1年「自転車安全運転講習」
本校では大半の生徒が通学に自転車を使用しています。1年生も自転車通学に慣れてきたことでしょう。ところが、思わぬ事故は通い慣れ始めた頃に起きやすいものです。
5時間め、近畿ドライバーズスクールの方を講師にお招きして、1年生を対象に「自転車安全運転講習」を行いました。
平成30年に大阪で発生した高校生が関係する交通事故は1583件、そのうち3分の2は自転車事故だったそうです。
「自転車は、自動車と同じ『車両』になるため、安全運転の義務があり、過失等による事故を起こした時は、刑事責任や民事責任を問われる場合があります。」
講師の先生の言葉を生徒たちは聴き入っています。
後半はシュミレーションのテスト運転です。生徒2人とS先生が被検者になってチャレンジしてくれました。持ち込んでくださったシュミレーターはとてもよくできて、「小学生用」「中学生以上」「やさしい」「むずかしい」などと、いろいろなパターンが入っていました。危険な傘差し運転の場合も試すことができました。
画像は、特に同じ子供がいろいろな場所から何度も飛び出してくるのが印象的でしたが、実際にあるようなシーンがたくさん入っていて勉強になりました。
「スマホを見ながら」「音楽を聴きながら」「夜間の無灯火」「二人乗り」「傘差し」「並走」「逆走」「信号無視」…。事故は思わぬ時に突然発生します。自分が加害者にも被害者にもならないように、自転車に乗るときはいつも十分気をつけて安全通学を心がけてほしいと強く願っています。講習ありがとうございました。