たちは普段なかなか経験することの無い『落語』を、体育館の壇上を高座に、間近に観ながらライブで鑑賞できるという機会を得ることができました。

 我々の願いを快く受けてくださり、約2時間たっぷりとお話と落語を披露くださいました。
 生徒たちも、我々教員もたいへん良い経験をさせていただきました。

 林家染雀さんに心から感謝申し上げます。有難うございました。
 そして、山本能楽堂の皆さま、関係の皆さま、誠に有難うございました。



11.26.金  
授業観察44 2年「現代文演習」
 11月25日(木)1限、2年5組の「現代文演習」の授業を見学しました。
 
 まず始めに、副読本を用いて「社会生活」や「行動・動作」といったテーマ別に、現代文を読解する上で重要なキーワードを「漢字」「ことわざ」「四字熟語」について詳しく解説がありました。特に、間違った使用例は参考になったことと思います。

 生徒たちは、副読本の( )内に赤いペンで書き込んだり、ルーズリーフに赤いペンで書き出したりして、それらの上に赤い下敷きを重ねて確認している生徒や、マーカー等で線を引いたり、先生が説明された留意点や活用例などをメモしたりして学習していました。
 その後、この副読本の内容をもとに小テストが行われました。

 テキストに掲載されている森本あんり著の『異端の時代』を教材に、本文の読解とテキストの問題について、配付された「解法」というプリントに、それぞれ問題の解き方が詳しく解説されていました。
 問題に対する解法について、その見方や考え方などの手順を学ぶことができるようになっていました。



11.26.金  
授業観察45 1年「国語総合」
 11月25日(木)3限、1年4組の「国語総合」の授業を見学しました。
 
 まず、第一段落の音読から始まりました。先生が「誰か読んでくれる人はいますか」と問いかけたところ、数人の生徒が挙手しており、生徒たちが主体的に授業に取り組もうとしている様子を見ることができました。
 
 本文の内容に従って、重要な文章を黒板に書き出し、文章が何を意味しているのか、何を表わしているのか、文章のつながりを解きほぐすように黒板上に整理されていきました。
 先生の質問に対しても、挙手して答えており、積極的に取り組む姿勢を感じました。

 第二段落も同様に、挙手した生徒による音読に合わせてその他の生徒たちは本文を黙読していました。

 本文を分解するかのように論理の流れを明確にされ、板書に整理されていきました。本文中の「グーテンベルグの活版印刷術」という言葉をもとに、『活版印刷』がどういうものか問いかけがあり、「印刷」の歴史と技術の移り変わりを紹介されていました。
 そうした「印刷技術」の歴史を踏まえながら「『活版印刷』が何をもたらしたのか」、その技術の発展によりどのような事態が生まれだしたのか、著者が伝えようとしている内容が一つひとつ明らかにされていきました。



11.25.木  
授業観察42 1年「数学T」
 11月24日(水)2限、1年1組の「数学T」の授業を見学しました。今日の内容は「三角比と図形の計量」の『余弦定理』でした。

 まず、例題を解きながらおさらいが始まり、余弦定理の使い方を改めて学習しました。
 例題は「△ABCにおいて、b=3、c=5、A=120°のとき、aを求めよ」でした。

 問題を解くにあたって先生が示されたことは、「まず、絵を描いてみよう!」。
 誰もが正弦定理を使うのか余弦定理を使うのか迷うものなので、「問題文の条件、どのような条件なのか、角度が示されているものを利用して、自分の描き方で構わないので絵を描いてみることが大切だ」と重要なポイントを示されました。
 黒板に書かれた絵に合わせて、辺を赤と黄のチョークで色分けしながら、丁寧な説明でわかりやすく感じました。

 その後、練習問題を2問解くことになり、指名された2名が黒板に解答を書きました。
 そして、生徒たちの解答について、ポイントを確認しながら「絵を描くこと」の大切さを指摘されていました。

 次の例題を通して、間違いやすい例をあげての説明があり、別の2名が黒板に書いた練習問題の解答をもとに、「問題文の内容をよく確認してから絵を描こう!」と強調されました。
 また、符号に着目し「2乗するときに( )が必要な場合があること」などケアレスミスを防ぐためのポイントも示されており、実践的な内容が詰まった授業でした。



11.25.木  
授業観察43 1年「コミュニケーション英語U」
 11月24日(水)6限、2年2組の「コミュニケーション英語U」の授業を見学しました。
 
 まず始めに、生徒たちが本文の内容に関する質問に英語で答える課題に取り組んでいる間、先生は生徒全員を回って課題の確認されていました。
 続いて、スクリーンには本文の内容に関連する宇宙に関するクイズや「カーボンナノチューブ」に関する説明が投影され、生徒から他の生徒へと次々と答えていました。

 単語の意味、アクセントなどを確認したあと、13問中何点取れるか、リスニング問題にチャレンジしました。解答が示され各自で採点していました。

 「本文の内容を確認しよう」では、科学者とインタビュアーとの会話文について、電子ペンを利用して詳しく解説がなされました。内容情重要なポイントには「☆」が、グラマーポイントとして文法上重要なポイントには「G☆」というように区別し明示されていました。

 「スラッシュ・リーディング」では、先生の音読に続いて生徒たちが復唱しました。また、クロームブックの、読み上げた内容を英文に変換する音声認識機能を活用して、各自が正しい発音ができるよう意識して読み上げていました。
 さらに、本文に関するQ&Aについて、解答を英文で書いたり、「T or F Question」では本文の内容に合致しているかどうかを答える問題にも取り組んでいました。

 クロームブックの活用も盛り込まれた、英語の四技能を伸ばすための内容が豊富な授業でした。



11.24.水  
授業観察40 3年「英語読解演習」
 11月22日(月)1限、3年6組の教室で「英語読解演習」の授業を見学しました。
 
 指定された範囲の英語構文のポイントを確認したのち、英語構文の小テストが行われました。制限時間は4分30秒。生徒たちは集中して取り組んでいました。
 近くの生徒どうしが答案を交換し黒板に書き出された解答を見ながら採点、提出後、これまでのおさらいが始まりました。
 テキストの本文中の疑問文にペアで答えていくペアワークを通して対話の機会が設けられていました。

 配付された「書き込みプリント」には主だった単語や熟語に下線が引かれており、意味が記されているものもあれば、重要なフレーズには二重線の下線が引かれています。
 さらに、その意味を書き込めるように(  )があり、itなどが何を指しているのかを書き込めるように[  ]が設けられているなど、本文の読解に加えて、意味や用法、内容にかかわるものが区別して理解できるような工夫が施されていました。
 
 途中、推量の助動詞や分詞構文など、文法に関する内容は特に丁寧に説明されていました。最後に、設問の解答についてペアで確認し合っていました。



11.24.水  
授業観察41 3年「地学基礎」
 11月22日(月)2限、3年2組の教室で「地学基礎」の授業を見学しました。
 
 今日のテーマである「雲」について、その発生の仕組みなどをまとめた動画を視聴しました。簡潔かつわかりやすく解説されており、生徒たちは一生懸命に視聴していました。

 その上で、「雲の種類は?」で始まる教材プリントが配付され、その後、「雲の名前もしっかりと覚えておくように」という話がありました。

 配付されたプリントに即して、「雲の発達」から「雲の種類」などを理解することを目標に、雲の特徴が画像つきで確認できるようになっていました。代表的な雲を一つひとつ画像で示しながら、雲の名称とそれらの特徴をわかりやすく説明されていました。
 また、見ためがよく似た雲の画像を並べ見比べることで、それらの違いをより一層理解できるような工夫も施されていました。

