03.03.日  
桃の節句に
 おはようございます。三寒四温とはよく言ったもので、雨と晴れがコロコロ入れ替わるようになりました。晴れの暖かい日のほうが1日多いのは、実際そうであるのと、一雨毎に温暖になることを言い表しているのでしょう。間もなく土の中からざわざわと虫たちが動き出す「啓蟄」です。秋に地域の方々と一緒に種子を蒔いた恩智川の菜の花も、花茎を伸ばしはじめました。また、あのきれいな景色の季節がやってきます。

 卒業式が終わって初めての日曜日を迎えました。国公立大学中期と後期入試はこれからです。最後まで頑張って必死になって勉強している卒業生もいます。

 早々と進路が決まった卒業生は、どんな1日を送られるのでしょう。学費を賄うためにアルバイトに精を出している人、友達と卒業旅行を楽しむ人、後輩の応援に部活動に来る人、新しい生活の準備にかかる人…、様々でしょう。卒業証書を渡した一人ひとりが今はどうしているのだろうと、思い立ったように卒業アルバムの1ページ1ページを開く日がまたやって来そうです。いつまでも元気でいてください。

 今日は端午の節句と並んで、次代を担う子供たちの健やかな成長を願う日だと思っています。