03.10.日  
つながるいのち
 朝から明日の入学者選抜の準備で出勤しています。担当の先生方も出勤して放送設備や受験会場の最終点検をし一緒にしました。いよいよ明日、入学者選抜学力検査が本校で行われます。天気は朝から下り坂で、夜には2つの低気圧が日本列島を通過し春の嵐になりそうです。明朝には降り止んでいるでしょうか。

 また、明日は東日本大震災からちょうど8年になる日です。本校でも一日半旗を掲げ弔意を捧げます。大津波は福島原発事故をも引き起こし、世界史上最悪とも言える大災害になりました。しかし、絶望の淵から這い上がり、人と人とが手をつなぎ、励まし合い支え合って、復興の兆しが少しずつ進んできたと聞いています。つながったいのちを大切に前を向いて歩いてこられた方々に対する敬服の思いでいっぱいです。

 昨日、来年度の学校運営協議委員の依頼に自転車で地域をまわっていました。春風が心地よく、あちらこちらに春がいっぱいありました。本当に広々とした本校の立地環境は、他にない魅力の一つです。まだまだ冬枯れの色彩の治水緑地から見た校舎は海原にどっしりと浮かぶ大きなタンカーのようです。

 帰り道、自転車を止めて治水緑地を散歩しました。予想していたとおり、お目当ての土筆が1本、2本、3本…、と元気に土の中から顔を出していました。春はもう来ているのです。受験生の皆さん、明日はのびのびと思い切り頑張ってください。