09.17.火  
秋の授業探訪1〜1年コミュニケーション英語T@
 3連休明けの火曜日、今日は1年生の英語の授業を見学しました。まずは2時間め、1年3組のコミュニケーション英語Tです。
 コミュニケーション英語は教科書に沿って行い、文法や重要な構文を学びながら、「読む・書く・聞く・話す」の4技能を育成します。

 この授業は前回の続き Lesson5 Part3 からです。内容は2011年にアフリカザンビアで取り組まれた画期的な「バナナペーパープロジェクト」です。

 「bacouce local people had few jobs, they faced various problems.」

 ザンビアをはじめとするこの地域には「Copper Belt」と呼ばれる世界一の銅の大産出地が連なっており、日本の10円玉の原料も一部をザンビアから輸入しています。独立後の政府も胴に頼った経済を推進してきましたが、銅価格の急激な下落に伴い、人々の生活は困窮を極めました。その状態を劇的に変えたのが「バナナペーパープロジェクト」です。



09.17.火  
秋の授業探訪1〜1年コミュニケーション英語TA
 @ poverty(貧困)
 A a lack of education(教育の欠如)
 B the illegal hunting of wild animals(野生動物の密猟)

といった深刻な問題に立ち向かったのが、これまで捨てていたバナナの茎の繊維から紙を作る「banana paper project」でした。

 The banana paper created through Japanese technigues is making local people happy.

 「日本の技術で作られるバナナペーパーは地元の人々を幸せにしています。」

 英語の授業は、英語力を伸ばすだけではなく、「何を学び、何を伝えるか」も大切にしていることがわかる内容です。「SVOC」の文の構造を確認しながら進んでいきます。

 ペアになって音読したり、リスニングをしたり、形容詞に注目した語順の問題を解いたり、テンポよく行われていました。

 連休明けですが、生徒たちはよく頑張っています。



09.17.火  
秋の授業探訪2〜1年コミュニケーション英語TB
 続いて3時間めは1年4組です。このクラスはLesson6「A Story about Instant noodles」です。

 はじめに日本のインスタントラーメンがいかに世界の人々に愛されているか、数枚の写真を見ながら紹介されました。

 メキシコではカップラーメン「マルちゃん」が大人気。「Maruchan」は「すぐできる」という意味の動詞にもなっているそうです。全然知りませんでした。また、香港では「出前一丁」が大流行。スクリーンに映し出された写真を見てビックリ、14種類ものいろいろな味の「出前一丁」が並んでいました。

 さて、この章はどんな話なのでしょう。昨年度から引き続いて来てくださっているカレン先生も一緒です。



09.17.火  
秋の授業探訪2〜1年コミュニケーション英語TC
 今日は内容に入る前に、趣向を凝らしたグループワークです。まずは、インスタント麺に係る4つの質問を投げかけ、ある先生の回答が例として紹介されました。

Q1:How often do you eat instant noodles a month?
―I eat instant noodles twenty times a month.(月に20回)
Q2:What is your favorite instant noodle?
   ―My favorite noodle is Sapporo Ichiban Miso Ramen.(サッポロ一番味噌)
Q3:Which flavor do you like most?
   ―I like noodles with pork bone soup.(豚骨スープ)
Q4:Which topping do you like most?
   −I like eating noodles with fermented bamboo shoots.(メンマ)

 ここで5人グループになって、このクラスの皆はどんな回答になるか、それぞれ自分の答えを出し合いながらまとめていきます。

 さらに他の班ではどんな答えになったか、それぞれ担当する質問を決めて聞いて回ります。カレン先生も巡回してくださっていましたが、生徒たちにはこの設定が少し難しかったようです。でも、このように、英語で人の言葉を聴き取り、自分の言葉を伝える練習をすることは、英語の授業でとても大切です。生徒の皆さんは、英語を使える人になるよう精一杯努力してほしいと願っています。

 インスタント麺がはじめて発売された時はとても衝撃的だったでしょう。今では世界中の人々に愛され、とてもポピュラーな商品になりました。