 さらに、「太陽エネルギーの行方は?」で始まる「太陽放射と地球放射」の内容に進みました。
 波長の長さによって、X線や紫外線、可視光線や赤外線と分類されていることや、太陽エネルギーの量と波長の長さとの関係からそれぞれの太陽光線の特徴も学んでいました。
 生徒たちがより理解しやすくなるよう視聴教材を効果的に活用されていました。



11.23.火  
授業観察38 1年「コミュニケーション英語T」
 11月19日(金)1限、1年4組の「コミュニケーション英語T」の授業を見学しました。

 チャイムが鳴る数分前に教室に入ると、生徒たちは単語テストの勉強に夢中でした。授業開始後の小テスト習慣は定着しているようでたいへん良いことだと思います。
 良い習慣は持続することで着実に自分の身につきますのでこれからも大切にしてください。
 
 担当の先生から、「英語は語彙力が大切。英単語の学習をしっかりとしておこう!」と呼びかけておられました。

 スクリーンに映し出されたテキストの「Sum Up!(まとめよう!)」では、文中の( )内に適切な語を選んで記入したり、「Finish Up!(完成させよう!)」では、本文の内容に合うように空欄に適切な語を選んで記入したり、「Exercises(練習問題)」では、日本文に合うように語群にある語を適切な形に変えて書いたり、と理解から応用へと段階的に内容が進んでいきました。

 生徒たちは先生の質問に対して次々と答えていきました。そして、ポイントが電子ペンで書き込まれ詳しい解説が続きました。特に、熟語の用法や文法については右側の黒板を使って整理されていきました。
 例えば「到着する」を表わす表現について、熟語や単語が紹介されたり、現在分詞や過去分詞といった文法上の用法が整理されて示されたり、語彙力と文法の力を身につけるチャンスがいっぱい詰まった授業でした。



11.23.火  
授業観察39 3年「総合英語」
 11月19日(金)3限、3年生の「総合英語」の授業を見学しました。

 授業開始後は出欠確認に続いて、単語テキストを用いた語彙力アップの学習が始まりました。ポップな音楽やリズミカルなビートが効いた音楽に乗せた単語の学習がとても面白く感じました。
 「リズムや音楽に合わせて記憶すると覚えやすい」といった学習法もどこかであったように思いますが、その効果をねらったものなのか、単語の発音、アクセント、意味も含め、音声にならってみんなで復唱していました。

 語彙力アップのための学習に続いて、関西有名大学の「過去問シリーズ」に取り組みました。本文読解のポイントに加え、問題文に下線を引き、求められている内容をきちんと理解した上で問題について考えること、選択肢として示されている表現は本文の単語や文章を言い換えたものが多く使われ、同じ単語では示さないことが多いこと、などポイントが示されていました。

 正解の選択肢を選ぶ上で、本文中から必要な文章をとりあげて解読されたり、間違っている選択肢が「なぜ間違いなのか」その裏付けを明示しながら解説されたり、また、本文との照合問題では、正解を示した後に、間違えやすい選択肢が含まれていることなど、トリッキーな問題も出題されていることにも触れられていました。

 こうして問題の解法のポイントが明確で、過去問に対応できる実戦的な力を身につけてもらおうという思いを強く感じました。



11.22.月  
こども保育専門コース「子どもの発達と保育」での地域連携講座(1)
 11月17日(水)4限、「こども保育専門コース」2年生の授業『子どもの発達と保育』で、地域の方を講師としてお招きし、様々なおもちゃを知ること通して、子どもの遊びについて体感し考えるという講義をしていただきました。

 講師は地域の書籍店の方で、本山さんという方です。本山先生は、様々な種類のおもちゃやゲームなどをご紹介くださり、子どもがどのようなおもちゃを喜ぶのか、そのおもちゃの特長などを語ってくださいました。



11.22.月  
こども保育専門コース「子どもの発達と保育」での地域連携講座(2)
 生徒たちは第2体育館で、紹介いただいたゲームを通じて、まずは実際に自分たちがゲームを楽しみました。
 そして、体感した楽しさの中から、園児たちの興味や意欲が高まり、楽しく感じられる遊びをどのように工夫するのか、子どもの発達と遊びについて、イメージできる良い機会になったと思います。

 本山先生には、お忙しい中、生徒たちのために貴重なおもちゃをお貸しくださり、子どもの「遊び」について実体験の中で感じ取れるようご指導いただき、誠に有難うございました。 
 生徒の皆さん、今回の体験を生かし、次年度の「保育実習」にもつなげてください。



11.21.日  
球技大会を実施しました!(1)
 11月18日(木)5,6限を活用して2年生は球技大会を実施しました。

 グラウンドを使用するにあたって、各学年で日程を調整して実施しており、今回は2年生が実施しました。

 女子はグラウンドの北側をネットで仕切ってドッジボールを行いました。晴天のもと歓声が沸き起こり、大いに盛り上がっていました。



11.21.日  
球技大会を実施しました!(2)
 男子はサッカーを行いました。
 ドッジボールのコートを複数確保しつつ、サッカーを2試合同時にできるとは、広大なグラウンドを有する本校ならではの特長だと思います。

 サッカーボールを追い、つなぎ、そして、ゴールへと、生徒たちはグラウンドを駆け回っていました。
 大いに発散できたことと思います。

 1年生と3年生はすでに球技大会を終えており、今回1年生は進路学習、3年生は「みどり清朋セミナー2021」を実施しました。



11.21.日  
「みどり清朋セミナー2021」(1)『エアロビクス』
 3年生は5,6限に「総合的な探究の時間」として「みどり清朋セミナー2021」を実施しました。

 このセミナーは、学年の先生方の担当教科や教科に関連した講座、特技などを生かした講座を開講し、生徒が各自選んで受講するというものです。

 第2体育館では、エアロビクスでエクササイズ!
 ピースもしっかりと決めていました。



11.21.日  
「みどり清朋セミナー2021」(2)『ジャグリング入門』
 剣道場でジャグリングの入門編。

 先生の技を手本に練習していました。なかなか難しいようでしたが、楽しくチャレンジしていました。



11.21.日  
「みどり清朋セミナー2021」(3)『中国語講座』『プログラミング講座』
 5限は3年生の教室で『中国語講座』。簡体字をもとにクイズ形式で中国語を学んでいました。『四声』をきちんと意識して発音していました。

 6限はコンピューター教室で『プログラミング講座』。ホームページの作成でしょうか?結構難しそうな課題に取り組んでいました。



11.21.日  
「みどり清朋セミナー2021」(4)『百人一首大会』
 柔道場で『百人一首大会』。
 
 読み上げの音声が朗々と響き渡っていました。
 5,6限ともに予選に続いて本選が行われました。



11.21.日  
「みどり清朋セミナー2021」(5)『クリーン活動』体育館周辺〜 
 落ち葉をせっせと掃いてはゴミ袋に集めてくれていました。
 桜の落ち葉が結構な量になっていました。



11.21.日  
「みどり清朋セミナー2021」(6)『クリーン活動』治水緑地周辺〜
 この時期、治水緑地は一面のススキ野原。日光を浴びて黄金色に輝いていました。
 ゴミ袋と金ばさみを持ってゴミを拾ってくれました。

 治水緑地から見る光景は1年ぶりです。なかなか美しいものです。
 
 正門や玄関付近から体育館周辺、そして、治水緑地など、結構広い範囲にわたって掃除をしてくれました。皆さんお疲れさまでした!

