11.26.金  
授業観察44 2年「現代文演習」
 11月25日(木)1限、2年5組の「現代文演習」の授業を見学しました。
 
 まず始めに、副読本を用いて「社会生活」や「行動・動作」といったテーマ別に、現代文を読解する上で重要なキーワードを「漢字」「ことわざ」「四字熟語」について詳しく解説がありました。特に、間違った使用例は参考になったことと思います。

 生徒たちは、副読本の( )内に赤いペンで書き込んだり、ルーズリーフに赤いペンで書き出したりして、それらの上に赤い下敷きを重ねて確認している生徒や、マーカー等で線を引いたり、先生が説明された留意点や活用例などをメモしたりして学習していました。
 その後、この副読本の内容をもとに小テストが行われました。

 テキストに掲載されている森本あんり著の『異端の時代』を教材に、本文の読解とテキストの問題について、配付された「解法」というプリントに、それぞれ問題の解き方が詳しく解説されていました。
 問題に対する解法について、その見方や考え方などの手順を学ぶことができるようになっていました。



11.26.金  
授業観察45 1年「国語総合」
 11月25日(木)3限、1年4組の「国語総合」の授業を見学しました。
 
 まず、第一段落の音読から始まりました。先生が「誰か読んでくれる人はいますか」と問いかけたところ、数人の生徒が挙手しており、生徒たちが主体的に授業に取り組もうとしている様子を見ることができました。
 
 本文の内容に従って、重要な文章を黒板に書き出し、文章が何を意味しているのか、何を表わしているのか、文章のつながりを解きほぐすように黒板上に整理されていきました。
 先生の質問に対しても、挙手して答えており、積極的に取り組む姿勢を感じました。

 第二段落も同様に、挙手した生徒による音読に合わせてその他の生徒たちは本文を黙読していました。

 本文を分解するかのように論理の流れを明確にされ、板書に整理されていきました。本文中の「グーテンベルグの活版印刷術」という言葉をもとに、『活版印刷』がどういうものか問いかけがあり、「印刷」の歴史と技術の移り変わりを紹介されていました。
 そうした「印刷技術」の歴史を踏まえながら「『活版印刷』が何をもたらしたのか」、その技術の発展によりどのような事態が生まれだしたのか、著者が伝えようとしている内容が一つひとつ明らかにされていきました。