06.30.日  
雨が降ります
 梅雨らしい天気が続いています。1年でどの月が最も多くの降水量があるのでしょう。ひと月を31日間でみると、大阪府では6月28日を中心とする31日間が最も多く、およそ210mmだそうです。ちょうど今頃が最も雨が多く降ることは統計的に見ても明らかです。

 210mmを2リットル入りのペットボトルにすれば何本ぐらいになるのでしょう。大阪府に降る雨を大阪府の人口で割ると、1人当たりペットボトル何本の水が降ることになるのでしょう。

 210mmの雨は、1平方キロメートル当たり2.0リットル入りペットボトル1億500万本になります。大阪府の人口密度は1平方キロメートル当たり4,632人ですから、答えは22,668本になります。それを府民全員に等しく分けると、1人に22,668本、毎日731本ずつももらえることになります。

 この雨が大地を緑で覆い、豊かな照葉樹の森をつくってきました。水稲が育ち、私たちの生活を支えているのです。雨は天からの恵みに違いありません。

 一方で、梅雨末期の集中豪雨は毎年のように川を氾濫させ、土砂災害を起こし、人のいのちを奪っていきます。観測技術や予報技術は画期的な進歩を遂げていますが、天は容赦せず襲いかかってきます。でも負けてはいけません。諦めてはいけません。

 中庭の池にアメンボがスイスイと上手に水面を素早く移動しています。アメンボの語源は棒状の腹部にある臭腺から飴のような甘い臭いを放つことから名づけられたそうです。てっきり雨をものともせずスイスイと動き回るところから名づけられたと思っていました。それにしてもアメンボのように大雨をスイスイとかわしたいものです。



06.29.土  
サミットにおもう
 梅雨前線が日本列島上空に停滞し、その上を低気圧が西からやってきています。今夜から7月1日(月)にかけてかなりの雨量になると予想されており、十分な注意が必要です。 
 
 昨日から始まったG20大阪サミットが大規模な交通規制が行われ、厳戒態勢の中行われています。その影響ですべての府立学校が27日、28日の2日間休校になりました。生徒たちは4日(木)から始まる期末考査の勉強に精を出していることでしょうが、今、大阪で話し合われているテーマについて、生徒の皆さんにも考えてほしいと思い、その機会を作ることができないものかと考えているところです。

 サミットは、20か国の他、オランダ、シンガポール、スペイン、ベトナムの招待国とASEAN議長国(東南アジア諸国連合・タイ)、AU議長国(アフリカ連合・エジプト)、APEC議長国(アジア太平洋経済協力・チリ)、NEPAD議長国(アフリカ開発のための新パートナーシップ・セネガル)、国連、世界銀行、IMF(国際通貨基金)、WTO(世界貿易機構)、ILO(国際労働機関)、FSB(金融安定理事会)、OECD(経済協力開発機構)、ADB(アジア開発銀行)、WHO(世界保健機関)の国際機関議長国やリーダーが参加していることに大きな意義があると思っています。 詳しくはG20大阪サミット公式ホームページをご覧ください。https://g20.org/jp/  

 2015年9月の国連サミットで、SDGs(エス・ディー・ジーズ)=「Sustainnable Development Goals(持続可能な開発目標)」が採択されました。それは、国連加盟193か国が2016年〜2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。SDGsが採択されたことは、世界の平和と新たな人間社会の構築を志す人々にとって記念すべき第一歩になったと言えるでしょう。

 SDGsは、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。そのどれもが、次代を担う生徒たちにとって必然的に考えるべきテーマだと言えます。課題の多くはこれまでの人間社会が生じさせたもので、若者たちにその責任が直接あるものではありませんが、いのちと一緒にさまざまなバトンを受け継いだ自分の問題として当事者意識を持って向き合ってほしいと願っています。

 17の目標は次の通りです。これらの課題についてすでに先進的に取り組んでいる高校も少なくありません。

 1 貧困をなくそう
 2 飢餓をゼロに
 3 すべての人に健康と福祉を
 4 質の高い教育をみんなに
 5 ジェンダー平等を実現しよう
 6 安全な水とトイレを世界中に
 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
 8 働きがいも経済成長も
 9 産業と技術革新の基礎をつくろう
 10 人や国の不平等をなくそう
 11 住み続けられるまちづくりを
 12 つくる責任 つかう責任
 13 気候変動に具体的な対策を
 14 海の豊かさを守ろう
 15 陸の豊かさも守ろう
 16 平和と公正をすべての人に
 17 パートナーシップで目標を達成しよう

 SDGsの素晴らしいところは、歴史も文化も民族も宗教も異なる様々な国が集まり、全世界で同じ枠組みで考え、進めようとしているところです。まさに「一人の地球人として何ができるか」を考え行動しようとしていることです。そのためには目標の実現に向けて、互いに信頼しあうこころと態度が大切です。
 
 「生徒たちにどのように投げかけていくのか」、身近なテーマから始めてみるのもいいかもしれません。まずは私自身が、「今朝食べたごはんの半分は自分が生きるため、あとの半分はほかの人(や生きもの)が生きるため」に使おうと心に決めて生きることだと思いました。

 今、正門前の花壇の一角にミントの花が満開を迎えています。近くに寄ると清爽なミントの香りが強く放たれているのに気がつきます。しばらく側で見ていると、この香りに魅かれてか、蝶やハナアブ、蟻などいろいろな虫がひっきりなしにやってきては花に停まって蜜を吸っているようです。茂みの中で巣を張って逆さになってじっと待ち構えている大きなコガネグモもいました。

 花壇の一角の小さな茂みの中だけでも、それぞれがいのちをかけて生きるために共存している世界がありました。私たちにできることは何でしょう。



06.28.金  
園児のみんながやってきました
 サミットによる休校2日めの学校はとても静かです。部活動もなく、生徒の姿はありません。

 そんな時、1台のマイクロバスがやってきました。めだか保育園の子どもたちです。今年も運動会の練習に来てくれました。今日は生徒がいないので交流はできませんでしたが、19日の本番に向けて、マーチングやかけっこ、パラバルーンの練習を一生懸命していました。かわいくて仕方ありません。



06.28.金  
夏色の空
 午後から青空が広がってきました。南寄りの風が暖かく、真夏のような入道雲が空のあちこちに出ています。明日の夜からしばらく雨が続き、日曜日から月曜日にかけてかなりの大雨になるとのことです。

 夏色の空とマーチングの太鼓やシンバルの音が合わさり、1枚の絵のようです。



06.27.木  
晴耕雨読
 雨の中、明日から始まるG20大阪サミットに出席するG20各国及び招待国や国際機関議長国など、世界中から次々と首脳が大阪に入られています。主要テーマは、「世界経済」「貿易投資」「イノベーション」「環境・エネルギー」「雇用」「女性のエンパワーメント」「開発」「保健」についてです。世界の人々の幸福と平和を願い、それぞれの国の立場に留まらずに話し合い、実りある2日間になることを願っています。

 天気予報によると昨日に梅雨入りしてから、ずっと雨模様になるそうです。「晴耕雨読」、雨の日は家で読書にふけるのもいいかもしれません。図書館に行くと読みたい本がたくさんあります。世界中に本はいったい何冊あるのでしょう。

 本校の図書館に入ってすぐの所にあるディスプレイは、新刊や話題の本、授業で学んでいる小説や評論の出典などでいっぱいです。残念ながら、本を読む習慣のある高校生はとても少なくなりました。本を読むのは少々面倒に思うかもしれませんが、読み出すと面白くて、意外に素敵な時間が手に入るかもしれません。

 今、生徒の皆さんは期末考査の勉強で読書どころではないでしょう。大いに勉強に打ち込んでください。そして、考査が終わってからは、ザザと降る雨音をBGMに話題の本や有名な文学小説を読んでみるのも、ちょっとした贅沢な時間になるかもしれません。本校の図書館をぜひ利用してみてください。

 今日は私も読みかけの本を読んでしまおうと思います。



06.26.水  
梅雨入り
 ようやく大阪も梅雨入りした模様です。昨日と今日の17時30分の正門前からの風景を並べてみました。ご覧のとおり、昨日は「梅雨はほんとに来るのかなぁ」という感じでしたが、今日は梅雨らしい空模様になりました。明日は南海上にあった梅雨前線が一気に日本海まで押しあがり、湿舌(南からの湿った高温の空気の塊)が入ってきて、梅雨末期のような激しい雨が降りそうです。2つの熱帯低気圧も北上し、そのうち一つは台風に発達して紀伊半島沖をかすめていきそうなので注意が必要です。

 さて、G20大阪サミットのため、明日から4日間は大規模な交通規制があり、学校も休みになります。次の登校は7月1日(月)です。図書館では下校時刻まで先生に漢文を教えてもらっている生徒がいました。昨日は体育館で走り回っていたかと思えば、今日は図書館でしっかり勉強と、メリハリが効いた生活をしている様子で偉いなぁと思いました。