 一部を除きほとんどの講座が5,6限入れ替え制で開かれました。「英語入試対策講座」もあり、自習室や図書室で自学自習している生徒たちもいました。
 本校ならでは、この時期ならではの講座もありユニークなセミナーだと思います。みんなそれぞれに頑張っていました。



11.20.土  
授業観察36 1年「体育」
 11月18日(木)2限、1年1組「体育」バレーボールの授業を見学しました。

 出席確認後、生徒の呼びかけに応じて準備体操が始まり、ランニングやストレッチもきちんとできていました。
 その後、ホワイトボードの前に集合し、先生から本日の授業の説明がありました。
 まず、1チーム4,5人で4チームに分かれてチーム練習をし、その後ゲームを行うというものでした。
 セッターから後ろの人にボールを投げ、レシーバーはセッターにパスを返す。セッターは左右両サイドにパスし、パスを受けた左右いずれかの人は後ろの人にパスを送る、という練習が始まりました。

 レシーブが違った方向に飛んでいったり届かなかったりと、うまくいかなかった時も、きれいにパスが回った時も、生徒たちは楽しそうに練習を繰り返していました。

 改めて集合がかかり、ゲームの方法について説明がありました。審判も得点表示も各チームで行うこととし、2面のコートを使ってゲームを行いました。

 ここでも好プレーや珍プレーが続出し、各コートともにどのチームもまじめに取り組みながらもバレーボールを楽しんでいました。



11.20.土  
授業観察37 2年「総合英語」
 11月18日(木)4限、展開教室での2年人文探究専門コース「総合英語」の授業を見学しました。

 5分前に教室に入るとすでに生徒は着席しており、単語テストの勉強をしていました。
授業開始後すぐに単語テストが始まりました。その間、先生は各生徒を回って宿題のチェックをされました。
 5分後、テスト用紙を交換し採点、回収。50問中41問以上が合格というルールのようでしたが、この日は全員が合格、満点もいるとのことでした。
 こうして緊張感を持ってテストに取り組むことは大切だと思います。

 続いて、配付されたプリント教材をもとに、Lesson6「A Space Elevator」のセクションに出てくる単語の意味やアクセントなどの確認があり、リスニングの問題へと進みました。
 解答がプロジェクターで投影され、各自で採点。採点が終わった人から本文を黙読し、内容の確認をしており、時間を大切にしながらテンポよく授業が進んでいました。

 電子黒板機能を使って本文の詳しい解説があり、本文読解に取り組んでからQ&Aに進みました。英文の質問に英文で答えるもので、2,3名の生徒どうしでQAを英語でやり取りをしました。
 さらに、ペアで英文とその日本語訳とを交互でやり取りする活動もあり、授業展開にも工夫を感じました。



11.19.金  
授業観察34 2年「化学」(1)
 11月17日(水)1限、2年6組の理系「化学」の授業を見学しました。今日は「液体窒素で遊ぼう!」という実験の授業でした。

 50分授業の中に次のテーマが盛り込まれていました。

@液体窒素を見てみよう A植物を入れてみる Bゴムボールを冷やしてみると… Cゴム風船を入れてみる D空き缶に入れてみる E液体酸素を作ってみる F「光る棒」を入れてみる G乾電池を冷やしてみよう H電気抵抗(コイル)を冷やしてみる I「『超伝導』って知ってる?」

 いずれも学校では経験したことも見たこともない実験でした。実験に使用した液体窒素は、先生が大阪教育大学の研究所に行き来され、無償で提供いただいたものです。



11.19.金  
授業観察34 2年「化学」(2)
 「E液体酸素を作ってみる」という実験などもあり、いずれも興味深いものばかりでしたが、中でもHの実験はI「『超伝導』って知ってる?」というテーマにつながっており、電気抵抗を生み出すコイルを冷やすと電気抵抗が小さくなるという現象を学びました。

 さらに、液体窒素で冷やした超伝導物質上では強磁場発生マグネットが空中に浮く様を観察し、リニア新幹線の原理にも関連していることから興味が尽きない内容でした。

 イスラエルにあるテルアビブ大学の超伝導に関する映像視聴もあり、化学の奥深さと最先端の技術革新など、我々の未来にもつながる研究・開発をイメージできる内容でした。高校の授業でこうした実験を体験できることは、たいへん有難いことだと思いました。

 最後に、生徒たちはそれぞれのテーマについて感想を熱心に書いていました。

 



11.19.金  
授業観察35 3年「コミュニケーション英語V」
 11月17日(水)3限、3年3組の「コミュニケーション英語V」の授業を見学しました。
 
 まず、英単語用のテキスト『キクタン』による英単語テストが始まるまで生徒たちは勉強していました。テスト後、生徒どうしで交換して採点して提出しました。
 こうした毎日の積み重ねが皆さんの単語力、語彙力アップにつながります。これからもコツコツと頑張ってください。

 回収中に新たにプリントが配付され、テキストLesson11『The 10,000-Hour Rule』の6段落から読解が始まりました。プロジェクターで投影された本文に電子ペンを利用して詳しく解説がなされていきます。

 本文読解が進む中、重要な単語や熟語などにも丁寧な解説があり、適宜質問を投げかけながら生徒たちの理解度を確認されていました。
 
 今回の主な文法については、特に「過去完了進行形」がとりあげられました。整理されたポイントがスクリーンに明示され、用法や訳し方についても例をあげながら説明がありました。時制の位置関係を黒板に図示しながら活用方法や訳し方を示されておりわかりやすく感じました。
 また、音読も展開の中で効果的に取り入れられていました。



11.18.木  
地域連携プロジェクト「プログラミング」の出前授業に行ってきました!(1)
 11月16日(火)、この日本校は先週13日(土)の土曜授業の振替休日でしたが平日であるということから、地域の小学校に出かけて授業をするプロジェクトを実施しました。

 コンピューター部の部員たちが中心になって、東大阪市立義務教育学校池島学園(前期課程)に訪問し、6年生を対象に「プログラミング」の出前授業を行いました。

 8時50分に本校正門前に集合し、自転車で池島学園に向かいました。
 到着後、池島学園の先生方にご挨拶をし、準備をしてから2限から4限まで連続で授業をしました。
 掲載写真のように、生徒たちが協力して説明とコンピュータ機器の操作、質問対応などのサポートと、それぞれ役割分担をして授業を進めていました。



