2年「薬物乱用防止教室」
期末考査が終わり、今日から授業再開、23日の終業式まで午前中4時間授業です。早速1時間めからテストが返ってきた生徒も多かったことでしょう。
3時間め、八尾少年サポートセンターに勤められている警察官を講師にお招きし、体育館で2年生を対象に「薬物乱用防止教室」を受けました。大麻や覚せい剤、さまざまな違法ドラッグについての正しい知識と、1度でも体内に入れるととても恐ろしいことになることを具体的な事例を挙げて教わりました。
後半は、受験勉強を頑張る日々を過ごしていた高校3年のある生徒が薬物中毒になっていく映像を見ました。受験勉強の疲れからか、風邪を引いて学校を休んでいたところ、見舞いに来た友人から「解熱剤」だと言われてもらった「白い粉」が、やがて彼の人生を無茶苦茶にしてしまうというものです。
映像が終わると、講師の方から「これは結構リアルな感じです」と話されました。昨年1年間に大麻取締法違反で検挙された少年429人のうち、大阪の少年は100人にもなったそうです。薬物に手を出すきっかけは様々でも辿っていく道は皆ほぼ同じです。「薬物は3度人を殺す」と言われるそうで、第一に「こころ」、第二に「頭」、第三に「身体」が壊れていくのだそうです。
改めて薬物の恐ろしさを知りました。「自分には全く関係ない」と思っている生徒ばかりだと思いますが、正しい知識を学び、決して関わらないことを確信したことでしょう。ご多用のところ、分かりやすく丁寧に教えてくださりありがとうございました。