授業観察31 2年「世界史A」
11月10日(水)6限、2年5組の「世界史A」の授業を見学しました。
今日は、19世紀前半の「ウィーン体制」下で成立した「五国同盟」の「五国」、すなわち、ロシア・イギリス・フランス・プロイセン・オーストリアの五国各国のその後の動きを学習しました。
プロイセンの説明では、「白雪姫」「ラプンツェル」「ブレーメンの音楽隊」など、様々な物語の主人公などをスクリーンに投影しながら問いが投げかけられました。
生徒の反応もよく、「グリム童話」の作者であるグリム兄弟を引用しながら説明につなげるなど、生徒の興味・関心を高める工夫がなされていました。
こうして歴史的事象のつながりを大切にしながら、要所要所でプロジェクターや資料集に示された教材や資料を生かして、生徒の興味・関心を高め、理解を深めようとされていました。
最後に「1848年はヨーロッパにとってどのような年か?」という問いが投げかけられました。
生徒たちは、これまでに学習した様々な知識をつなげながら、与えられたテーマについて思考し、文章で表現するという課題にも熱心に取り組んでいました。
様々な歴史的意義について考え、表現する活動はとても重要なことだと思いました。