07.18.木  
第2回職員実働防災訓練の実施要項ができました
 昨年8月23日に本校で初めて実施しました「職員実働防災訓練」を今年度も行おうと、年度当初から8月29日(木)午後に計画していました。昨年度、初めて実施してみてたくさんの課題が浮き彫りになったことを思い出し、養護教諭の先生方にたくさん考えて修正案を作ってもらい、「第2回職員実働防災訓練」の実施要項ができました。

 訓練は「想定外を想定内に入れること」がとても重要だと教わりました。学校で大きな地震が突然発生した時、どんなことが起きるのでしょう。これまで何度となく大地震に襲われて学んだことを教訓に、まず私たち教職員が、起こりうることは想定内に入れて、災害発生時に慌てず焦らず冷静に、迅速かつ的確に判断し、組織的な行動力によって、生徒たちを安全に避難させることが求められています。

 今年度も、避難経路の遮断、重傷生徒や教員の搬送、先生や生徒の校内行方不明などを訓練の中に入れました。また、避難所を屋外に設置したり、より安全な避難経路を誘導したり、対策本部の役割分担を明確にしたり、昨年度からの改良点を加えました。

 そして、今年度は地域の方々との合同実施をめざしています。二次避難所となる本校を地域の方々が利用されることは大いに考えられます。また、高校生は災害時に重要な人的資源にもなります。先ほどできたばかりの実施要項に地域の防災訓練を重ねて一緒にできればと考えています。一歩一歩ですが、地域と一緒に災害に強い町づくりを進めることができることを願っています。

 地震は必ず繰り返し発生します。このような取り組みを10年、20年と続けていく事が、必ず将来、その場面を想像するのはたいへん辛いことですが、大いに役立つ時がくるものと確信しています。