11.02.火  
授業観察29 1年「数学T」
 11月2日(火)6限、1年3組の「数学T」の授業を見学しました。
 今日の内容は「三角比」の学習でした。

 まず、前回の復習から始まりました。黒板に図を描きポイントを示しながら生徒たちの反応を確かめ、ポイントを一つひとつ丁寧に確認されていました。

 「三角比の値の範囲」では、x軸とy軸の座標と「単位円」と呼ぶ半径1の円を合わせて考え、座標と図形で示し、sinθは単位円周上のy座標、cosθは単位円周上のx座標、tanθはx=1の直線上のy座標であることを、生徒たちの反応を見ながら丁寧に説明されました。

 終始、明るく生き生きとして授業を進めておられ、生徒たちがわからないことを率直に言えるような雰囲気づくりと、わからないところを理解できるようにされている姿勢に熱意を感じました。

 生徒たちは説明を聴きながら、きちんとノートに色ペンで書き分け、丁寧にまとめていました。そして、0°≦θ≦180°の時、三角比の値の範囲がどうなるのかについて説明を受けたあと、教科書に掲載されている例について考えました。 
 授業終了後も、生徒たちは教室に残られた先生に質問していました。

 「わからないことをそのままにしない」
 とても大切なことです。これからもそうした努力を続けてください!