12.05.水  
西側フェンスが新しくなりました/2年到達度テスト/波状雲
 2年生は久しぶりの授業です。欠席者もほとんどなく元気に登校してきました。まだ瞼に八重山の美ら海が映っていることでしょうが、期末考査が返ってくるなど平常の学校生活が戻ってきました。気持ちを切り替えて頑張ってください。

 台風21号で根元から折れて傾いてしまっていたグラウンド西側フェンスの取り換え工事が終わり綺麗になりました。倒れたところだけの改修ですので全面ではありませんが、新しいフェンスはピカピカで気持ちいいものです。「みどり清朋高校」の看板も老朽化していたので一緒に撤去してもらいましたが、新たに看板をどうしようかと考えているところです。

 午後から2年生スタディサプリ利用者の学力診断テストが行われていました。2、3年生は希望加入ですので人数は多くありませんが、参加した生徒たちは黙々と夕方までテストを受けていました。素晴らしいです。学びに対する意欲と向上心を持ってこれからも頑張ってください。

 フェンスの様子を見た帰り、正門前で空を見上げると巻層雲がちぎれて細長いロール状になって南北に延び、それが東西に並んでいました。まるできれいに並んだ色鉛筆を見ているようです。
 このような波状雲は天気が崩れる前兆であることが多いと言われていると、前もお話しました。巻層雲(うす雲)や巻積雲(いわし雲・鱗雲)のyほうな上層の雲の波状雲は、およそ1日後のうちに雨が降り出すことが多いようで、そうすると明日の午後から降り出す可能性が高いことになります。
 人間の歴史の中で、空模様や動物の様子等を見て明日の天気を予想していた時代が長く続きました。人工衛星もレーダーもなかった時代の方がはるかに長く、「『観天望気』〜空を観て気を望む」に頼っていた当時の人々は、「南北に延びた波状雲が東西に並んでいたら雨になる」ということを当たり前のように知っていたかもしれません。

 私たちはいつから天気予報を専門家に任せてしまって、自分でしなくなったのでしょう。少し淋しい気がします。当たるか外れるかも大事でしょうが、空模様を観て明日の天気を考えることが楽しみに思えるような生き方も大切にしたいと思っています。