3年保護者対象「進路講演会」
午前10時から大講義室で「3年保護者対象進路講演会」を行いました。スタディサポートなどで本校生徒の学習支援に協力していただいているベネッセから講師をお招きし、「昨今の大学入試の現状と保護者としての関わり方」の表題で、詳しい資料を見ながら約1時間説明していただきました。
私大入試の全体的な傾向としては合格者数を絞り込む傾向にあり、そのため、関関同立、産近甲龍、摂神追桃の志願者数に大きな変化が出ているようです。特に摂南大学は年々志願者数が増え、2016年度志願者数を100としたとき、前回の2019年度志願者数は178にも達して難化したそうです。
このように、それぞれの大学入試に関する傾向(過去問題も含めて)を知ることも大切ですが、もっと大切なのは、志を高く持ち最後まで諦めない心をつくることです。データが示しているように、現役生の学力が最も伸びるのは11月に入ってからです。10月になっても模試の成績が上がらず焦り出す人も例年多いですが、目標を下げることなく自分を信じて強い気持ちで臨んでほしいと願っています。
また、学力がを伸ばすには「3点固定」が重要だともおっしゃられていました。@起床時刻 A学習を始める時刻 B就寝時刻 の3点です。日によって夜更かししたり、休日は昼まで寝ていたり、という生活では学習効果が上がりにくいことが統計的に顕著に示されています。もちろん朝ごはんも大切です。脳を活性化させよく働くようにするには栄養が不可欠です。
学校ですること、家庭ですること、それぞれ協力し役割を分担して生徒たちの目標を達成できるよう支援していきたいと思います。たくさんのご来校ありがとうございました。