06.25.火  
清朋太鼓の響く夏
 「ドドドドッドドドドッ…」

 聴き慣れたリズムです。夕方、体育館の向こうから清朋太鼓の地打ちの音が聞こえてきました。体育館の東側、1年自転車置き場の所がいつもの練習場所です。7月27日の池島校区連合自治会主催の夏祭りのオープニング出演に向けて、古タイヤを太鼓に見立てて、2人で地打ちの練習を熱心にしているところでした。「清朋太鼓が楽しみ」だと地域の方々がおっしゃってもらっています。昨日の準備会で、今年度の池島音楽祭の開会セレモニーも出演させていただくことになりました。地域の方々が楽しみにしてくださっていることはとてもありがたく嬉しく思います。打ち手の部員は2人ですが、地域の方々の期待に応えるべく、溌溂と、そして威風堂々と、清朋太鼓の練習に打ち込む二人が輝いて見えました。頑張ってください。

 地打ちの響きを聴きながら見上げた空は、真っ青に晴れわたっていました。梅雨の合間の晴天を「五月晴れ」と言うのなら、まさに今日のような晴天のことを指して言うのでしょう。あまりに気持ちがいいので、皆さんにも見てもらおうと写真に収めました。

 梅雨明けの晴天を「梅雨晴れ」と言うそうです。今年はほとんど雨が降らないまま「梅雨晴れ」となり、夏が始まったかのようにも感じますが、蝉の声は聞こえません。虫たちはこれから梅雨が始まることを知っているようです。ここからの風景は、明日はどんな表情になっているのでしょう。



06.25.火  
がんばる運動部B〜バレーボール部/女子バスケットボール部
 体育館ではバレーボール部と女子バスケットボール部が一生懸命練習していました。部員一人ひとりのひたむきな姿に感動を覚えます。バレーボール部は今月3年生が引退し、新チームとしてスタートしました。先輩から後輩へとスキルもハートも引き継がれています。頑張ってください。



06.24.月  
がんばる運動部@〜硬式野球部
 保護者懇談週間が終わり、1週間ぶりに6時間授業が戻ってきました。週末はサミットで休み、来週の木曜日4日からは期末考査が始まります。あっという間に1学期が過ぎていきそうです。
 公式戦を間近に控えたクラブ以外は、部活動に打ち込めるのも水曜日までになりました。

 硬式野球部は、夏の甲子園の大阪府予選の抽選が終わり、対戦相手が決まりました。初戦の相手は精華高校、13日(土)9時久宝寺緑地球場です。

 今年は3年生保護者対象進路講演会の時間とちょうど重なっているので、応援に行くことはできませんが、15日の2回戦の泉大津高校戦の応援に行けるように必ず勝ってきてほしいと願っています。

 練習の様子を見に行ったときは、バッティング練習に精を出している時でした。チーム一丸となって声を掛け合い、とてもいい感じです。精一杯自分の力を出しあって、この調子で頑張ってください。



06.24.月  
がんばる運動部A〜硬式テニス部/サッカー部/ソフトボール部
 硬式テニス部は今日も外部指導者の山本コーチにきてもらって、丁寧な技術指導をしてもらいながら、たくさんの部員たちが男女一緒になって打ち込みをしていました。2年前とは見違えるほど人数も増え、とても活気あるクラブになり、メキメキ上達もしています。昨日の中央大会はどうだったのでしょうか。引き続き溌剌と頑張ってください。

 サッカー部は顧問の先生も入ってミニゲームをしているところでした。常に動き素早く細かくボールを繋いでシュートまで持っていく練習のようです。1年生でもとてもいい動きをしているので楽しみです。動きが速くてもボールを落ち着かせて確実に繋ぐスキルアップをめざして頑張ってください。

 グラウンド西側ではソフトボール部と陸上部が練習していました。ソフトボール部はマシーンを使ってライナー性の打球を捕球する練習をしていました。日新高校と合同チームを作って公式戦で勝つこともできました。初心者だからこそ体感できる「メキメキ上達感」を自ら感じているところでしょう。これからどんどん凄いチームになっていきそうな予感がします。頑張ってください。



06.24.月  
令和元年度第8回池島音楽祭〜第1回準備会議
 午後7時から池島公民分館で、今年度の「池島音楽祭」の第1回準備会議があり、音楽科の青木先生と出席してきました。

 道中、治水緑地の向こうに沈む夕陽がとても綺麗でした。夏至を過ぎた頃から7月の初めまでが最も日の入りが遅くなります。今日の大阪の日没は19時17分、空高く上がった太陽は真西より随分北寄りに沈みます。茜色に染まりゆく緑地からいろいろな鳥たちの声が途切れることなく聞こえています。

 「池島音楽祭」は、池島町、新池島町、若草町の3町会から組織する「池島校区自治連合会」主催の地域の方々による手作りの音楽祭です。子として8回めを迎えられました。本校の生徒たちも参加させていただいており、昨年度も放送部が司会を務め、吹奏楽部が活躍しました。今年は11月9日(土)午前です。



06.23.日  
本校スクールカウンセラーの紹介です
 おはようございます。今日も国体選考会でもある大阪陸上競技選手権大会で長居競技場に来ています。朝早くから中学生から社会人までたくさんの選手たちが集い、また、競技役員の方々も選手たちが安心して安全に競技に集中できるよう準備を進められています。
 中学や高校の先生方も多く、明日から平常通り学校で勤務され、休みがないのが現実です。特にこの時期は毎週のように様々な公式戦があり、1か月ほとんど休みがないことが普通です。
 近年、学校現場でも「働き方改革」が求められていますが、インターハイや国体をはじめ様々な競技会を支えてこられた先生方は、何十年もこの状態が当たり前になっています。いつまでもこのままでいいとは思いませんが、そのおかげで生徒たちが目標をもって部活動に取り組み、競技会では達成感や自己肯定感を得る機会となり、また、チームメイトとの共感や確固たる信頼が築かれてきました。中にはオリンピックやパラリンピックに出場するようなトップアスリートとして巣立っていく選手も少なくありません。
 頑張る生徒たちはもちろんですが、生徒のために休日を返上し、競技会を支えてこられた先生方に心から感謝し、敬服するばかりです。そんな思いで、少しだけですが昨日からお手伝いをさせてもらっています。

 さて、今日は引き続き今年度も本校のスクールカウンセラー(SC)としてお世話になっている山口智子先生を紹介します。月1回お越しいただき、生徒の悩みや不安に寄り添い、時には道標となって生徒を導いてくださっています。スクールショーシャルワーカーは主に生徒の福祉的支援を、スクールカウンセラーはこころの支援をしてくださっています。以下に5月28日に発行された「相談室便り3号」に掲載された山口先生の自己紹介文を掲載します。今年度もよろしくお願いいたします。

 「みどり清朋高校のみなさん、こんにちは。スクールカウンセラーの山口智子(やまぐちともこ/臨床心理士・公認心理師)です。どうぞよろしくお願いします。
 さて、みなさんは「錯視」というものをご存知でしょうか。これは人間の目の錯覚によって同じものが異なって見える現象のことです。
 『同じ長さの線分の両端に矢羽をつけた場合、内向きにつけると線分は短く見え、外向きにつけると長く見える』という『ミュラー・リヤー錯視』が有名ですが(上図参照)、他にも正面からと反対側からとではまったく違った形に見える立体図形など、錯視にはたくさんの種類があります。

 錯視とカウンセリングには一見何の関係もなさそうですが、この2つの事柄は「リフレーミング」というキーワードで繋がっているように思います。リフレーミングとは、物事や出来事の枠組みを外し、別の枠組みや視点を与えることです。

 同じ体験をしても捉え方は人それぞれです。カウンセリングでは、来談者の主観を尊重しながら個々の体験を違う角度から眺めたり、考えるお手伝いをする場合があります。出来事そのものは変えられませんが、別の枠組みで解釈することによって、乗り越えられたり新たな気づきがあったりしたらいいなと思います。

 折しも今年5月1日から令和の時代がスタートしました。4月30日と5月1日は連続した時間の中の2日間に過ぎませんが、元号が変わることで「新しい時代の始まり」「気持ちも新たに」と特別な気分になったのは私だけではないと思うのです。まさにリフレーミング、捉え直しです。

 新年度を迎え、新学期から順調に過ごした人も、うまく乗れなかったと感じた人も、また新しい気持ちで一緒に初めていきましょう。」

 山口先生、いつもありがとうございます。令和の時代もどうぞよろしくお願いいたします。山口先生と相談したい生徒は、担任の先生か保健室に申し出てください。



06.22.土  
本校スクールソーシャルワーカーの紹介です
 おはようございます。夏至の今日は朝から高い日射しが強く地面を暖めています。今日は、今年度も昨年度に引き続き、本校に来てもらっているスクールショーシャルワーカー(SSW)の松本喜美代先生を紹介します。

 昨年度はとてもお世話になり、私たち教員も心の支えになりました。今年度もすでにお越しくださり、昨日も来てもらったところです。ご紹介が遅くなりましたが、主に生徒の福祉的支援に係り、直接生徒や保護者と話してもらったり、私たちにご教示をいただいたりしてもらっています。以下に松本先生に自己紹介文を書いていただきましたので掲載いたします。ありがとうございます。