11.18.木  
地域連携プロジェクト「プログラミング」の出前授業に行ってきました!(2)
 今回の内容は「ねこがエサをあげるゲーム」で、「プログラミングの先生マニュアル」と題した指導案を冊子にまとめたものをもとに授業を進めており、我々教員と同じように児童の反応を見ながら授業を展開していました。

 キャラクターの動きや制御をパソコンの画面上で行い、教室に設置されている大型モニターに投影しながら説明していきました。

 結構細かい動きやキャラクターの大きさなど、プログラミング用のソフトに順を追ってプログラミングをしていきます。



11.18.木  
地域連携プロジェクト「プログラミング」の出前授業に行ってきました!(3)
 説明通りにプログラミングをしていくと、キャラクターの動きに変化をつけたり、セリフが出るようになったり、児童の皆さんはそうした変化に驚きの声をあげたり、楽しそうな反応を示したりと好評で、見ていても微笑ましく感じる授業でした。
 授業時間内に、全ての児童たちがプログラミングを完成していました。

 完成後に「楽しかったよ〜と思う人は手を挙げてください」などと話しかけると、全員の児童の皆さんが「は〜い」と手を挙げていました。
 最後に、授業者の生徒が感想を述べ、「これで授業を終わります。有難うございました。」とあいさつしたところ、児童の皆さんから大きな拍手がわき起こりました。

 皆さんの説明がよく伝わり、サポートも適切であったからこそできたことだと思います。3時間連続の出前授業、皆さん本当によく頑張りました! 担当の顧問の先生には、日程調整や事前指導から当日の指導も含め、お疲れさまでした!

 池島学園の校長先生、副校長先生、6年各クラスの担任の先生や関係の先生方、そして、児童の皆さん、今回は生徒たちに貴重な体験の機会を与えてくださり、有難うございました! また、来年度もよろしくお願いいたします。
 
 次回、北山本小学校への出前授業もよろしくお願いします!



11.17.水  
授業観察33 2年「数学U」
 11月15日(月)5限、2年4組の「数学U」の授業を見学しました。

 教科書の第2章「図形と方程式」中、『連立不等式の表す領域』についての復習から始まりました。

 先生が練習問題「不等式xy>0の表す領域」についての考え方と解き方について、実際に黒板に書き示しながら確認が始まりました。
 黒板に書き示された記号や文字を見て、まず思ったのは、きれいな黒板に白いチョークが映えて美しい、ということです。書かれた記号や文字が鮮明で、心地よく感じました。きれいな黒板はとにかく気持ちが良いものです。

 解き方のポイントが明快に黒板に示され、生徒たちに問いかけながら、段階的に例をあげつつ丁寧に確認が進んでいきました。さらに新たな例題を解き示して考え方のポイントをわかりやすく説明されていました。

 確認後は、生徒たちに実際に解く課題が与えられ、生徒たちは練習問題に一斉に取りかかりました。
 その間、先生は一人ひとりの様子を確認しながら、時には声を掛けたりヒントを与えたり、丁寧に理解度を確認されていました。

 練習問題の解説が終わると、その後は第5章「微分法と積分法」中、『平均の速さと平均変化率』の学習に移りました。
 『平均変化率』の説明まで進んだところで次回の授業に続きます。



11.16.火  
「第2回学校説明会」を実施しました!(1)
 11月13日(土)14時から「第2回学校説明会」を実施しました。
 前回の「第1回学校説明会」から3週間後にあたりますが、たくさんの方々に参加いただきました。参加くださった中学生、並びに保護者の皆さま、誠に有難うございました。

 今回は、1「体験授業」、2「学校説明」、3「部活動体験」の順とし、可能な限り待ち時間を減らすことができるようにしました。

 受付終了後、体育館から体験授業担当者が参加生徒の皆さんを実施場所へと引率しました。保護者の方々には授業の見学をしていただきました。

 掲載写真の順に、@国語「百人一首のかるた会」、A数学T「三角比」、B英語「前置詞攻略」です。



11.16.火  
「第2回学校説明会」を実施しました!(2)
 C理科「ウミホタルの発光実験」、D社会「社会科は『暗記科目』?」



11.16.火  
「第2回学校説明会」を実施しました!(3)
 E体育「未体験スポーツに挑戦」、F家庭「ステンドグラス風壁掛けを作ろう」



11.16.火  
「第2回学校説明会」を実施しました!(4)
 G音楽「お箏を弾いてみよう」、H美術「オリジナル『しおり』づくり」、I情報「プログラミング」

 合計10講座の体験授業を行いました。
 実質40分ほどでしたが、高校の授業の一端を感じ取ってもらいました。



11.16.火  
「第2回学校説明会」を実施しました!(5)
 15時から体育館で第二部の「学校説明」を行いました。
 
 案内・誘導、司会・進行、代表挨拶、学校行事と部活動の紹介を当日参加協力してくれた生徒会や部活動、有志の生徒たちが率先して関わってくれました。
 後期生徒会執行部の生徒たちにとっては、就任後初めての出番となりました。
 
 定刻の15時から、司会・進行の生徒会役員の生徒による開会の言葉に続いて、書道部が歓迎の「書道パフォーマンス」を披露してくれました。

「青春は一瞬 自分にしか出せない色で 朝も夜も走り続け 見つけ出した 青い光」

 書道部の部員たちは、元気いっぱいで堂々としており、躍動感あふれるパフォーマンスを披露してくれました。



11.16.火  
「第2回学校説明会」を実施しました!(6)
 学校説明の終了後、希望される方々を対象に部活動体験や見学へと続きました。

 それぞれの部活動では、本校生徒と一緒になって終了時間まで熱心に取り組んでくださいました。
 保護者の方々には最後まで付添いいただきました。
 中学生の皆さんの高校選択の参考になればうれしいです。最後まで有難うございました。

 そして、生徒会役員、部活動の皆さん、よく活躍してくれました。
 皆さん、有難うございました!



11.15.月  
「卒業生による講演会」を実施しました!(1)
 11月13日(土)3限体育館で、1,2年生を対象に本校の卒業生による講演会を実施しました。

 今年度はコロナ禍の中、卒業生にとっては土曜授業や仕事等で都合がつかない状況もあったようです。そうした中、後輩たちのためなら、ということで7名の卒業生が引き受けてくださいました。今年の3月に卒業した11期生の方々です。

 以下、発表順に卒業生の皆さんのお話を要約したものを記します。

 関西大学「社会学部社会学科」の豊田さん…「やりたいことを決めて欲しい」「勉強することのメリットは、人との輪がつながること。勉強は今すぐに役に立つというよりもいつか将来に役立つもの」「陸上競技部での経験が生き、本番での緊張を解消できた」「1年生からクラブを頑張って欲しい」「2年生は(進路に向けた)勉強を始めておくべき」「ただ、勉強だけに縛られず、クラブも行事も頑張って欲しい」

