06.19.水  
1、2年生「実力診断テスト」
 今日は1、2年生は第1回実力診断テストを行いました。学習状況のチェックと、国語、数学、英語の3教科各50分のテストを行いました。英語は別にスピーキングテストも行います。第2回は10月21日に予定しており、別に行う3回の到達度テストと併せて、生徒一人ひとりの学習をサポートし、基礎学力の向上と希望の進路実現を図ります。

 大切なのは、生徒が自身の学力向上に対して「本気」になることです。そのきっかけを先生方は授業をはじめ様々な場面でつくっています。自分の学力が診断されたあと、どう行動するかが最も重要です。高校に入ってからどれだけ学力が伸びるかは、中学生までの学習状況や入学時の学力よりも、自身の学力向上にどれだけ意欲的であるかによって決定づけられることを十分理解して、自分の可能性が無限にあることを信じて、自信をもって学習に取り組んでほしいと願っています。

 写真は2時間めの3年「生物」での実験のようすです。3年生は授業を行いました。



06.19.水  
脱水素酵素の働き〜3年「生物」@
 今日の生物実験は、生物が活動するためのエネルギーをどのような反応によって得ているかを確かめる重要な実験です。作業手順を理解して誤らないように注意する必要があります。

 授業は、50分で、嫌気的条件下で行われるアルコール発酵と、好気呼吸で重要な働きをする脱水素酵素の働きを確認する2つの実験を同時並行で行ってしまうという、確実性と手際の良さが求められるレベルの高い実験でした。

 生徒たちは、先生の指示をよく理解して上手に進めていました。



06.19.水  
アルコール発酵〜3年「生物」A
 私たちのからだを作る細胞で行われている酸素を使う好気呼吸は、アルコール発酵等のような酸素を使わない嫌気呼吸に比べ、反応によって生じるエネルギーATPの量は圧倒的に異なります。私たちが活発な活動ができるのは脱水素酵素のおかげだと言えるでしょう。脱水素酵素を直接見ることは困難ですが、メチレンブルーの色の変化によって、その存在を確認することができました。

 ツンベルク管を用いた実験は、生徒たちにとって初めてだったようです。今日の実験はツンベルク管がなければもっと時間がかかったことでしょう。クエン酸回路や水素伝達系を見つけ、ATPがつくられる仕組みを最初に解き明かした人も凄いですが、ツンベルク管を最初に作った人も凄いと思いました。

 生徒たちは皆、熱心に取り組んで素晴らしかったです。