原形質分離と復帰の観察〜3年「生物」@
随分暖かくなりました。朝、学校に着く頃、東の空では太陽がすでに高く上がっています。今朝未明に多く出現する「こと座流星群」はどうだったのでしょう。早起きできず、目を覚ましたら明るくなっていました。
4時間めに3年「生物」の授業を見に行きました。3年「生物」は看護・医療系や生物工学系大学進学を希望する生徒たちが選択しています。週に4時間みっちりと教えてもらっています。
今日は実験室でユキノシタの葉裏の表皮細胞を用いた「原形質分離と復帰の観察」の実験です。ユキノシタの葉の裏は赤く染まっていて、染色する必要がないので、学校の授業でよく使われています。本校でも実験室のプランターで元気によく育っています。
はじめに先生から原形質分離が起きる原理をスライドでわかりやすく教えてもらいました。細胞の組織液よりも濃い濃度の溶液に浸すと、組織液が細胞外に浸みだして細胞が収縮し、細胞膜が細胞壁から離れる現象で、簡単な実験で容易に観察することができます。
説明を聞いた生徒たちが一斉に実験の作業に取り掛かりました。