 摂南大学「農学部食品栄養学科」の成瀬さん…「学校の成績をしっかりと取っておくこと。3年間の成績次第で給付型の奨学金をもらえる場合がある」「毎日7時半に登校し放課後も自習室で頑張った」「一緒に勉強する仲間がいたから頑張ることができた」「勉強時間を記録できるアプリも活用した」「互いに高め合える、刺激し合える仲間を見つけてください」「『今できることを先に延ばすな』を胸に、今すべきことをやり切って、切り拓いてほしい」

 生徒たちは、壇上の先輩方を見つめ、しっかりと話を聴いていました。



11.15.月  
「卒業生による講演会」を実施しました!(2)
 近畿大学「総合社会学部社会学科」の柳川さん…「志望校を決めて欲しい。明確な目標を持つことが大切」「オープンキャンパスに行き、パンフレットを見てください。自分の興味に合うものが見つかります」「過去問に取り組んでください」「2年生は今日すぐに赤本を借りて解いて欲しい。そして、自分の立ち位置を知って欲しい」「1年生は手に取って、傾向や出題範囲などを見るだけでも構わない」「危機感を持って今すぐに行動してください!」

 畿央大学「健康科学部理学療法学科」の藤田さん…「まず英語から徹底的に復習した。毎日勉強することを目標とした」「遊びや部活、清援長も勉強と両立させて頑張った」「部活してたらムリではなく、1日にメリハリをつけ両立を!」「仲間がいたから頑張ることができた」「塾には行かず、みどりの先生方が頼りでした。メンタル面でもサポートしてくださった」「『合格したと報告したい』これが私のモチベーションになった。先生や友達が一緒に喜んでくださったことが一番の喜びでした」

 摂南大学「理工学部電気電子工学科」の橋本さん…「人生を通してやりたい仕事は何か?」「例えばプログラミングや映像系、情報系など、したい仕事が生涯ブレないのであれば専門学校。もし変わるかもと思うなら大学で学ぶ、という選択の仕方があるのでは」「専門学校か大学かで迷った」「勉強が嫌いだから就職といった決め方はおススメしない」「やりたい仕事が決まっていなくても、大学に行ってから就活すると選択肢も広がると思う」



11.15.月  
「卒業生による講演会」を実施しました!(3)
 畿央大学「健康科学部看護医療学科」の高辻さん…「行きたい大学を選んでほしい」「7時半から夕方6時半まで学校で勉強した」「土日も10時間以上勉強した」「塾にも行かなかったのでわからない所は先生や仲間に尋ねた」「嫌な顔をせず教えてくださった先生方、仲間、たくさんの人々の支えのおかげ」「無理だとあきらめていたら今は無かった」「『どうせ無理』は自分の可能性をつぶしてしまう」「高校生活の思い出もたくさん作ってください」

 摂南大学「理工学部住環境デザイン学科」の高倉さん…「高2の時、大学に行こうと決めて、建築系の大学をネットで探してオープンキャンパスに行ったり、過去問を解いたりした」「摂南のことを知り、計3回オープンキャンパスに行った」「過去問では、数学が特に好きでよく頑張った」「高校の間でしかできないことを頑張って欲しい」「バイトは大学に進んでからもできる」「できる限り部活をして欲しい」「オープンキャンパスには行って欲しい」


 「どのようにして進路を決めたか」「高校生活をどのように過ごしていたか」「受験勉強をどのように頑張ったか」について、卒業生の皆さん自身の経験を踏まえ、率直に語ってくださいました。

 生徒たちも真っすぐに受け留め、今の自分を見つめ直したり、前に進むことに勇気をもらったりする機会になったことと思います。先輩方からいただいたアドバイスや激励を胸に、とにかく行動に移してください!

 先輩の皆さん、壇上での話しぶりには苦労を乗り越え実現したという自信と後輩への思いが満ちていました。忙しい中、後輩たちのために貴重な経験談を語ってくださり本当に有難うございました。皆さんの今後ますますの活躍を願っています。



11.14.日  
大阪成蹊短期大学から出前授業に来ていただきました!(1)
 11月11日(木)の3,4限、「こども保育専門コース」2年次の必修科目「子どもの発達と保育」で、大阪成蹊短期大学「幼児教育学科」の北野 諒 先生が出前授業をしてくださいました。

 「大学・短大での幼児教育・保育の学びを知る」「子どもの表現についての基礎基本・特徴を体験的に理解しよう」をテーマにご講義くださいました。

 3限のまとめとして、「幼児教育での「表現」の基礎基本は『感じる・考える・表す』、この3つの力をまず自分自身が深めていくこと」「大人の価値観を押し付けず、子どもたちが『楽しみながら深く体験できたかどうか』に着目しよう」と示されていました。

 特に「価値観を押し付けない」「楽しみながら深く体験」といったポイントはとても重要だと思いました。



11.14.日  
大阪成蹊短期大学から出前授業に来ていただきました!(2)
 4限は「マシュマロ・チャレンジ」を体験しました。

 マシュマロ1個、パスタ1束、マスキングテープ1巻、ハサミを使って制限時間20分で、できるだけ高く、自立するタワーを作り、そのてっぺんに必ずマシュマロを取り付けること、といったグループワークをしました。

 各グループのメンバーがアイデアを出し合い、楽しみながらタワーづくりに熱中していました。



11.14.日  
大阪成蹊短期大学から出前授業に来ていただきました!(3)
 「マシュマロ・チャレンジ」の体験を含め、最後にまとめを示してくださいました。

 このゲームの結果を年代や職業別に比較したデータが示されました。
 興味深いことに、建築家には負けますが、幼稚園児は弁護士や学生よりも成績がよく、総じて大人よりも成績優秀であるそうです。
 そして、幼児は試行錯誤を繰り返して製作するそうです。

 こうしたデータなどを根拠に「子どもの造形表現の特徴」として、次の通り4点をあげられました。

 子どもたちは、
「作りながら考える」
「試行錯誤を通して素材の性質、作り方を理解していく」
「壊す・崩す・汚すといった『マイナスの造形』も楽しむ」
「モノを作るだけでなく、モノから生まれるコト(遊び)も同時に作る」

 生徒たちは先生の説明を集中して聴いていました。
 今回の出前授業を通して、生徒たちの様子からも貴重な体験と学びを得られたことと思います。

 北野先生にはお忙しい中、生徒たちのために楽しく、そして、根拠を示されながら特徴や基礎基本についてわかりやすくご講義くださいました。誠に有難うございました。



11.13.土  
授業観察32 2年「古典B」
 11月11日(木)3限、2年2組の「古典B」の授業を見学しました。今日の授業から「土佐日記」の『忘れ貝』が始まりました。
 黒板の左半分にスクリーンが広げられており、右半分には授業が始まる前に本文が書き出されていました。

 開始後、本文の難読語句などを読み上げながら、スクリーンにその語句と読みが投影されます。生徒たちは本文が印刷されたプリントにその読みを書いていきました。こうして音読ができるようになってから、ペアで交互に音読が始まりました。
 続いて、教材プリントが配付され、今回の『忘れ貝』のあらすじや目標が示されました。

 本文に含まれる助動詞と形容詞はどの言葉か、あわせて活用形や用法も答えられるように、まずは自分一人で考え、次に、ペアでじゃんけんをして勝った方が助動詞、負けた方が形容詞を答えることとなり、各自の考えを出して確認し合いました。

