06.14.金  
紫陽花がきれいです
 朝から徐々に雲が広がり夜には雨になりそうです。いよいよ大阪も梅雨に入る模様です。登下校で雨に濡れるのはあまり嬉しいことではありませんが、梅雨があるおかげで多くの植物が育ち、もこもことした豊かな森ができると言ってもいいでしょう。たくさんの水と光を浴びて、植物の生長が際立つ季節です。学校周辺の水田の稲苗もよく育っています。

 この季節は何といっても紫陽花がきれいです。校庭の紫陽花も6月に入って見頃を迎えています。紫陽花は「四葩(よひら)」とも呼ばれ、これは花弁に見える4枚のガクからその名称が生まれたそうです。街のあちらこちらに見られ、とても馴染み深い植物ですが、同じような花を咲かせる植物をあまり知りません。本当の花は、ガクに囲まれた真ん中にある小さな丸、とても可愛いです。

 紫陽花は晴れの日よりも、濡れて艶やかに見える日の方が綺麗に見える気がします。これから雨降りの日が増えるかもしれませんが、雨の日は雨の日の楽しみ方があるように思います。