12.22.土  
冬至の校内にて
 冬休みは3連休で始まりました。例年より少し長い冬休みです。昨夜からの雨で恩智川が増水して土色の水がいつもより速く流れていますが、水と一緒にペットボトルやアルミ缶等のごみが絶え間なく流れてくるのが気になります。おそらく上流の中瀬等に引っかかっていたものが水かさが増して流されているのだろうと思いますが、あまりにも多く感じます。もし、このごみの1つ1つに対して、それを川に捨てた人がすべて別の人物とすれば、いったい何人の人が川にごみを捨てたのでしょう。

 10月に地域の方々と一緒に恩智川クリーン活動をしてゴミを拾って綺麗にしたのに、その川原の横を、たくさんのペットボトルがまるで鴨の大群のごとくプカプカと流れていくのを見て、何とも言えない気持ちになりました。水鳥や魚たちには迷惑を掛けますが、網を張って下流に流れるごみをせき止めて、一気に掬い上げて回収したくなります。ペットボトルは、千年経っても、一万年経っても、土に還ることはありません。誰かが回収しない限り、この地球のどこかでペットボトルのままでいます。

 午前中には雨も止みました。自習室では受験を間近に控えた生徒たちが近寄れないほど真剣に取り組んでいました。英語や日本史の講習もやっているようです。音楽室からは吹奏楽部の楽器の音が聞こえてきています。

 午後からは明日に試合を控えた硬式テニス部が登校して、雨上がりのコート整備をしていました。

 冬至と迎え、明日からは昼の長さが少しずつ長くなります。冬至は「光の春」です。それぞれの目標に向かって思い切り頑張ってください。