 そして、板書とプロジェクターを併用しながら本文の解読が始まりました。指名された生徒は、助動詞と形容詞を次々と答えていきます。先生はそのたびに活用や用法を尋ねたり解説したりして、次々と解読されていきます。

 生徒たちは、まずは自分で考え、そして、ペアでの対話を通じて確認し合うことで安心感が生まれ、先生に指名された時も自分の考えを答えやすくなっているように感じました。
 さらに、本文中の一文をまず各自で訳し、その訳をペアで交換して添削し合い、互いに訳を確認し合っていました。その際、生徒たちの様子を見回りながら「さすが!」「いいですね!」などといったように承認の声掛けをされていました。

 全体を通して、生徒たちにとってわかりやすく、安心感を持って、楽しく学習できるような工夫を感じました。



11.12.金  
授業観察31 2年「世界史A」
 11月10日(水)6限、2年5組の「世界史A」の授業を見学しました。

 今日は、19世紀前半の「ウィーン体制」下で成立した「五国同盟」の「五国」、すなわち、ロシア・イギリス・フランス・プロイセン・オーストリアの五国各国のその後の動きを学習しました。

 プロイセンの説明では、「白雪姫」「ラプンツェル」「ブレーメンの音楽隊」など、様々な物語の主人公などをスクリーンに投影しながら問いが投げかけられました。
 生徒の反応もよく、「グリム童話」の作者であるグリム兄弟を引用しながら説明につなげるなど、生徒の興味・関心を高める工夫がなされていました。

 こうして歴史的事象のつながりを大切にしながら、要所要所でプロジェクターや資料集に示された教材や資料を生かして、生徒の興味・関心を高め、理解を深めようとされていました。

 最後に「1848年はヨーロッパにとってどのような年か?」という問いが投げかけられました。
 生徒たちは、これまでに学習した様々な知識をつなげながら、与えられたテーマについて思考し、文章で表現するという課題にも熱心に取り組んでいました。

 様々な歴史的意義について考え、表現する活動はとても重要なことだと思いました。



11.12.金  
2021年度「POPアート」作品の表彰を行いました!
 11月10日(水)昼休み、校長室で「POPアート」作品の校内選考による受賞者に表彰状を授与しました。

 本校では読書推進活動の一つとして、図書委員会が中心となり、大阪府立中央図書館が主催する「あなたのおすすめ『本のPOP広場』」という作品募集の事業にも応募しています。(このPOP(ポップ)という言葉は、この事業では「本を読みたい気持ちにさせる文章やイラスト」の意味で使用されています)

 すでに図書委員会では披露され、10月28日発行の『図書館からのお知らせ』でお知らせしていましたが、改めて表彰を行いました。

最優秀賞 2年 江見 心 さん 優秀賞 3年 木口 愛菜 さん
奨励賞 3年 大内 晶穂 さん 奨励賞 1年 中村 和心 さん
特別賞 1年 田中 克樹 さん

 皆さんおめでとうございます! 
 これからも読書に親しみ、読書の素晴らしさを発信してください!



11.11.木  
めだか保育園の園児たちが来てくれました!(1)
 11月10日(水)午前9時50分頃、めだか保育園の園児の皆さんが来てくれました。
 こども保育専門コースの3年次必修科目である「保育実習」の実践を北館1階の会議室で行いました。

 まず初めにマーチングバンドの練習のために体育館をお借りしたことに、大きな声で「ありがとうございました」とお礼を言ってくれました。

 本校の生徒たちによる歓迎の言葉に続いて、ハンドベルの演奏が始まりました。
 
 曲は『ミッキーマウスマーチ』で園児たちはよく知っている曲で大喜びでした。ハンドベルの優しくきれいな音色を楽しんでくれていました。



11.11.木  
めだか保育園の園児たちが来てくれました!(2)
 ピアノ、アコーディオン、エレキギター、キーボード、鉄琴、マリンバ、フルート、ドラムをそれぞれに分担し、『夢を叶えてドラえもん』を演奏しました。
 園児たちも大喜びで一緒に元気よく歌っていました。

 演奏後、今回はアコーディオンに興味がわいたようで、アコーディオンを構えて大喜びでした。上手に音も出せるようになっていました。



11.11.木  
めだか保育園の園児たちが来てくれました!(3)
 次の準備を進めている間に、手遊びを一緒にしました。

 『はじまるよ』の音楽に合わせて、手遊びをしました。
 指の本数に合わせて忍者や蟹さん、ネコさんの手ぶりといった定番の手遊びに加え、たこ焼きや餃子などの手遊びも取り入れており、園児たちも一生懸命に真似をしながら楽しんでくれていました。



11.11.木  
めだか保育園の園児たちが来てくれました!(4)
 ペープサートでは『虹』と『おもちゃのチャチャチャ』をしました。

 園児たちの興味や関心を高めるために語り掛けたり、「次はどんなおもちゃが出てくるかな?」と園児たちに問いかけたりしていました。
 
 「ゲームコーナー」が始まりました。まずは『○×クイズ』。
 生徒たちは、園児の反応をよく観察しながら声を掛けたり、一緒になって喜んだり残念がったり、生徒と園児が一体となってクイズが展開していきました。



11.11.木  
めだか保育園の園児たちが来てくれました!(5)
 今回も『輪投げ』に『綿がし作り』、『ぶんぶんゴマ作り』が用意されていました。

 班分け後、園児たちに呼びかけ、ゲームや工作の指導やサポートへと上手に導いていました。

 どんな色にするのか、何を描こうとしているのか、声を掛けながら考えを引き出そうとしたり、うまくできた時はしっかりとほめてあげたり、できなかったときは一緒に悔しがったり、心を込めてお世話をしていました。



11.11.木  
めだか保育園の園児たちが来てくれました!(6)
 エンディングが近づき、『パプリカ』をみんなで一緒に歌って踊りました。ダンスも一生懸命に踊っており、表情も豊かで笑顔に満ちていました。

 生徒たちは、園児の表情や動きをしっかりと見ながら、楽しさを分かち合うようにダンスをしていました。



11.11.木  
めだか保育園の園児たちが来てくれました!(7)
 最後のあいさつを元気よく交わしました。
 園児たちは行儀よくお礼のごあいさつをしてくれました。
 廊下を出た所で消毒のお世話をし、一緒に記念写真を撮りました。

 生徒たちは正門まで一緒に歩きながら園児たちを見送り、みんなで手を振ってお別れをしました。心がほっこりとする微笑ましい光景でした。

 10月の「保育実習」を踏まえて、ハンドベルを新たに取り入れたり、クイズの内容を考えたり、ダンスの曲目も変えたり、こうした大きな変化の他、きっと細かいところにも工夫をしたのだと思います。

 「園児たちに喜んでもらおう」という思いを基本に、今回も、声掛けや問いかけ、サポートには生徒たちのまごころを感じました。
 着実に実践力が身についていると思います。こうした実践の経験を今後にぜひ生かしてください。

 後片付け、お疲れさま! 今回もよく頑張りました!!