「スクールソーシャルワーカーの松本です。スクールカウンセラーはよく知られていますが、“スクールソーシャルワーカーって何をする人?”か、よく聞かれます。ひと言で言うと、学校で福祉の仕事をする人です。生徒さんが抱えている家庭や学校での悩みや困りごとに働きかけて、先生方と一緒にその生徒さんの環境が少しでも改善されるようお手伝いする仕事です。
“アルバイトを一緒に探して欲しい”“進学したいが学費がない”“親が病気になり働けなくなった”“親から虐待を受けている”“友だとのことで悩んでいる”“自分に合う仕事の見つけ方が分からない”などなど・・・・生徒さんだけでなく、保護者の方の相談人にも乗りますので、何でも気軽に声をかけて下さいね。」



06.22.土  
夏至
 今日は昨日から開催されている「第87回大阪陸上選手権大会」の競技役員でヤンマーフィールド長居競技場に来ています。今年の大阪ナンバーワンをめざして、中学生から社会人まで参加標準記録を突破した選手が競います。本校からの出場はありませんが、高校生も多く出場しています。

 昼前から青空が広がってきました。夏至の太陽が容赦なく照りつけ、競技場の気温も上がって暑く感じるようになってきました。なかなか梅雨入りしませんが、夏はもうすぐそこまでやってきているかのようです。白い絮雲がもくもくと湧き立っています。



06.21.金  
「伊豆の踊子」を読む〜3年「現代文B」
 懇談週間の週末を迎えました。今日も午後から保護者の方々がたくさん来校されていました。ありがとうございます。夕方の大雨に遭われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。時間雨量80ミリを超えるような猛烈な雨は私が幼少の頃は滅多になかったように思いますが、今は全く珍しくなくなったように感じます。

 3時間め、3年7組の現代文Bの授業を見学しました。欠席はゼロ、全員出席で居眠りしている生徒もいません。

 今日は川端康成の初期の代表作、数々の映画やテレビドラマにもなった「伊豆の踊子」の最後の授業です。
 先生は、主人公の「私(20歳)」は19歳の川端康成本人であること、年齢を1つ誤魔化したのは、小説の中に「煙草を吸う」場面があったからだと思われることを伝えられました。そして、1歳7か月で父を亡くし、2歳7か月で母を亡くし、その後も次々と身内を亡くし、ついに天涯孤独となっていく康成の生い立ちや、東京の喫茶店で出会った初恋の人との婚約を理由もわからず破棄されて、失意の中、孤独や憂鬱な気持ちから逃れるために伊豆へ一人旅に出たこと、そこで出会った旅芸人一座と道連れとなったことなど、康成自身の実体験に基づいて描かれた小説であることを伝えられました。

 主人公に康成自身を重ねて描かれた言葉の一つひとつについて、生徒たちは言葉を通して康成に思いを馳せる「深い学び」へと誘われていきます。

 「涙がぽろぽろカバンに流れた。」「美しい空虚な気持ちだった。」

 主人公の「私」を透かして見える康成の心情はどんなのであったのでしょう。先生はアンケートと称して、生徒たちにぐいぐい迫っていかれます。とても奥行きの深い学びの時間でした。もう一度、久しぶりに「伊豆の踊子」を読んでみたいと思いました。ありがとうございました。

 



06.20.木  
自己紹介をしよう〜1年「社会と情報」@
 大阪は梅雨入りのタイミングを逃したのか、梅雨前線は遠く離れた南海上に横たわっています。平年(30年平均)では大阪の梅雨入りは6月7日頃ですが、今年は随分遅い梅雨入りになりそうです。

 3時間めに1年4組「社会と情報」の授業を見学しました。今日は自分で作ったスライド資料を用いて「自己紹介」の発表です。

 パワーポイントのソフトを使って4時間で6枚のスライド資料を作り、1分30秒で発表します。みんなとても上手です。



06.20.木  
自己紹介をしよう〜1年「社会と情報」A
 「社会と情報」の授業では、担当の先生が作られた「補助プリント集」の冊子を活用しながら、情報モラル、パソコンの基礎となる2進数等の知識、ワープロソフトを使った文書作成(WORD)、タイピング練習など様々な学習をしてきました。そして、プレゼン発表には欠かせなくなったPOWERPOINTによるスライド資料作成を学び、今回の発表を迎えました。

 自己紹介では、90秒の時間で、趣味や特技、部活動、自分の性格、休日していること、好きなこと、苦手なこと、頑張りたいこと、将来の夢などが、個性いっぱいで楽しいスライドを見せながら短い言葉で端的に紹介されました。台本を見ずに聞き手の方を見ながら上手に話している生徒もいて感心しました。



06.20.木  
自己紹介をしよう〜1年「社会と情報」B
 生徒一人ひとりの発表を聞いているうちに、相田みつをさんの「みんな違ってみんないい」の言葉が浮かんできました。「強いサーブが打てるようになりたい」「テストで全部70点以上取りたい」「たくさん友達つくりたい。そして一緒にいろいろな所へ行きたい。海や山や宇宙や火山などです」と言って聞き手を楽しませてくれる人もいました。

 僅か90秒の発表ですが、みんな輝いていました。1年生の1学期で生徒の皆がここまでできることにとても感心しました。生徒たちが持つ能力の高さに改めて気づかされました。

 生徒たちは、互いに評価をしていました。発表を聴いては評価点をつけます。



06.20.木  
自己紹介をしよう〜1年「社会と情報」C
 評価はその指標となるルーブリックが明記されています。@発表態度 A内容 Bスライド C時間 の4観点についてそれぞれS、A、B、Cの4段階で評価し、感想を記入します。そしてその結果が本人に返されます。そこには各観点及び総合点のクラス順位が記され、本人の発表へのコメントも記されるようになっています。

 最後に、先生が今日の発表者へのコメント(良かったところ)を一人ずつ述べられました。1つの授業の中で、発表者にも評価者にもなるという経験ができる素晴らしい授業でした。発表者の皆さんありがとうございました。とてもよかったです。さらに磨きをかけてください。



06.20.木  
予約奨学金説明会/第1回学校運営協議会
 4時間めの授業が終わって、午後から予約奨学金の説明会が行われていました。昨日は5、6、7組で、今日は1、2、3、4組です。進路指導部の先生方が各教室に出向いて、担任の先生と一緒に予約奨学金の申し込みを希望する生徒たちに、奨学金と申し込む方法について説明されました。大学や専門学校などに進学を希望する生徒の大半が出席して聞いていました。生徒の皆さんには、奨学金のしくみを十分に理解したうえで申し込んでほしいと願っています。

 午後2時からは、校長室で今年度の第1回学校運営協議会を行いました。昨年度までお世話になった6名の委員のうち地域住民代表の高田さん(新池島町自治会長)は継続して今年度も委員を引き受けてくださりました。そして新たに5名の方に委員になってもらいました。

 第1回ということもあり、出席者の自己紹介を行いました。次に学校運営協議会実施要項の確認を行い、続いて昨年度の学校評価と今年度の学校経営計画(いずれもホームページで公開中)について説明しました。さらに各学年主任と分掌長の先生方から、それぞれの今年度の目標や取り組みについての説明がありました。委員の方からの質問や意見交換を行いました。会議の内容については後日本ホームページにて公開いたします。



06.19.水  
1、2年生「実力診断テスト」
 今日は1、2年生は第1回実力診断テストを行いました。学習状況のチェックと、国語、数学、英語の3教科各50分のテストを行いました。英語は別にスピーキングテストも行います。第2回は10月21日に予定しており、別に行う3回の到達度テストと併せて、生徒一人ひとりの学習をサポートし、基礎学力の向上と希望の進路実現を図ります。

 大切なのは、生徒が自身の学力向上に対して「本気」になることです。そのきっかけを先生方は授業をはじめ様々な場面でつくっています。自分の学力が診断されたあと、どう行動するかが最も重要です。高校に入ってからどれだけ学力が伸びるかは、中学生までの学習状況や入学時の学力よりも、自身の学力向上にどれだけ意欲的であるかによって決定づけられることを十分理解して、自分の可能性が無限にあることを信じて、自信をもって学習に取り組んでほしいと願っています。

 写真は2時間めの3年「生物」での実験のようすです。3年生は授業を行いました。



06.19.水  
脱水素酵素の働き〜3年「生物」@
 今日の生物実験は、生物が活動するためのエネルギーをどのような反応によって得ているかを確かめる重要な実験です。作業手順を理解して誤らないように注意する必要があります。

 授業は、50分で、嫌気的条件下で行われるアルコール発酵と、好気呼吸で重要な働きをする脱水素酵素の働きを確認する2つの実験を同時並行で行ってしまうという、確実性と手際の良さが求められるレベルの高い実験でした。

 生徒たちは、先生の指示をよく理解して上手に進めていました。



06.19.水  
アルコール発酵〜3年「生物」A
 私たちのからだを作る細胞で行われている酸素を使う好気呼吸は、アルコール発酵等のような酸素を使わない嫌気呼吸に比べ、反応によって生じるエネルギーATPの量は圧倒的に異なります。私たちが活発な活動ができるのは脱水素酵素のおかげだと言えるでしょう。脱水素酵素を直接見ることは困難ですが、メチレンブルーの色の変化によって、その存在を確認することができました。

 ツンベルク管を用いた実験は、生徒たちにとって初めてだったようです。今日の実験はツンベルク管がなければもっと時間がかかったことでしょう。クエン酸回路や水素伝達系を見つけ、ATPがつくられる仕組みを最初に解き明かした人も凄いですが、ツンベルク管を最初に作った人も凄いと思いました。

