02.24.日  
校庭の梅花が開き始めました
 うららかな陽ざしに包まれて町は春の兆しでいっぱいです。校庭の梅の花もにわかに開き始めました。春の初めに咲き、桜とはまた違った華やかさを感じます。もともとは「花」と言えば「梅の花」を指したそうですが、いつ頃から「桜」に変わったのでしょうか。木曜日はいよいよ卒業式です。今日のような天気になればいいなと思いますが、予報を見れば少し心配です。



02.24.日  
広々と
 お昼前、柔らかな春風に誘われて学校の周りをぶらり散歩しました。今日は学年末考査中の日曜日なので部活動はしていません。校庭開放で地域の野球チームがグラウンドで練習していました。秋に刈り込んだ樹木にまだ葉は芽吹いておらず、外の道からグラウンドの様子がよくわかります。

 普段はあまり行かないグラウンドの南側を流れる川沿いに山の方へと歩きました。プール越しに大きな校舎が向こうに見えます。空も広く、広々として本当に気持ちのいい立地です。

 散歩に出る前、グラウンド西側にある時計塔がちょうど太陽を掴んでいるようでした。文字盤の下には、梅の花をあしらった清友高校の校章が飾られています。清友高校から移設されたこの立派な時計塔は、本校の大切なシンボルの一つです。



02.24.日  
散歩道にて@
 南側の土手沿いの道から、学校の東側を通る小道の両側には田畑が広がっています。道端や処々に残る草っぱらは、小さな花をつけた雑草ですっかり春の景色になっていました。
 「雑草」と呼ぶのは失礼です。ちゃんと名前があって綺麗な花も咲かせるものもたくさんあります。小さな白い花をつけて群生しているのはタネツケバナでしょうか。スズメのカタビラやイヌビエがそよぎ、オランダミミナグサも白い小さな花をつけています。

 久しぶりに時間を気にしない本格的な散歩になりました。日曜日に学校に来て何をしているのだろうと思いもしますがのんびりと楽しい時間です。



02.24.日  
散歩道にてA
 のんびりすると、見るものがとても美しく見えたり、気づかなかったことがわかったりするものです。机上に向かってがむしゃらに勉強しているだけでは、大切なことに気づかないままでいるかもしれません。

 春になると、青い小さな4枚の花弁をつけたオオイヌノフグリが咲き出します。近くで筒のような赤い花をつけたホトケノザも見つけました。蜜を吸いに来た虫が下側の花弁の上に乗ると花が開き、普段は口を狭くして花粉が無駄にこぼれてしまうのを防いでいるというのです。ホトケノザはどのようにしてこんな技を獲得したのでしょうか。また、植物の凄さに感心してしまいます。

 帰り道の田んぼの隅にかわいい黄色い花が咲いていました。よく見かけるようにも思いますが、名前が出てきません。

 さきほどの花の名前が気になりながら正門まで戻ってきました。とてもいい半時間の散歩でした。まだわかりませんが、もう真冬の寒さに戻ることはないように思えました。

 校舎に入って廊下を歩いていると、正門の外から中を覗いてられる方がいらっしゃいました。何か御用がおありなのではと行ってみると、先日の説明会に参加していただいた保護者の方でした。近くまで来たので、校舎に向かって「どうか合格しますように」と願いを掛けられていたとのこと、わが子への愛情をいっぱい感じた瞬間でした。春風がより一層温かくなった気がしました。週末3月1日からは志願書受付です。