11.10.水  
ラグビー部が「全国高校ラグビー大阪府予選」<準決勝>に挑みました!(1)
 11月7日(日)に、花園ラグビー場第2グラウンドで「第101回全国高校ラグビー大会大阪府予選準決勝」が行われ、本校ラグビー部は、第2地区合同Dチームとして東海大仰星高校と対戦しました。
 合同Dチームは本校と八尾・布施・勝山・花園・清水谷の計6校によるチームです。

 合同Dチームは、府内全3地区のうち第2地区に属しており、上宮太子高校に26対17、桃山学院高校に27対7と初戦から勝ち抜き、7日の準決勝でシード校である東海大仰星高校と対戦しました。

 大阪府では各地区の優勝校3校が全国大会に出場します。準決勝に挑んだ合同Dチームは、見事ベスト4を獲得しました。
 ベスト4獲得、おめでとうございます!



11.10.水  
ラグビー部が「全国高校ラグビー大阪府予選」<準決勝>に挑みました!(2)
 合同チームDには本校から6名の生徒が参加しており、準決勝の試合に6名全員が出場しました。
 顧問の先生に当日の試合の様子をお聞きすると、生徒たちは何とかトライを取ろうと強豪校相手に最後まであきらめずに挑み続けたそうです。

 中でも、生徒たちが相手に果敢にタックルにいっていたと聞き胸が熱くなりました。
 強い相手にタックルにいく、ということは勇気がいるものです。気持ち負けすることなく突っ込んでいく勇気を行動で示したことを思い浮かべ、うれしく思いました。

 掲載写真の通り、ラインアウトでマイボールを生かしたり、スクラムも低い姿勢で組んでいたり、バックスに展開している様子からも、何としてでも点を取ってやろうと強い意志でアタックしていたことが伝わってきます。

 試合は124対0で敗れはしましたが、準決勝に勝ち進んだ3地区計12校の中で唯一の府立高校合同チームとして、仲間と力を合わせ前へ前へと突き進んで行った姿勢は立派です。胸を張ってもらいたいと思います。



11.09.火  
硬式テニス部が女子団体で近畿大会出場を果たしました!
 11月7日(日)に蜻蛉池公園(岸和田市)で開催された「第29回大阪公立高校対抗テニス大会 兼 近畿公立高等学校対抗テニス大会大阪府予選」のベスト8による本戦で、硬式テニス部が女子団体の部で優勝し、見事、近畿大会出場を果たしました。

 11月9日(火)の昼休み、団体の部に出場した生徒たちが顧問とコーチの先生方とともに校長室に報告に来てくれました。マスク越しながら、生徒たちの晴れ晴れとした気持ちがよく伝わってきました。

 10名の選手たちが優勝の金メダルを首にかけ、優勝カップと賞状を持って整列し、キャプテンが代表して近畿大会への出場と、10月16日(土)に開催された高体連主催「令和3年度大阪高等学校秋季テニス大会」での第5位入賞もあわせて、爽やかに語ってくれました。

 この「大阪高等学校秋季テニス大会」は府内の公私立高校が参加しており、ベスト8には私学のシード校が6校という状況の中、私学の強豪校に敗れたものの善戦し5位入賞を獲得しました。

 それから約20日後に開催された「大阪公立高校対抗テニス大会」本戦では、ベスト4に近畿大会出場資格が与えられますが、そのベスト8による本戦で3戦全てに勝利し、優勝での近畿大会出場という快挙を成し遂げました。

 近畿大会出場、そして、5位入賞、おめでとうございます!

 「近畿公立高等学校対抗テニス大会」は令和4年1月5日(水)・6日(木)、マリンテニスパーク北村(大阪)で開催されます。
 万全のコンディションを保ち、さらなる目標の達成に向け、ベストを尽くしてください!



11.08.月  
『試行』への協力、有難うございました!
 昨日11月7日(日)から、二十四節気(にじゅうしせっき)の「立冬」に入り、暦の上では、この日から冬になりました。校庭の南天の実も赤く色づいています。
 
 さて、11月6日(土)及び予備日の7日(日)の試行は完了しました。

 土日の夜間にもかかわらず、「事情により当日は試行できない」など、事前に連絡をもらっていた人を除き、全校生徒の8割を超える生徒の皆さんの試行が確認できました。
 これもひとえに生徒の皆さんの理解と協力によるものだと思っています。
 生徒の皆さん、そして、保護者の皆さま、ご協力有難うございました。

 今後、今回の試行の成果等も生かし、より一層クロームブック等を活用したオンライン学習を充実させていきたいと思います。

 生徒の皆さん、これからも学習のさらなる充実に向けて、オンラインにより配信された課題や教材資料に取り組んでください!
 そして、相互の連絡等にも大いに活用していきましょう!



11.07.日  
11/7(日)本日『試行』の予備日です!
 生徒の皆さん、おはようございます!
 昨日6日の『クロームブックを活用したオンライン授業の試行』は完了できましたか?
 もし、「できなかった」という人のために予備日を設定しています。
 本日7日(日)19時から19時30分までの間に、必ず試行を完了させるようにしてください。
 クラブ活動等で試行ができない事が無いようにと、担当の先生は連日土日の夜に対応してくださっています。

 今回の試行は、クロームブックを活用することにも大きな意味があります。

 臨時休業等、皆さんが学校に登校できない場合に加え、日々の予習・復習など、皆さんの学力向上にオンラインによる学習という方法をより一層 “確実に” 活用できるようにする為にも、必ず試行を完了させてください。
 よろしくお願いします!



11.05.金  
11/6(土)自宅等でのオンライン授業の試行
 生徒の皆さん、すでに「自宅等でのオンライン授業試行実施手順」の資料をもらっていることと思います。
 11月6日(土)の試行を忘れずに完了するようにしてください!

 配付されたクロームブックを用いて、「オンライン授業_完了報告」に年・組・番、名前を記入し、『できました』にチェックを入れて送信してください。

 当日の時間帯は都合が悪いという人のために予備日も設定しています。詳しくは、「自宅等でのオンライン授業試行実施手順」を確認しましょう。

 わかりやすくなるようにと動画も作成してくださっています。
 学校ホームページの「新着情報」からもアクセスできるようになっていますので、ぜひ参考にしてください!