 生徒たちは皆、熱心に取り組んで素晴らしかったです。



06.18.火  
がんばる3年生〜「毎朝学習会」
 おはようございます。懇談週間の最中、今日も午前中の授業で授業公開も行っています。担任の先生方が午後から懇談を行っている間に副担任の先生方は中学校訪問に出かけられる等、それぞれ分担して勤められています。

 朝、7時20分、1人、2人、3人…と、3年生が自転車に乗って颯爽と登校してきました。体育大会明けから英語の「毎朝学習会」に出席するためでしょう。期日までに希望した16名が毎朝7時30分から教室で英語の学習に勤しんでいます。早朝から凛とした空気の教室で素晴らしいです。
 自らがんばる生徒がいて、ペースメーカーとなってがんばる生徒を支える先生がおられる。この調子で続けると半年後にはぐんと伸びる事でしょう。

 受験には粘り強く頑張り続ける根気が必要です。夢は大きく高い志をもって、怯まず向かう強い気持ちを持ち続けてください。 



06.17.月  
タマシギのつがい
 16日朝に発生した拳銃強奪事件の容疑者が今朝7時までに確保されたと聞き、一安心です。

 安心したところで、ほっと一息の写真です。恩智川沿いの田圃に今年もタマシギがきており、連日アマチュアカメラマンの方々で賑わっています。タマシギはチドリの仲間の留鳥で、湿田や沼地に生息していますが、最近では数が少なくなっているそうです。

 タマシギは多夫一妻性でオスがつくった巣に卵を産むと、別のオスに求愛行動をとるそうです。残されたオスは卵を温めて孵して子育てをするそうです。体も一回り大きく色合いも目立つ方がメスのようです。いずれにせよ、水田や水辺があって、そこにいろいろな鳥がやってきて、それにカメラを向ける人たちが集う…、こんなに平安な時間が流れている日常が、地元にあることを嬉しく思います。

 本校ソフトボール部の顧問の先生から嬉しい便りが届きました。今年1年生が5人入部し、日新高校と合同チームを作って頑張っていますが、昨日、伯太高校で公立高校大会が行われ、1回戦で淀商と門真なみはや高校の合同チームと対戦し、12対5(6回コールド)で見事勝ったそうです。続く2回戦では、高槻北高校に敗れましたがとてもいいゲームができるようになったと喜んでられました。応援に行けなかったのは残念ですが、1つ勝てたことで、部員たちも自信がついただろうと、とても嬉しく思います。これからも伸び伸びと頑張ってください。



06.16.日  
授業公開週間ですB
 体育大会が終わり、3年生はそれぞれの進路実現に向けて一層本腰を入れて取り組む時期になっています。

 上の写真は昨日の英語理解と日本史演習の授業の様子です。英語理解では、ペアワークで問題演習を行っている所で保護者の方も見学に来られていました。自分一人で黙々と勉強するのと、このようにペアになって話し合いながら一緒に学習するのとどちらが効果的でしょうか。
 自分一人で学習するのは家でも図書館でもしようと思えばいつでもできますが、ペアワークやグループワークは志を共にする相手がいないとできません。私自身の経験力も踏まえ、いろいろな授業を見学し、実践者や研究者の報告を読む中で、授業についてはペアやグループワークの方がの上の刺激が多くはたらき、学習の定着が良い印象を持っています。

 では、自分ひとりで黙々と勉強するのはあまり良い学習法と言えないのかというと、そういうことはありません。大切なのは、グループにせよ1人にせよ、頭を動かして能動的な深い学びができているか、という事です。日本史演習の授業では、生徒たちはとてもよく頭を動かしながら授業を受けているように見えました。

 頭を動かしながら取り組むことは、勉強だけではありません。運動も芸術活動も、日々の生活のさまざまな場面でも同じです。生徒の皆さんには、今すべきことに積極的に向き合って、しっかり頭を動かしてよく考えながら行動してほしいと願っています。



06.15.土  
授業公開週間です@
 今日から授業公開が始まりました。保護者懇談週間にあわせて15日(土)から21日(金)まで1〜4時間めの授業を公開します(6/17(月)は代休)。

 ところが、朝からものすごい東風が吹いています。自転車に乗って登校するのが心配なほどです。気象情報をみると、未明に強風注意報が出されているものの暴風警報が出ているところはどこもありません。学校付近は遮るものがほとんどなく吹きさらしになるので余計に強く感じます。何件か「休校にならないか」とお問い合わせをいただきましたが、警報が発表されていないのを確認し、8時30分に職員集会を行いました。通常通り8時35分に教室で点呼をとり、登校してきた生徒の安全確認と、いない生徒の出欠確認を行い、授業を10分遅らせて実施するよう連絡しました。

 連絡を終えて直ちに正門に出ると、強い風の中たくさんの生徒たちがしっかりペダルを踏んで登校してきました。雨が降っていなかったのが幸いです。いつもどおり34分までにはほとんどの生徒が教室に入って点呼を受けていました。遅刻者はほとんどいません。おそらく強風の中の登校を考え、かなり早めに家を出たのでしょう。素晴らしい判断です。

 予定していた10分遅らせての時間割になったのでノーチャイムデーはやめました。そして、玄関に受付テーブルを出して、どの教室で何の授業を行っているかがわかる図表を貼りました。10名の保護者が見学に来てくださっていました。

 2年「数学U」は数式のグラフを描く練習をしていました。生徒たちが前の電子黒板を使って解答していました。

 プールの水温は25℃と問題ありませんでしたが、風がいよいよ強く、3時間めからプールの授業を止めて図書館で保健体育に係る読書の自主学習の時間に変更しました。



06.15.土  
授業公開週間ですA
 3時間め、2年「現代文B」の授業は、原研哉氏の評論「日本のデザイン〜美意識がつくる未来」から「持たないという豊かさ」の一節の読解をグループワークで進めていました。「『緊張ではなくゆるみや開放感こそ心地よさに繋がるのだ』という意見に筆者は同反論しているか」について考えている所です。評論の授業はしばしば私たちの生き方について深く考えさせられます。この文章も例外ではありません。

 別の教室では、2年「生物基礎」の授業が行われていました。創立十周年記念事業として全ての普通教室に電子黒板を設置していただいたので、有効に利用する先生方もたくさんいます。

 熱心に問題演習に取り組んでいるクラスもありました。生徒たちは頑張っています。
 



06.14.金  
紫陽花がきれいです
 朝から徐々に雲が広がり夜には雨になりそうです。いよいよ大阪も梅雨に入る模様です。登下校で雨に濡れるのはあまり嬉しいことではありませんが、梅雨があるおかげで多くの植物が育ち、もこもことした豊かな森ができると言ってもいいでしょう。たくさんの水と光を浴びて、植物の生長が際立つ季節です。学校周辺の水田の稲苗もよく育っています。

 この季節は何といっても紫陽花がきれいです。校庭の紫陽花も6月に入って見頃を迎えています。紫陽花は「四葩(よひら)」とも呼ばれ、これは花弁に見える4枚のガクからその名称が生まれたそうです。街のあちらこちらに見られ、とても馴染み深い植物ですが、同じような花を咲かせる植物をあまり知りません。本当の花は、ガクに囲まれた真ん中にある小さな丸、とても可愛いです。

 紫陽花は晴れの日よりも、濡れて艶やかに見える日の方が綺麗に見える気がします。これから雨降りの日が増えるかもしれませんが、雨の日は雨の日の楽しみ方があるように思います。



06.13.木  
今日の午後
 久しぶりにすっきりと晴れました。気温も上昇し、6時間めは全教室にエアコンを入れました。今日の5時間めは学年それぞれのメニューでした。

 1年生は、大阪府立大学看護学研究科の知恵先生を講師にお招きし、体育館で「性に関する講演会」を行いました。高校1年生の生徒たちにとって、とても大切なことを分かりやすく教えてくださりました。ありがとうございました。

 2年生は、各教室で担任の先生からスタディプログラム到達度テストの帳票返却と事後学習の仕方について、科目選択について、そして修学旅行についてなど、それぞれ大切なことの説明がありました。

 3年生は、5、6時間めを通して、卒業アルバム用の個人写真撮影と並行して就職に係る人権学習を行いました。

 それぞれの時間、それぞれの学年に応じた学びや活動が行われていました。



06.13.木  
到達度テスト分析会を行いました
 放課後、「スタディープログラム到達度テスト分析会」を行いました。5月9日に1,2年生で実施した第1回到達度テストの帳票返却に当たり、データの見方や本校生の傾向などについて把握し、生徒一人ひとりにどのようなアドバイスやガイドをすればよいか、ベネッセの方の説明を聞きながら検討しました。

 生徒たちが、学習習慣を身につけて基礎学力を向上させ、学習に対して自信を持てるようになるためにはどうすればよいか、先生方は真剣です。今年度、1、2年生全員に導入したスタディープログラムを、生徒が主体的に効果的に活用してほしいと願っています。そのための方策を、今年度発足した学力向上支援委員会を中心に考え、教科と学年の協働による実践を進めているところです。



06.12.水  
教育実習生研究授業〜「徒然草」
 今日、5時間めに教育実習生の内海さんの研究授業がありました。2年「古典B」、題材は徒然草第53段「これも仁和寺の法師」です。内海さんの大学の先生も来られました。

