11.23.火  
授業観察38 1年「コミュニケーション英語T」
 11月19日(金)1限、1年4組の「コミュニケーション英語T」の授業を見学しました。

 チャイムが鳴る数分前に教室に入ると、生徒たちは単語テストの勉強に夢中でした。授業開始後の小テスト習慣は定着しているようでたいへん良いことだと思います。
 良い習慣は持続することで着実に自分の身につきますのでこれからも大切にしてください。
 
 担当の先生から、「英語は語彙力が大切。英単語の学習をしっかりとしておこう!」と呼びかけておられました。

 スクリーンに映し出されたテキストの「Sum Up!(まとめよう!)」では、文中の( )内に適切な語を選んで記入したり、「Finish Up!(完成させよう!)」では、本文の内容に合うように空欄に適切な語を選んで記入したり、「Exercises(練習問題)」では、日本文に合うように語群にある語を適切な形に変えて書いたり、と理解から応用へと段階的に内容が進んでいきました。

 生徒たちは先生の質問に対して次々と答えていきました。そして、ポイントが電子ペンで書き込まれ詳しい解説が続きました。特に、熟語の用法や文法については右側の黒板を使って整理されていきました。
 例えば「到着する」を表わす表現について、熟語や単語が紹介されたり、現在分詞や過去分詞といった文法上の用法が整理されて示されたり、語彙力と文法の力を身につけるチャンスがいっぱい詰まった授業でした。



11.23.火  
授業観察39 3年「総合英語」
 11月19日(金)3限、3年生の「総合英語」の授業を見学しました。

 授業開始後は出欠確認に続いて、単語テキストを用いた語彙力アップの学習が始まりました。ポップな音楽やリズミカルなビートが効いた音楽に乗せた単語の学習がとても面白く感じました。
 「リズムや音楽に合わせて記憶すると覚えやすい」といった学習法もどこかであったように思いますが、その効果をねらったものなのか、単語の発音、アクセント、意味も含め、音声にならってみんなで復唱していました。

 語彙力アップのための学習に続いて、関西有名大学の「過去問シリーズ」に取り組みました。本文読解のポイントに加え、問題文に下線を引き、求められている内容をきちんと理解した上で問題について考えること、選択肢として示されている表現は本文の単語や文章を言い換えたものが多く使われ、同じ単語では示さないことが多いこと、などポイントが示されていました。

 正解の選択肢を選ぶ上で、本文中から必要な文章をとりあげて解読されたり、間違っている選択肢が「なぜ間違いなのか」その裏付けを明示しながら解説されたり、また、本文との照合問題では、正解を示した後に、間違えやすい選択肢が含まれていることなど、トリッキーな問題も出題されていることにも触れられていました。

 こうして問題の解法のポイントが明確で、過去問に対応できる実戦的な力を身につけてもらおうという思いを強く感じました。