05.22.水  
企業訪問に行ってます
 中間考査2日めが終わりました。生徒たちは日々勉強に熱中しているところです。先生方は、問題作成、考査監督、採点、提出物の点検など、授業がなくても仕事が減ることはありません。また、この期間を利用して就職希望者のために分担して企業訪問に出かけられています。

 今日は午前に造幣局に行ってきました。毎年4月に桜の通り抜けで賑わう造幣局本局は大阪市北区天満の大川沿いにあって、主に硬貨や勲章・褒章の製造を行っており、本校からは3名の卒業生が働かれています。今年度の求人状況などについて訊いてきました。
 
 求める人物像としては、第一に「コミュニケーション力がある人」、そして、「タフな人」とのことです。どの職場でも共通していると思いました。また、製造の仕事の魅力は、熟練すればするほどできることが多くなり、やりがいを感じることだそうです。なるほどなぁと思いました。ありがとうございました。



05.22.水  
大川に沿って
 造幣局へは天満橋から大川沿いの遊歩道を歩きました。大川は明治43年に新淀川が開削するまで淀川の本流で、重要な航路としてとても賑わっていたようです。今は、水上バスが時折水飛沫をあげて通って行く程度です。多くの車が行ききする通りから外れて、この遊歩道に来ると、一転してとても静かで、時間がゆっくり流れているようです。

 ここは、南から伸びている細長い犬歯のような上町台地の北端に延びる砂嘴にあたります。大川は、かつて淀川と大和川が合流して、大きな流れとなって、ここを突き破って海に注いでいました。河内平野に大きな墳墓が作られた頃、実は自然の力だけでなく、人による開削も行われたのではという説も聞いたことがあります。

 帰りも同じ道を歩きました。「今から100年前、1000年前、2000年前、1万年前はそれぞれどんな景色だったのだろう」と考え、想像しながら歩けばまた楽しいものです。