 授業の始めに、今日の学習内容の説明を端的にされました。「何を学ぶのか。何について考えるのか」を授業の冒頭で伝えることはとても大切です。それから本文の読み合わせのペアワークです。そして本文の語句や文法の確認を丁寧にされました。足鼎とはどんなものか、また、帷子とはどんなものか。イラストや写真を見せながら、本文中の他の語句の意味調べを各自で古語辞典を引かせていました。

 後半は過去・詠嘆の助動詞「けり」の用法のドリル演習です。助動詞の用法は、1年生で学習しているので、全くわからないという生徒はいないようです。テンポよく盛りだくさんの授業進行でした。

 それにしても、足鼎のような特別な器を逆さにして頭から被ることを、調子に乗ったからといって本当にするでしょうか。仁和寺の僧侶は、当時はあまり評判が良くなかったのかもしれません。

 内海さん、たった一人の教育実習はたいへんだったでしょうが、あと3日間 頑張ってください。



06.11.火  
体育大会1〜入場行進@
 撮った写真を整理していたら日付が変わってしまいました。11日になりましたが今日は昨日10日に行われました体育大会の記録と共に様子を紹介します。生徒の皆さん、先生方お疲れさまでした。応援してくださった保護者の皆様ありがとうございました。少し時間がかかりますが、順次掲載いたします。

 雨が止むのを待って始まった入場行進、今年は吹奏楽の生演奏です。司会進行のマイクを持つのはもちろん本校の頼もしい放送部の皆さんです。

 今年の体育大会のテーマは「爆裂」。生徒たちが主体的に取り組む手作りの体育大会をめざし、当日は生徒たちが持つ漲る力を一気に思い切り出し合おうということです。生徒会執行部役員が携えた校旗を先頭に、元気いっぱい赤団から行進が始まりました。



06.11.火  
体育大会2〜入場行進A
 入場行進は3年行進長のリードで練習してきました。もちろん行進だけでなく、本部テント前で短時間のパフォーマンスも行います。3学年全員の息ぴったりで溌剌とした行進は、生徒たちからたくさんの元気をもらいます。1組から順に、赤団、黄団、青団とそれぞれに工夫もみられます。



06.11.火  
体育大会3〜入場行進B
 続いて紫団、黒団、橙団が入場してきました。団によって正面を向いた時の学年の並びも様々です。生徒たちの表情が空を覆った灰色の雲を吹き飛ばしそうです。



06.11.火  
体育大会4〜入場行進C
 行進の最後尾は7組桃団です。1年生は6組までになったので、2、3年生だけの行進ですが、人一倍元気いっぱいで安心しました。競技に参加する生徒の数も他の団の3分の2なので、平等になるように得点を1.5倍にする等調整します。

 全員がグラウンド中央に集まりました。後で、閉会式時に発表されましたが、入場行進は、「赤団、赤団!」と最後まで掛け声を揃えながら元気に行進した赤団が優勝しました。

 開会式が始まりました。生徒会長3年4組南さんの開会宣言です。そして3年7組松村さんの「競技に関する注意」がありました。



06.11.火  
体育大会5〜開会式
 団旗を持ち上げ団長が朝礼台に集まりました。恒例の「選手宣誓」です。7色の若き血潮に燃ゆる力が一つになって、白熱の宣誓が声高らかに響き渡りました。

 3年7組利久さんのリードによる「みどり清朋体操」を皆で行いました。PTA実行委員の方々による給水コーナーも準備万端、氷屋さんが大きな氷を運んでくださり、十分な量のスポーツドリンクとお茶が用意されました。ありがとうございます。

 いよいよ競技が始まります。



06.11.火  
体育大会6〜100m走@
 最初の競技は100m走です。各クラス男女2名ずつの出場です。200mトラックの半分をセパレートコースで走ります。レーンは内側から、紫団、赤団、黄団、黒団、桃団、橙団、青団の順です。

 1年女子1レース1着は黄団、2レース1着は黒団、1年男子1レース1着も黒団でした。みんな一生懸命で素晴らしいです。



06.11.火  
体育大会7〜100m走A
 1年男子2レース1着は黄団、2年女子1レース1着は桃団、2レースは橙団でした。スターターや着順、用器具等競技役員は運動部の生徒たちが行っています。



06.11.火  
体育大会8〜100m走B
 2年男子1着は2レースとも青団、3年女子1レース1着は橙団でした。



06.11.火  
体育大会9〜100m走C
 3年女子2レース1着は桃団、3年男子1レース1着は桃団、2レース1着は青団でした。やはり学年が上がるとスピードも迫力も増します。



06.11.火  
体育大会10〜応援合戦@
 大会本部は常に雲の動きを見ながらの競技運営になりました。出場予定の生徒さんには残念な思いをさせましたが、天候と安全面を考え、地面が柔らかくなると滑る等で転倒の可能性が高い「綱引き」「デカパンリレー」「障害物リレー」はカットし、他の競技も順序を入れ替えました。

 プログラム2番は「応援合戦」です。制限時間3分で各応援団全員によるパフォーマンスショータイムが始まりました。

 まずは青団の登場です。大きな声で溌剌とした爽やかな演技でかっこいいフォーメーションが印象的でした。続いて橙団です。タオルを振り振り元気いっぱいで迫力ある演技でした。3番めに登場したのは黒団です。テンポのいい動きがよく揃っていてよかったです。



06.11.火  
体育大会11〜応援合戦A
 4番めの登場は紫団です。1分20秒と少し時間が短く感じましたが、コンパクトによくまとまっていました。続いて登場した赤団は、ポップな感じでリズミカルに「1年、2年、3年」と学年ごとの紹介パフォーマンスがあったのが印象的でした。まとまりもよく、応援合戦の1位になりました。
 6番めの登場は桃団です。1年生がいない中ですが、陽気でみんなが楽しそうな雰囲気が伝わってきました。



06.11.火  
体育大会12〜応援合戦B/クラス対抗リレー@
 応援合戦の最後は黄団です。3年生が中心になってよくまとめて仕上げてきたなぁと感心しました。Tシャツも団幕も団のテーマに合った「絢爛」な印象の動物が描かれていい感じです。応援合戦のパフォーマンスは「絢爛」というよりは少々硬派な感じがしましたが、びしっと決まっていてよかったです。

 今年の応援合戦を見て感じたのは、限られた時間で3学年一緒に揃ってパフォーマンスを仕上げるのはかなり大変名のだろうということです。制限時間の3分より大幅に短い団が多くありました。3年生にとっては、清援も並行して練習しながらなので、ずいぶん苦労したと思われます。無理を重ねてしんどくなってしまわないように、来年度以降の取組みをどうするか生徒たちで話し合うことも必要ではと思いました。

 7団の3年生、頑張ってついていった、2年生、1年生の皆さん、お疲れさまでした。結果は7団とも上手なパフォーマンスでした。

 続いての種目はクラス対抗リレーです。女子100m×4、男子200m×4で、女子から行われました。1年1位は黒団(5組)、2年1位は赤団(1組)でした。おめでとうございます。
 皆、一生懸命なのが素晴らしく、決して「速い・遅い」が「良い・悪い」ではありません。クラスの代表は4人ですが、クラスがチームとして力を合わせることにこのクラス対抗リレーの大切な意義があります。結果が何位であっても、皆で力を合わせることができたかが大切です。



06.11.火  
体育大会13〜クラス対抗リレーA
 続いて3年女子の登場です。みんな本当によく頑張ります。結果は1位橙団(6組)、2位桃団(7組)、3位青団(3組)でした。

 次に男子です。1年は黒団(5組)が1位になりました。おめでとうございます。



06.11.火  
体育大会14〜クラス対抗リレーB
 2年男子は7レーン青団(3組)がいいスタートを切りましたが、最後は赤団(1組)アンカーが逃げ切り1位になりました。最後に3年男子がスタートしました。みんな真剣勝負です。



06.11.火  
体育大会15〜クラス対抗リレーC
 200mの距離は普段から走る運動をしている人とそうでない人とで差がつきそうです。運動部員の活躍が目立ちます。

 勝負は最終走者に委ねられました。赤団(1組)、紫団(4組)、橙団(6組)の接戦です。最後は橙団(6組)がかわして1位でフィニッシュしました。お見事です。



06.11.火  
体育大会16〜東西対抗棒引き
 続いての競技は「東西対抗棒引き」です。東軍(赤・黄・青団)と西軍(紫・黒・橙・桃団)に分かれ人数を合わせて、中央に置かれた本の竹棒を自陣に運び、合計の本数が多い方が勝ちです。
 1回戦、2回戦は女子チームで行われ、2回とも8対7の接戦で東軍が勝ちました。3回戦、4回戦は男子チームです。3回戦で東軍が棒を押す反則があったこともあり、男子は2回とも西軍の圧勝でした。最終結果は西軍31本、東軍20本で西軍の勝ちでした。



06.11.火  
体育大会17〜団対抗リレー@
 再び雨が降って地面がぬかるむ恐れもあったため、リレー競技を繰り上げて行いました。例年は最後の種目ですが、「団対抗男女混合リレー」を行いました。

