05.08.水  
集合を学ぶ〜1年「数学A」
 今日は4時間めのに1年6組「数学A」の授業を見学しました。全員出席、担当はK先生です。みんな熱心に授業に参加していました。

 今日のテーマは「和集合と補集合の要素の個数」についてです。先日学習したド・モルガンの法則を使って様々な例について考えます。

(1)「1から100までの自然数のうち、3の倍数は何個ありますか。」
(2)「では、100から200だと、何個あるでしょう。」

 先生の発問に生徒の思考が深まります。大切なのは(1)を基本とすると、(2)をどのようにすれば(1)と全く同じ方法で明確に答えが出るかを考えることです。先生は段階を踏んでとても丁寧に教えられていました。生徒たちも「よくわかります」と言っていました。
 中学から高校へと数学も急に難しくなったような気がしている生徒さんもいるかもしれませんが、基本となる内容はそれほど急に難しくはありません。まず基本を確実に理解し、応用はどこが応用になっているか見つけ、どうすれば基本と同じ方法や考え方で答えを導くことができるかを学べばよいでしょう。それは、もつれた紐を一つひとつほどいていくようなものと同じイメージです。どんな難問でも必ずほどけるもので、どこからどの順序でほどいていくかを練習することが、数学を克服するポイントだと思います。

 生徒の皆さん、入学や進級を果して学習内容もより高度になっていますが、怯まず、簡単に諦めず、自信をもって頑張ってください。

 プリントの終わりに毎回授業について自己評価する欄がありました。生徒も先生も一緒になって、より良い授業を作っていこうとされている思いが強く伝わってきます。



05.08.水  
3年「スタディサポート分析会」
 放課後、3年生の先生方が大講義室に集まりました。ベネッセの方に来てもらって、4月に実施したスタディサポート分析会です。

 平常の学習状況と学習到達度との相関について一人ひとりチェックでき、また、チェックテストの全問についてそれぞれ一人ひとりの細かい分析がなされているものを、教科担当や担任の先生方が見て、個々の生徒の学習指導や進路指導につなげていきます。

 現2年生からセンター試験に変わって新テストが導入されるのを契機として、本校でも1,2年生全員を対象に「学びの基礎診断」認定ツールの「スタディプログラム」及び「進路マップ」を導入しました。大いに活用し、しっかり基礎学力をつけてほしいと思っています。
 3年生は、従来のスタディサポートを実施し、その後は各模擬試験を受検し学習状況の自己分析を繰り返し行い、先生方のサポートももらいながら進路目標を達成するよう勉学に勤しむことを期待しています。

 明日は1、2年生の学力到達度テスト@です。連休が終わり、学校は一気に学習モードになっています。