「進路先について考える」〜2年夏休みの課題@
西日本では西から高気圧が移動してきました。そのため梅雨前線は南へ押し下げられ、日中は夏を思わせる強い日射しもありました。ところが、明日から再び下り坂になり、今週も雨がちの天気が続くとのことです。東北や関東では記録的な日照不足に陥っており、深刻な状況になってきました。近畿地方の平年の梅雨明けは7月20日頃、今年も同様に明けてほしいものです。
2年「総合的な学習の時間」では、「進路先について調べる」というテーマの夏休みの課題が出されます。自らの進路を切り拓くためには、まず、さまざまな職業を具体的に知り、自分の興味や関心がどこにあるのかを探ることが必要でしょう。そして、10年後の自分を想像し、なりたい自分の姿をイメージすることが大切です。
次に、イメージした自分になるためにはどのような進路があるのか、できるだけ多くの情報を収集します。想像した10年後の自分になるために、大学に進学するのがよいのか、就職するのがよいのか、専門学校に進むのがよいのか、確かな情報を集めることが大切です。インターネットだけの情報で決めてしまうのは、広告や評判だけで決めるようなものでお勧めできません。
そこで、夏休みを利用して、生徒たちが実際に企業の方から話を聴いたり、オープンキャンパスに行って大学を自分の目で見て考える機会を学年の先生方が中心となって作りました。
「就職して働きながら大学や専門学校で取る資格と同じ資格が取れる企業があるか」
「大学や専門学校ではどんな学びができるのか、卒業したらどんな仕事に就けるのか、決して安くない学費の費用対効果が十分に期待できるのか」
自分で体を動かして体験し、いろいろな人の話を参考に、自分で考え、答えを導き出し判断することが大切です。学費等がかかるのであれば保護者と十分話をすることも欠かせません。そして自分で決断するのです。
ちょうど、8月3日(土)11時から14時30分まで布施駅北口すぐにあるヴェノール布施で「魅力ある企業の仕事説明会」が開催されます。中河内の企業40社が集まり、その内容は仕事の中身ばかりではなく、「働くとは何か」「働き甲斐とは」などためになるいい話を聴くことができると思います。時間があればぜひ保護者の方もご一緒に行ってみてください。