11.14.日  
大阪成蹊短期大学から出前授業に来ていただきました!(1)
 11月11日(木)の3,4限、「こども保育専門コース」2年次の必修科目「子どもの発達と保育」で、大阪成蹊短期大学「幼児教育学科」の北野 諒 先生が出前授業をしてくださいました。

 「大学・短大での幼児教育・保育の学びを知る」「子どもの表現についての基礎基本・特徴を体験的に理解しよう」をテーマにご講義くださいました。

 3限のまとめとして、「幼児教育での「表現」の基礎基本は『感じる・考える・表す』、この3つの力をまず自分自身が深めていくこと」「大人の価値観を押し付けず、子どもたちが『楽しみながら深く体験できたかどうか』に着目しよう」と示されていました。

 特に「価値観を押し付けない」「楽しみながら深く体験」といったポイントはとても重要だと思いました。



11.14.日  
大阪成蹊短期大学から出前授業に来ていただきました!(2)
 4限は「マシュマロ・チャレンジ」を体験しました。

 マシュマロ1個、パスタ1束、マスキングテープ1巻、ハサミを使って制限時間20分で、できるだけ高く、自立するタワーを作り、そのてっぺんに必ずマシュマロを取り付けること、といったグループワークをしました。

 各グループのメンバーがアイデアを出し合い、楽しみながらタワーづくりに熱中していました。



11.14.日  
大阪成蹊短期大学から出前授業に来ていただきました!(3)
 「マシュマロ・チャレンジ」の体験を含め、最後にまとめを示してくださいました。

 このゲームの結果を年代や職業別に比較したデータが示されました。
 興味深いことに、建築家には負けますが、幼稚園児は弁護士や学生よりも成績がよく、総じて大人よりも成績優秀であるそうです。
 そして、幼児は試行錯誤を繰り返して製作するそうです。

 こうしたデータなどを根拠に「子どもの造形表現の特徴」として、次の通り4点をあげられました。

 子どもたちは、
「作りながら考える」
「試行錯誤を通して素材の性質、作り方を理解していく」
「壊す・崩す・汚すといった『マイナスの造形』も楽しむ」
「モノを作るだけでなく、モノから生まれるコト(遊び)も同時に作る」

 生徒たちは先生の説明を集中して聴いていました。
 今回の出前授業を通して、生徒たちの様子からも貴重な体験と学びを得られたことと思います。

 北野先生にはお忙しい中、生徒たちのために楽しく、そして、根拠を示されながら特徴や基礎基本についてわかりやすくご講義くださいました。誠に有難うございました。