 1チーム女子3人、男子3人の6人で、1走50m(1年女子)、2走100m(2年女子)、3走150m(3年女子)、4走200m(1年男子)、5走300m(2年男子)、6走400m(3年男子)で行うチームとして本格的な走力を必要とする競技です。得点も大きいので毎年皆が注目する白熱したレースになります。

 スタートしました。バトンが渡るごとに走る距離が長くなっていきます。女子から男子へと桃団が1番でバトンが渡りました。



06.11.火  
体育大会18〜団対抗リレーA/大縄跳び@
 団対抗リレーは桃団が先頭のままアンカーにバトンが渡り、そのまま1位でフィニッシュしました。続いて2位に橙団、3位に赤団が入りました。アンカーは400mなので普段かなり練習していないとバテてしまいますが、どのチームのアンカーも最後まで辛抱してよく走り切ったのには感心しました。あっぱれです。

 続いて1年学年種目「大縄跳び」です。各クラス2チームに分かれ、それぞれ制限時間2分間で最も長く飛べた回数の合計で順位をつけます。ハーベストの丘での前哨戦を経て、予行の時にも練習を重ね、いよいよ本番です。掛け声と声援が響き渡っていました。



06.11.火  
体育大会19〜大縄跳びA
 結果は橙団(6組)が60回で優勝、赤団(1組)が55回で惜しくも2位、3位には44回の青団(3組)が入りました。どの団も最後まで諦めずに頑張っている姿に感動です。



06.11.火  
体育大会20〜増脚リレー
 続いては、2年学年種目「増脚リレー」です。男女別に行い、2人3脚から3人4脚、5人6脚と増えていきます。女子のアンカーは6人7脚まで増えます。クラス対抗で速さを競います。結果は赤団(1組)の優勝でした。

 学年種目はクラス対抗で団対抗の得点種目になっていないのでなぜだろうと思っていましたが、生徒たちの様子を見ていると、プレッシャーがかからずに思い切りできていいなぁと、理由がわかったような気がしました。



06.11.火  
体育大会21〜玉入れ
 小雨も完全に止み、しばらく降りそうにないので午前中に「玉入れ」も行いました。3年女子、2年女子、1年女子の順で行いました。各45秒間で竹籠に何個入るか競います。竹籠はおよそ4mほどもあるでしょうか、今年は結構高い位置にあるのでなかなか入りません。それでも1個、2個、3個…、と次々入っていきました。結果は桃団が1位(桃団の得点は1年生がいないので、2、3年の合計を1.5倍します。)、2位に赤団が入りました。ちなみにクラス単位でのトップは黒団の1年5組です。15個と他を圧倒していました。



06.11.火  
体育大会22〜団幕@
 午前中の種目がすべて終わり、70分の休憩時間を取りました。すでにたくさん体力を使っている生徒もいるので、少しでも体を休めてほしいものです。

 昼休みの時間を利用して、各応援席に掲げられた大団幕の評価をしました。評価の観点は次の4つです。
 @ 団カラーが効果的に使われているか。
 A 団のテーマに合ったデザインを上手く表現できているか。
B 文字や絵のレイアウトがしっかりと考えられているか。
C 丁寧な作業で作成されているか。
 高い評価をもらうには、Aの団のテーマの表現がポイントのように思います。写真の幕の団とテーマは、左から赤団(熱く!赤く!高く!)、黄団(絢爛)、青団(鴻漸之翼)です。



06.11.火  
体育大会23〜団幕A
 続いて左から紫団(Grab Victory)、黒団(勇猛果敢)、橙団(橙胆不敵)です。



06.11.火  
体育大会24〜団幕B
 大団幕の桃団(虎視眈々)です。審査員によって評価が分かれたようですが、合計点で赤団が1位になりました。黒と赤の対比が厳かな雰囲気を醸し出していました。大団幕は2年生が中心になって制作しました。

 午後からは部対抗リレーと3年学年種目「清援」です。本部テントに置かれた総合優勝のトロフィーは今年はどの団が手にするのでしょう。

 また、ここまでやってこれたのも運動部や放送部の部員たちの競技運営スタッフとしての活躍があるからです。準備や片付けもよく動いてくれました。感謝です。



06.11.火  
体育大会25〜清援@黒団
 午後1時から部対抗リレーが行われました。女子1レース、男子2レース行い、それぞれに先生チームも参加しました。ユニフォーム姿で走る部活動も多く、颯爽と走る姿はカッコ良かったです。先生方も速くて驚きました。

 さて、いよいよ「清援」です。最初に登場したのは黒団(1組)です。演技時間3分55秒と制限時間4分に最も近く、有効な時間をいっぱいに使ったのはお見事でした。演技もシリアスにうまくまとめられていました。



06.11.火  
体育大会26〜清援A紫団1
 続いて紫団(4組)です。これは今までに見たことがないような演技でした。素早く変わる変化に富んだフォーメーションとそれぞれの場面での表現は、生徒一人ひとりに腕の動きや表情まで役割が分担されているようでした。それゆえに全体の統一感と表現力が強く伝わってきました。



06.11.火  
体育大会27〜清援B紫団2
 評価する人によって見るところが違うでしょうが、圧倒的な表現力はもはや芸術作品を観るような感覚にさせられました。他校でも同じようなものが行われていますが、今までたくさん見てきて、こんな感覚になったのは初めてのように思います。極めてレベルの高い素晴らしい作品でした。他の人も納得の1位だと思います。



06.11.火  
体育大会28〜清援C青団
 続いて青団(3組)の演技です。構成もしっかりとしていて元気で溌溂とした感じが伝わってきました。グラウンドを広く使っていたところも良かったです。



06.11.火  
体育大会29〜清援D黄団
 黄団(2組)の演技の構成や演技にも独創性があって、なかなかレベルの高い作品でした。黄色と黒の上下の衣装に銀色のポンポンがよく似合っていて演技に華がありました。最後にポンポンを投げ上げるところも素晴らしく、高い評価をつけていた人も多かったのではないでしょうか。記憶に残る名演技でした。



06.11.火  
体育大会30〜清援E橙団
 5番めの登場は橙団(6組)です。まず驚いたのは衣装です。デザインの細やかさと凝った縫製の仕方になっているように思いました。とても時間がかかったのではないでしょうか。みんなよく似合っていました。演技もしっかりしていて構成も良く、よく揃っていました。



06.11.火  
体育大会31〜清援F赤団
 続いて赤団(1組)の登場です。生徒一人ひとりの笑顔がとても印象的で、入場行進の時から一貫して笑顔で元気な様子が伝わってきていました。タイムロスもほとんどなく、展開もスムーズでした。白い手袋も統一感と演技を大きく見せるいい工夫だと思いました。



06.11.火  
体育大会32〜清援G桃団
 第12回体育大会のラストの演技種目は桃団(7組)の「清援」です。皆、元気いっぱいで躍動感のある溌溂とした演技でした。よく揃っていておそらくたくさん練習したことでしょう。このような「清援」が生徒の中で代々受け継がれていることは、本校のかけがえのない魅力の一つだと感じました。それを生徒たちが自らの演技をもって教えてくれています。ありがとうございました。



06.11.火  
体育大会33〜審査発表・表彰・閉会式@
 午後2時過ぎにはすべての競技が終わり、閉会式へと移りました。日射もほとんどなかったためか、ここまで熱中症の症状を訴える生徒は一人もなく、怪我も一人もいませんでした。

 成績発表は1、2年の学年種目からありました。応援の部門は次の通りでした。
・行進と応援合戦と大団幕(赤団)、Tシャツと団旗(橙団)、清援(紫団)

 おめでとうございます。



06.11.火  
体育大会34〜審査発表・表彰・閉会式A
 続いて競技の部の表彰です。次の通りでした。
 1位:桃団、2位:橙団、3位:青団

 そして最後に総合です。今年の総合優勝は橙団でした。おめでとうございます。2位に桃団、3位に赤団が入りました。
 



06.11.火  
体育大会35〜閉会の言葉・解団式
 表彰式が終わり、生徒会長の閉会の言葉をもって体育大会が無事に終わりました。一斉に片づけを始めるまでの10分間は各団に分かれての自由時間です。それぞれサークルになって団役から団の皆への感謝の言葉がありました。集合写真を撮ったり、側には担任の先生も一緒にいます。

 特に3年生を中心に「やりきった」という達成感を感じている生徒も多かったのではないでしょうか。何とも言えない豊かな表情をしています。



06.11.火  
体育大会36(最終号)〜10期生全員集合
 各団でのひと時が終わると、今度は3年生(10期生)全員の記念撮影です。写真は、毎年の卒業アルバムに掲載されています。写真屋さんが3階校舎の窓から身を乗り出して撮影してくださりました。

 皆が、心から笑って話せるような集団に、3年生の全員が仲間だと言えるような関係をこれからもさらに築いてほしいと願っています。

 おかげさまで大きな事故もなく、体育大会を無事に終えることができ、感謝しています。生徒の皆さん、先生方、応援してくださった保護者の皆様ありがとうございました。



06.10.月  
本日体育大会を実施します(6/10)
 おはようございます。未明から雨が降ったり止んだりしています。予報を見るとこの状態が正午過ぎまで続き、時間雨量5o程度に強まる時もありそうです。しかし、グラウンドコンディションは問題なく、考えられる総雨量も多くないとみて実施することにいたしました。予備日を明日まで取っていますが、明日の天気も予想が困難な状況です。生徒の安全を第一に、気象情報と空模様、生徒の様子に細心の注意を払いながら実施するのが望ましいと判断しました。

