09.26.木  
気持ちよい朝です
 東花園から学校に向かういつものまっすぐの道、空は青々として朝の光は十分に実った無数の稲穂を黄金色に輝かせています。向こうにはみどり清朋の校舎が見えています。あまりにもの爽快感にそそのかされて自転車を止めて写真に収めました。

 左手すぐ所には池島学園中学部の校舎があります。今日は9年生(中学3年生)全員が本校を見学に来てくれます。

 今日はどんな一日になるのでしょう。広々として美しい秋の景色に包まれて、今日も楽しみにしていた朝を迎えることに感謝しているところです。



09.26.木  
秋の授業探訪11〜3年「生物〜ウニの発生の観察」@
 2時間めの3年「生物」は実験室で「ウニの発生の観察」の授業です。バフンウニを人工授精によって発生させ、一定期間ごとに発生途中の胚を取り出してホルマリンで固定し、それぞれどんな形状になっているか確認します。

 配布されたプリントには未受精卵、受精卵から胞胚、原腸胚、プリズム形幼生、プルテウス幼生まで、どの時期のものかを知る検索の仕方が細やかに細やかに記されています。

 生徒たちの観察が始まりました。お目当ての段階のものは見つけることができるでしょうか。



09.26.木  
秋の授業探訪11〜3年「生物〜ウニの発生の観察」A
 孵化後の胞胚に陥入が生じると原腸胚と呼ぶようになります。動物は植物と異なり、自分で栄養をつくることができないので、栄養となるものを食べる「口」とそれを消化する器官が必要です。最初にできたくぼみが「原腸」、その出入口が「原口」と呼ばれています。この原口がそのまま口になるか肛門になるかで動物は大きく二分されます。

 棘皮動物のウニは私たち脊椎動物と同じ原口が肛門になる「新口動物」です。一方昆虫などの節足動物や貝類などの軟体動物は原口がそのまま口になる旧口動物です。

 生徒たちはとても熱心です。



09.26.木  
池島学園9年生の皆さんがやってきました@
 3時間めが終わる頃、本校と治水緑地を挟んで向かいにある池島学園9年生の皆がやってきました。毎年この時期に「高校を知る」という目的で中学3年生全員が本校に来られています。

 まずは皆で「食堂体験」です。それぞれが注文したメニューのランチを美味しそうに食べていました。注文の多かった「大盛り」もあっという間に平らげてみんな元気いっぱいです。食堂の方も今日はたくさん来られていました。ありがとうございます。

 食事が終わって図書館に移動する頃は4時間めの授業中です。ちょうど被服教室では生徒が発表している所だったので、その横を通って図書館へ行きました。

 図書館では、はじめに池島学園寺脇校長先生のご挨拶の言葉と代表生徒の素晴らしい言葉がありました。



09.26.木  
池島学園9年生の皆さんがやってきましたA
 続いて阿尾先生から本校の教育についてパワーポイントを使って説明されました。生徒たちはとても熱心に聴いてくれていました。

 そして、国語、数学、英語の3つのグループに分かれて体験授業です。

 国語は芭蕉の有名な「古池や蛙跳びこむ水の音」の俳句を例に、「水の音を聞いていた人は何人ですか」「その人(たち)は何をしていましたか」と発問しながら「行間をよむ」ことの大切さを分かりやすく教えられていました。

 数学は「平方関数の完成」です。中学生には難しいと思われがちな問題が、解き方を知ると思っていたよりずっと簡単に解けることを体験してもらっていました。

 英語は「なんだろな?ボックス」で皆で一緒に楽しみながら、結構難しい形容詞を使う練習をして、「英語を学ぶ楽しさ」を伝えられていました。また、今年度から1、2年生全員が使っている「学びの基礎診断」認定ツールのスタディープログラムの動画学習教材の紹介をされていました。この教材を使えば、高校で中学校の復習もできるし、逆に高1で大学入試レベルの勉強まですることも可能なことを伝えられていました。

 あっという間に終了予定の15時になりました。最後に玄関前に集合し、生徒を代表してお礼の言葉をもらいました。こちらこそ皆で来て熱心に体験授業も参加してくれてとても嬉しく思いました。ありがとうございます。中学生の皆さんにとって有意義な時間になれば幸いです。「高校とはどんなところか」「みどり清朋高校とはどんな高校か」について理解していただけたでしょうか。本校に関心を持ってくれた生徒さんにはぜひ10月や11月に予定している説明会にも参加してほしいと願っています。引率された先生方もありがとうございました。



09.26.木  
発表中です〜2年「子どもの発達と保育」
 4時間め、被服教室では2年「子どもの発達と保育」の授業で、夏休み中に行った保育実習についての発表が1人ずつ行われていました。発表の内容を四切りの画用紙にまとめて、それぞれどんな実習でどんな体験をしたか、どんなことを学んだか報告していました。

 みんな上手にポスターを書いていることと、和気藹々とした雰囲気が教室中に満ち溢れていることに感心しました。その横を中学生が通っていきます。全員の発表を聴きたかったと思いました。



09.26.木  
後期生徒会役員補欠選挙
 6時間め、1週間ぶりに全校生徒が体育館に集まりました。後期生徒会役員補欠選挙の立会演説会です。空白だった書記に2年6組中辻さんが立候補し、その信任選挙が行われます。今回も選挙管理委員会の司会進行で粛々と進められました。

 生徒会役員選挙をこのようなきちんとした形で行えることは素晴らしいことです。高校の生徒会活動は「自治会」であることに大きな意味があります。私は「生徒自治会」と名称を変更してもいいなと思っています。前期役員の生徒たちは「自治」の精神をとりわけ大切にして取り組んでいたと思います。ぜひその精神を引き継いで活動の幅を広げてほしいと願っています。どんな活動をされるかとても楽しみです。