11.25.木  
授業観察42 1年「数学T」
 11月24日(水)2限、1年1組の「数学T」の授業を見学しました。今日の内容は「三角比と図形の計量」の『余弦定理』でした。

 まず、例題を解きながらおさらいが始まり、余弦定理の使い方を改めて学習しました。
 例題は「△ABCにおいて、b=3、c=5、A=120°のとき、aを求めよ」でした。

 問題を解くにあたって先生が示されたことは、「まず、絵を描いてみよう!」。
 誰もが正弦定理を使うのか余弦定理を使うのか迷うものなので、「問題文の条件、どのような条件なのか、角度が示されているものを利用して、自分の描き方で構わないので絵を描いてみることが大切だ」と重要なポイントを示されました。
 黒板に書かれた絵に合わせて、辺を赤と黄のチョークで色分けしながら、丁寧な説明でわかりやすく感じました。

 その後、練習問題を2問解くことになり、指名された2名が黒板に解答を書きました。
 そして、生徒たちの解答について、ポイントを確認しながら「絵を描くこと」の大切さを指摘されていました。

 次の例題を通して、間違いやすい例をあげての説明があり、別の2名が黒板に書いた練習問題の解答をもとに、「問題文の内容をよく確認してから絵を描こう!」と強調されました。
 また、符号に着目し「2乗するときに( )が必要な場合があること」などケアレスミスを防ぐためのポイントも示されており、実践的な内容が詰まった授業でした。



11.25.木  
授業観察43 1年「コミュニケーション英語U」
 11月24日(水)6限、2年2組の「コミュニケーション英語U」の授業を見学しました。
 
 まず始めに、生徒たちが本文の内容に関する質問に英語で答える課題に取り組んでいる間、先生は生徒全員を回って課題の確認されていました。
 続いて、スクリーンには本文の内容に関連する宇宙に関するクイズや「カーボンナノチューブ」に関する説明が投影され、生徒から他の生徒へと次々と答えていました。

 単語の意味、アクセントなどを確認したあと、13問中何点取れるか、リスニング問題にチャレンジしました。解答が示され各自で採点していました。

 「本文の内容を確認しよう」では、科学者とインタビュアーとの会話文について、電子ペンを利用して詳しく解説がなされました。内容情重要なポイントには「☆」が、グラマーポイントとして文法上重要なポイントには「G☆」というように区別し明示されていました。

 「スラッシュ・リーディング」では、先生の音読に続いて生徒たちが復唱しました。また、クロームブックの、読み上げた内容を英文に変換する音声認識機能を活用して、各自が正しい発音ができるよう意識して読み上げていました。
 さらに、本文に関するQ&Aについて、解答を英文で書いたり、「T or F Question」では本文の内容に合致しているかどうかを答える問題にも取り組んでいました。

 クロームブックの活用も盛り込まれた、英語の四技能を伸ばすための内容が豊富な授業でした。