 徐々に地面が緩くなってくることを考え、転倒などによる怪我の危険性が考えられるデカパンリレー、団対抗綱引き、障害物リレーの3種目はカットします。出場予定の生徒さんにはたいへん申し訳ありませんが、ご理解ください。

 また、同様に安全面を考え、クラス対抗リレーと団対抗リレーの競技を繰り上げて実施し、3年生清援を最後にする等、順序を変更し手実施することにしました。予め配布しましたプログラムと競技種目や順序が異なりますこと、ご容赦願います。

 先生方やクラブ員の生徒たちは早朝から会場設営を行ってくれています。予定どおり9時から開会式を行えるよう力を合わせて懸命に準備している所です。

※図は気象庁ホームページ「今後の雨(降水短時間予報)」より、8:50、10:50、12:50の雨の予想が示されたものです。詳しくは気象庁ホームページをご覧ください。
https://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/



06.09.日  
模擬試験頑張っています
 おはようございます。青空が広がり、初夏の日射しが戻ってきました。今日は「総合学力マーク模試」及び「看護医療対策模試」で100名を超える3年生が登校し、頑張っている所です。

 40年前の共通一次に始まったセンター試験は来年1月の実施で最後になり、3年生は最後の学年になります。本番は2日間かけて行われる試験を、今日は1日で行うため、朝8時に集合し、最終18時05分までかかるので、集中力を保つためには、心身ともに結構強い体力が必要でしょう。今、2時間めの国語(80分)が終わったようです。生徒たちの話し声が聞こえてきました。しかし、それも束の間、英語の試験が始まりましたリスニングと併せて110分のチャレンジです。がんばってください。

 また、生物講義室では看護医療対策模試が行われています。こちらは国語、英語、数学、生物の4科目で、看護医療系進学を志す生徒たちが受検しています。

 延期になった体育大会の前日、気持ちを切り替えて生徒たちはよく頑張っています。



06.09.日  
安全に実施するために
 今朝のグラウンドコンディションを見てきました。7日にまとまった雨が降りましたが、グラウンドはしっとりといい感じで乾いています。
 6日に先生方と1、2年の部員たちで行った会場設営は、7日朝の延期決定後に、風雨に備えるため並べた椅子をまとめてビニルシートで濡れないように覆って立てたテントをたたんで支柱が風で飛ばないようにし、競技で使う用器具も濡れないように片付けてもらっていました。雨に濡れながら片づけを一緒にしてくれた野球部員さんたち、ありがとうございました。おかげで濡れたり飛んだりすることはありませんでした。

 ただ、とても丁寧に引いてもらったラインが消えてしまっていました。明日、実施するにはもう一度引き直す必要があります。明朝の入場行進までにラインが引かれた状態になっていれば、それは誰が引いてくれたのでしょう。生徒の皆さんには、そんなことへの想像する力も自然と持っていてほしいと願っています。「感謝の心」は、先に、人の思いや行動への想像力を持つことが必要でしょう。「自分はとても頑張った。でも、それは他の人たちも同様に頑張ったからこそできたのだ」と互いにたたえ合えるような体育大会になることを願っています。

 体育大会では、熱中症をはじめ事故なく安全に行われることが第一です。気温や湿度、厚さ指数(WBGT)を測定し、グラウンドコンディションを把握し、水分補給や休憩を十分に取り、生徒たちの健康観察を行いながら進めることが大切です。今年も早々とPTA実行委員の方々が当日の水分補給のための準備をしてくださっています。いつもありがとうございます。

 さて、肝心の天気はどうでしょう。今のところ大丈夫そうですが、予報を見ると今夜から明日の朝頃までに雨が降る恐れがあるようです。どれほどの雨になるのか、何時頃降るのか、それとも降らないのか、梅雨入りの頃の予報はまことに難しく思います。いずれにせよ、今の日射しを見て、「明日は100%実施できる」と思い込んでしまわない方がよさそうです。



06.08.土  
万国博記念競技場に来ています
 おはようございます。今日は審判講習会で万国博記念競技場に来ています。行われているのは中学生の大会で、大阪府下全域から5304人の選手がさまざまな競技種目に出場しています。4×100mリレーだけでも526チームが出場するとても大きな規模の大会で、競技役員の顧問の先生方も大変です。

 選手たちは元気いっぱい、みんな一生懸命走ったり跳んだり投げたりしています。そんな中、サニブラウンさんが100m9秒97の日本新記録のニュースが飛び込んできました。今日参加している中学生の中から将来のトップアスリートが現れるかもしれません。
 No Limit Athlete 〜限界を超えて大きな夢に向かって頑張ってください。

 昨日の雨は止んでいますが、むらのある厚い雲で覆われていてずいぶん涼しい風が吹いています。生徒たちは登校して体育大会の練習をしているのでしょうか。3年生のうち希望した105人は明日マーク模試を本校で受検します。気持ちの切替えが難しいかもしれませんが、休んだり遅刻したりすることのないようしっかり受検して、そして、月曜日は延期になった体育大会が実施できることを願っています。



06.07.金  
「今後の雨(降水短時間予報)」気象庁HPより
 6月7日になりました。午前0時40分、うしかい座の1等星アークツルスでしょうか、天頂付近は星が瞬いています。風もほとんどなく穏やかです。
 ところが西の方から前線を伴った低気圧が速度を上げて接近しているようです。

 気象庁ホームページの「今後の雨(降水短時間予報)」から6月7日午前7時、8時、9時の予報を掲載しました。https://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/

 ご覧のとおり、開会式が始まる頃にはかなりまとまった雨が降るようです。この通りであれば延期が濃厚ですが、現時点での予想ですし、延期しても予備日(11、12日)に実施できる保障もないので、朝まで待って実際に空模様と気象レーダー解析図等を見て判断し、午前7時にメールや本校ホームページトップページの「告知板」にて実施の有無をお知らせいたします。

 やきもきさせて申し訳ありませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。



06.07.金  
体育大会は延期します
 おはようございます。残念ですが本日の体育大会は悪天候のため、6月10日(月)に延期します。

 気象レーダーによる雲の動きを見ていると、早朝から降り始めている雨は一旦止みそうですが、南北両側に強い雨を降らせている領域が帯状に伸び、とても不安定な状態が続くとみられます。突風など風の影響も考慮し、延期することにいたしました。

 6時50分に告知板でお知らせしましたとおり、本日は月曜日の時間割で平常授業を行います。週明けには好天に恵まれることを祈っています。



06.07.金  
9:30大雨警報発表
 先ほど9時30分に大阪市、東大阪市を含む大阪府下13市町村で「大雨警報」が発表されました。東大阪市では今後15時までの間に最大時間雨量50mmの猛烈な雨が降る恐れが生じています。さらに9時55分に竜巻注意報も発表されました。また、大阪府全域に強風注意報、雷注意報も発表されているところです。体育大会を実施するどころの天気ではありませんでした。

 例年梅雨入りの頃の予報は難しいようで、日ごとに予報が変わることがしばしばあるように感じます。週間予報を見ると、週明けの10日(月)からは晴天に恵まれる予報が出ていますが、「信頼度C」でまだまだ変わりそうです(「信頼度B」は「適中率が4日先の予報と同程度」とされていますのでそれよりも低いことになります)。

 来週に予定しているプログラムどおり実施できることを祈っています。



06.06.木  
体育大会予行@
 昨日の午後と今日の3時間めから体育大会の予行が行われました。まだ暑さに慣れていない季節なので強い日射しと30℃を超える気温に負けないように、十分な体調管理と水分補給に努めることが必要です。暑さ指数(WBGT)は今日の12時30分の時点で25.3℃でしたので、真夏の暑さまではいかないものの、少し気分が悪いと感じれば、無理せず直ちに涼しい所で休むように注意して入場行進から行いました。

 予行とはいえ、本番さながらの元気いっぱいの行進で、本部テント前でのパフォーマンスの上手に仕上がっています。



06.06.木  
体育大会予行A
入場行進は、赤、黄、青、紫、黒、橙、桃の順です。団旗を先頭に颯爽と行進が続きました。



06.06.木  
体育大会予行B
 最後に登場するのは7組桃団です。今年度は1年生が6クラスになったため、桃団は2、3年生だけになりますが、みんな元気いっぱいです。入場行進は当日の得点種目にもなります。張り切ってください。

 予行の進行の大半を生徒会執行部が行っていました。今年度は事前に団役と担当の先生方との打ち合わせを緊密に行い、生徒たちの力で作り上げる体育大会をめざしてきました。大切なことだと思います。

 今日の午後からは学年種目の練習をそれぞれ行っていました。グラウンド中央では3年生の清援、南側では1年の大縄跳び、北側では2年の増脚リレーです。

 そのあと、1、2年生のクラブ員による会場設営を行いました。先生方と一緒になってテキパキと動き、みるみるうちに立派な会場ができました。

 さて、問題は明日の天気です。気象庁の予報によると、温暖前線の通過に伴う雨の振り始めが早まっているようです。明日の7時には連絡できるよう、気象情報に留意し観天望気に努め、適切な判断をしたいと思っています。