11.04.木  
授業観察30 3年「政治経済」
 11月4日(木)1限、3年2組の「政治経済」の授業を見学しました。今日は「選挙制度」の学習でした。

 前回の復習をするにあたって、10月31日(日)の衆議院選挙についてや、今朝の朝刊にも掲載されていたアメリカ・バージニア州の知事選挙で、共和党の候補が当選したことなど、選挙にまつわる最新情報を織り交ぜながら、資料集に掲載されている歴代の首相の党派を含めた移り変わりへと進みました。
 バブル崩壊、経済対策の不調、失言による支持率低下、個性的な演説、民主党への政権交代など、交代の要因や背景、各首相の特徴などが紹介され興味深く感じました。
 そして、日本の「政党政治の特色と課題」、「選挙制度」へと展開していきました。

 「選挙制度」について、現在の『普通選挙』や『平等選挙』が実現するまでの実例が紹介されました。『秘密選挙』について、クラスに在籍していた委員長(選挙管理委員長?)に本校の生徒会選挙について確認された際、そのやりとりは微笑ましく、和やかなムードになりました。

 最後に、「今後選挙に関するニュースを見た時、今日学習した内容をもとに考えることで、そのニュースの背景や根本を知ることができる。しっかりと理解しておいてほしい」と、生徒に伝えられたお話はとても大切なことだと思います。



11.03.水  
授業観察19 2年「世界史A」
(未掲載のままになっていた10月26日の授業観察です)

 10月26日(火)4限、2年1組の「世界史A」の授業を見学しました。
 内容は「ウィーン体制と自由主義改革」で、教科書、資料集、授業プリントを基にテンポよく授業が進んでいきました。
 今回の授業は「ウィーン会議後のフランスブルボン復活王政」と「イギリスの自由主義的改革」が中心となりました。

 先生は「宗教面」や「経済面」など、ポイントを明確にしながら、プロジェクターに投影した授業プリントの内容に即して、電子黒板機能と従来の板書を併用し、生徒たちに問いかけ理解を深めようとされていました。

 @ウィーン体制の基本原則と目的は?
 Aイギリスでは、なぜ自由主義改革が実現したのだろうか?
 といった2つの問いが投げかけられ、生徒たちは自分の言葉で記述していました。
 こうして歴史的意義について考え、表現する力を育もうとする意図が感じられました。
 
 さらに、「アウトプット用紙」と「コミュニケーションカード」も活用されており、理解度や感想等の把握にも工夫を感じました。



11.03.水  
授業観察20 2年「美術U」
 10月26日(火)5限、2年美術選択者の「美術U」彫刻立体分野の授業を見学しました。
 今回の内容は、「カメレオン・ピーマン」というタイトルのもと、粘土でピーマンを本物そっくりにつくり上げ、「私の世界」をテーマに自由に発想し彩色を施す、というものでした。

 前回までの授業では、100分かけてピーマンのデッサンを行い、題材の造形的な要素を研究してから本時につながっています。

 プロジェクターで制作工程がわかりやすく示され、使用する用具や用材の扱い方などについても詳しく説明がありました。
 説明後も個々の生徒の状況をよく把握し、適宜アドバイスを与えたり見本を示したり、丁寧に対応されていました。

 生徒たちは、各自が選んだ本物のピーマンの形状や特徴をよく観察し、新聞紙を丸めて本物の形に寄せて作品の原型づくりをしました。 
 適度に水分を含ませながら粘土を耳たぶくらいの柔らかさにしたり乾燥しないように気をつけながら表面をツルツルにしたり、ピーマン独特の形状やヘタもそっくりに表現できるよう、生徒たちは一心不乱に取り組んでいました。

 楽しく、集中して、作品づくりに没頭できる心地よさを実感していたように思います。



11.03.水  
授業観察21 3年「日本史演習」
 10月26日(火)6限、3年3組の「日本史演習」の授業を見学しました。
 授業開始後すぐに小テストが配付されると生徒たちはすぐに解き始めました。テーマは「普通選挙運動」。5分間という時間の中で、解き終わった生徒はよく見直しもしていました。
 まず、こうした一連の習慣づけが定着できているように感じました。

 前回の「恐慌と経済政策」のおさらいから始まりました。
 資料集のページをプロジェクターに投影し、様々なグラフやデータにも焦点を当てながら詳しい解説が進んでいきます。

 例えば、浜口雄幸内閣での金解禁や軍縮問題。その当時の井上準之助蔵相の緊縮財政や幣原喜重郎外相の協調外交などといった様々な政策が、折しも世界恐慌の影響で昭和恐慌を招く。軍部等との対立、浜口内閣の終焉、若槻礼次郎政権への交代、柳条湖事件をきっかけとする満州事変、血盟団事件、五・一五事件といった軍部などの暴走、そして、戦争へとつながっていくめまぐるしいばかりの流れが明らかにされていきました。

 こうして様々な重要人物や政策、歴史的事象などのポイントを押さえながら、つながりや因果関係を明らかにされていました。
 それらのポイントの要所要所で生徒にテンポよく質問が投げかけられており、歴史独特の緊張感と相まって、ピリッと引き締まった感じを漂わせながら授業が展開していきました。



11.02.火  
授業観察29 1年「数学T」
 11月2日(火)6限、1年3組の「数学T」の授業を見学しました。
 今日の内容は「三角比」の学習でした。

 まず、前回の復習から始まりました。黒板に図を描きポイントを示しながら生徒たちの反応を確かめ、ポイントを一つひとつ丁寧に確認されていました。

 「三角比の値の範囲」では、x軸とy軸の座標と「単位円」と呼ぶ半径1の円を合わせて考え、座標と図形で示し、sinθは単位円周上のy座標、cosθは単位円周上のx座標、tanθはx=1の直線上のy座標であることを、生徒たちの反応を見ながら丁寧に説明されました。

 終始、明るく生き生きとして授業を進めておられ、生徒たちがわからないことを率直に言えるような雰囲気づくりと、わからないところを理解できるようにされている姿勢に熱意を感じました。

 生徒たちは説明を聴きながら、きちんとノートに色ペンで書き分け、丁寧にまとめていました。そして、0°≦θ≦180°の時、三角比の値の範囲がどうなるのかについて説明を受けたあと、教科書に掲載されている例について考えました。 
 授業終了後も、生徒たちは教室に残られた先生に質問していました。

 「わからないことをそのままにしない」
 とても大切なことです。これからもそうした努力を続けてください!



11.01.月  
授業観察28 2年「体育」
 11月1日(月)5限、2年2組の「体育」の授業を見学しました。
 今回は、「陸上競技・投てき」の『やり投げ』の学習でした。

 本来やり投げに使う「やり」は両端が細く鋭く、地面に突き刺さるようになっており、やり投げの前方に限らず後方にいる場合も危険が伴うため、動きは慎重に行うこと、一定の距離をとること、「やり」を人に投げて渡すようなことは厳禁である、と注意がありました。

 授業では、『ターボジャブ』と呼ばれるプラスチック製の安全な「やり」を使用しますが、競技用のやりを使う際と同様に、「前方には行かない、前方にいる場合は投げない」、「他の班が投げている時にはやりを取りに行ってはいけない」、「一斉に投げるのではなく、各班東側から順番に投げること」「投げる人から目を離さない」といったことを、徹底して指導されていました。

 実際に投げる際に、3つの目標が示されました。
 1.きれいに飛ばそう 2.遠くへ飛ばそう 3.助走をつけステップを生かして投げよう

 生徒たちは、先生から教わったように投げようとしますが、初めのうちはなかなか回転させて飛ばすことができない、遠くに飛ばない、と思った生徒もいたようです。
 しかし、体重移動をさせながら投げる方法や、助走とステップを生かして投げるなど、段階的に練習をする中で投げ方のコツをつかみ始め、美しいフォームで投げたり、「おぉ〜」と歓声があがるほど遠くに飛ばせたり、練習の成果が現れていました。

 今後も、安全を守りながら記録の更新に挑戦してください!