感謝の思いに包まれて
関東でははや満開の、大阪でも開花の便りが届き、桜の頃を迎えました。
今年度最後の勤務日です。校長室で大勢の先生方が見守られる中、午前9時から今年度で退職される3名の再任用の先生方と定年退職される3名の先生方の退職辞令交付式を行いました。
はじめに再任用を終えて退職される先生方です。数学科の渡辺先生は本校で10年、大阪府の教員として42年間勤められました。本校創生期の教務全般の礎づくりの中心として活躍され、私もたくさん教えていただきました。ありがとうございました。
国語科の藤井先生は37年間大阪府教員として定年退職された後、本校で3年間勤められ、れました。進路指導室にやってくる生徒たちにいつも温かく丁寧な進路指導をされ、また、受験生として最後まで頑張り続ける生徒を励まし支え続けてこられました。
英語科の佐分利先生は本校で7年、大阪府の教員として39年間勤められてきました。どんな仕事もニコニコと引き受けてくださり、私もたくさん助けてもらい感謝の気持ちでいっぱいです。今日もこのあとダンス部のイベント参加の付き添いで外に出られるとのこと、本当に頭が下がります。ありがとうございました。
お一人ずつ辞令をお渡しした後、お話をしていただきました。永年の足跡を振り返られてのお話はとても感慨深く、今どのような気持ちでいらっしゃるのかと思うと、私の浅はかな思慮では到底及ぶものではないと感じました。
お話のあと、お世話になった先生から花束が渡されました。その度に集まった先生方の大きな拍手、感謝と優しさで部屋がいっぱいになっています。
次に、今年度で定年退職される3名の先生方です。
国語科の増田先生は38年(本校10年)、理科の仲井先生は38年(本校6年)、芸術科で音楽の青木先生は37年(本校14年)勤められました。本日をもって定年を迎えられ、本当にお疲れさまでした。しばらくはゆっくりしていただきたい気持ちでいっぱいですが、増田先生、仲井先生、青木先生も、4月からも引き続き本校で勤められます。またよろしくお願いいたします。
終わりに6名の先生方を囲み、みんなで写真を撮りました。そして廊下で花道をつくり拍手でお送りしました。