06.05.水  
すごいすごい〜3年「生物」@
 今日は2時間めの3年「生物」の授業を見学しました。生物工学、あるいは、看護・医療系大学や専門学校への進学を志す生徒34人が選択し、週4時間みっちり学んでいます。

 今日の実験は「原形質流動の観察」です。毎年、この時期に中庭で可憐な花を咲かせているムラサキツユクサの雄しべの毛を顕微鏡で見ると、細胞内の原形質流動を見ることができます。ムラサキツユクサの雄しべは花弁とほぼ同じ紫色に染まっているため、染色液を使わずに観察できるので、学校の授業でよく用いられます。

 上の3枚の写真を見て、出てくる言葉は「すごいすごい」。授業が終わって、ふと我に返り、自分はなんとすごいものを見てスケッチしていたのだろうと思うのです。

 日ごろ何げなく目にする花に、近づいてルーペを当ててよく見ると、雌しべや雄しべの色や形がよく分かり、さらに雄しべを取り出して顕微鏡で600倍にして見ると、雄しべの毛を作る細胞の一つひとつがよく見え、しかもその内部が流動している様子も見えるのです。ルーペや顕微鏡という道具を使いながらではありますが、自分の目をどんどん見る対象に近づけていくだけで、こんなにも見える世界が違うことに「すごいすごい」と感動しざるを得ません。

 人間の目の分解能は0.1mmぐらいだそうです。それより小さいものは識別できません。ところが、光学顕微鏡を用いるとその1000分の1、電子顕微鏡を用いるとさらにその1000分の1の0.1nm(ナノメートル)まで識別できるのです。
 今やiPs細胞を培養して身体の様々な組織細胞を作る研究が世界中で進められていますが、私たちはナノレベルの組織や構造を識別して操作できる技術をすでに獲得し、たくさんの「不可能」を「可能」にし続けてきたことに、やはり「すごいすごい」と思うのです。

 熱心に観察する生徒たちを見て、そんなことにも思いを巡らせてほしいなと思いました。



06.05.水  
すごいすごい〜3年「生物」A
 生徒たちはとても熱心です。まず低倍率でターゲットの細胞にピントを合わせて、600倍の高倍率にして原形質流動の様子を観察します。よく流動している細胞もありますが、動いているように見えないものもあります。今日は細長い形の細胞の方がよく動いているように見えました。

 流動の様子を観察したら、その速さをマイクロメーターを使って求めます。一つひとつの細胞が確かに生きていることを実感し、観察している細胞を大きくスケッチしていきます。決して塗りつぶすことなく線と点で丁寧に描いていました。



06.04.火  
体育大会3日前の昼休み
 体育大会まであと3日になりました。昼休みの応援合戦の練習も随分まとまりが出てきました。3年生は学年種目の清援の練習もあり、朝は清援、昼は応援合戦の練習をしている団が多いようです。

 応援合戦の評価のポイントは、@構成・時間(3分) A完成度(まとまり等) B独創性や工夫 C競技中の応援 の4つでそれぞれ5点満点で採点します。

 あと3日、限られた時間の中で、いかにして自分が納得できるところまで完成させることが応援団員一人ひとりの課題です。また、授業や部活動や進路実現のための取組みなど日々行っていることも大切にし続ける必要があります。生徒の皆さんには、スイッチの切り替えを鋭利にして、今、すべきことに抜群の集中力を発揮してもらいたいと願っています。

 体育大会を楽しみにしています。



06.03.月  
男子バレーボール部もいい試合でした
 昨日行われた大阪高校選手権大会で、男子バレーボール部も、昨年からとても成長した姿が見られたと顧問の先生から聞きました。

 1回戦は大阪暁光高校を相手に、25-6、25-10と圧倒しました。2回戦では会場校の日根野高校と対戦し、第1セットを25-17で捕り順調でしたが、第2セットを19-25で取り返され、最終セットも15-25と取ることができず勝ち上がることはできませんでした。チームのみんなはとても悔しがっていましたが、素晴らしいゲームができるようになったと喜んでられました。1年生も多く入ってますます活気あるいいチームになっていきそうです。これも3年生部員の皆さんが頑張ってきたからだと思います。お疲れさまでした。今度はOBとして後輩を支えながら、自分の進路目標に向かって精いっぱい頑張ってください。



06.02.日  
女子バレーボール部善戦!@
 「令和元年度 春季大会 兼 大阪高校選手権大会 兼 全国高校総体・近畿大会・国民体育大会 大阪二次予選 兼 天皇杯・皇后杯大阪府ラウンド」という長ーい名称のバレーボール3年生部員にとっては最も大切な全国大会に繋がる公式戦に、本校バレーボール部が出場しました。会場は、男子は日根野高校、女子は松原高校です。私は昨年度に続いて少ない人数で男子と一緒に頑張り続けてきた女子の応援に行ってきました。

 初戦の相手は交野高校で部員は20人はいそうです。しかし、みどり清朋はチームワークも良く、男子と一緒に練習してきたので強い球にも対応できる強みがあります。

 9時35分、試合開始しました。がんばれ!みどり清朋!!



06.02.日  
女子バレーボール部善戦!A
 第1セットは交野がリードしたかと思うとすぐさまみどり清朋が追いつく接戦になりました。20対20の同点からもよく粘りましたが、21対25で惜しくも第1セットを取られてしまいました。

 コートサイドチェンジをして始まった第2セットは、相手のサービスやアタックが厳しい所に決まり出し、じりじりと差が開きました。みどり清朋も返しますが差はなかなか縮まりませんでした。結果は14対25で敗れてしまいました。第1セットが取れていれば勝てるチャンスがあったように思いました。残念ですが、よく頑張って最後まで粘り強く声を出して戦い続けた6人はとても輝いていました。日頃の練習を見ているだけに、ここまで本当によく頑張ったと思います。とても立派でした。いい試合を見ることができ、ありがとうございました。3年生は今日で引退ですが、この経験はきらきらといつまでも輝く宝物になったことでしょう。お疲れさまでした。そして、1、2年生の皆さんは、今日の経験を誇りに思い、引き続きチームとして互いに支え合って頑張ってください。



06.01.土  
溌溂と部活動@〜硬式テニス部・サッカー部
 6月になりました。昨日九州南部が梅雨入りした模様で、梅雨前線が徐々に北上しているのは間違いないようです。7日の体育大会当日の天候が気になります。

 昨夜降った雨も上がり、朝からグラウンドは賑やかです。今日は硬式テニス部が旧3学区学校対抗ダブルス大会ブロック予選があり、本校は男子の会場の一つになっています。本校からは4ペアが出場し熱戦を繰り広げている所です。女子も4ペアが別の会場で頑張っているとのこと、応援する1年生部員もたくさんいて2年前までとは見違えるほど大きなクラブになりました。

 サッカー部も1年生部員が入って選手層が厚くなりました。今日は城東工科高校と練習試合を行っていました。

 速報です。硬式テニス部の男子2年「中村さん・東小野さんペア」がブロック優勝を果たし、見事27日の本戦進出を決めました。おめでとうございます。他に決勝をタイブレイクの末に惜しくも破れてしまったペアもありましたが、みんなとても頑張りました。女子も結果が気になります。

 保護者の方々も暑い中応援してくださり、ありがとうございました。



06.01.土  
溌溂と部活動A〜陸上部
 陸上部もよく頑張っています。グラウンドでは短距離とフィールド専門の選手が50mタイムトライアルをしている所でした。陸上競技は練習に派手さはありませんが、こつこつとよく頑張っています。

 中長距離のグループは、治水緑地外周で300m×7本のインターバルを行っていました。適宜水分補給をしてきちんと体調管理に気をつけながら、溌溂と頑張っていました。これから蒸暑い季節になり、身体にかかる負荷も大きくなりますが、公式戦でベストが出せるよう頑張ってください。



06.01.土  
溌溂と部活動B〜バレーボール部
 体育館では男子バスケットボール部とバレーボール部が練習していました。バレーボール部は明日男子も女子も公式戦です。男子は日根野高校で大阪暁光高校と、女子は松原高校で交野高校と対戦します。全国高校総体予選を兼ねた3年生にとっては最後の大会です。1年生もたくさん入部し、男子キャプテン由賀さん、女子キャプテン竹中さんを中心にとても活気のある素晴らしいチームになりました。体育館は部員たちの熱気に満ち溢れていました。

 明日の活躍を期待しています。精一杯頑張ってきてください。



06.01.土  
英検実施中
 校舎内では朝から令和元年度第1回英語検定が行われています。2級、準2級、3級の併せて54名が受験し、中には3級と準2級の両方を受検する意欲的な生徒もいます。みんな真剣に取り組んでいました。自らの意思で受検する姿勢が素晴らしいです。1時の結果発表は25日(火)、2次の面接試験は30日(日)です。頑張ってください。

 午後になり、さらにたくさんの生徒たちが一斉に登校してきました。早速体育大会の応援合戦や清援の練習を始めています。音楽室の方から管楽器の優しい音色も聞こえています。硬式野球部は夕陽丘高校と練習試合を始めました。

 土曜日ですが、平日と変わらないほど活気に満ちています。とてもいい感じで6月がスタートしました。