11.09.金  
2年人文探究専門コース「総合英語」@
 久しぶりに雨がちの一日になりました。これから一雨ごとに冬に近づいていくことでしょう。明日は午前中3時間めまで授業で、午後から第2回学校説明会です。天気予報を見ると晴れそうでよかったです。およそ300名が参加される予定です。

 1時間め、2年人文探究専門コースの科目「総合英語」を見学しました。2講座あるうちの1クラス23名、担当は鈴木先生です。

 8時45分の開始早々「第8回英文法・語法Engage」が行われました。文法や語法を問う大学入試問題からの抜粋です。今日はおもに前置詞の語法についての問いでした。制限時間3分の合図で隣どうしで交換して答え合わせをします。終わればすぐ回収して提出しました。とてもてきぱきした動きですが、生徒たちは十分に皆慣れているようです。

 すると、今度はさっと机を隣とくっつけてペアになりました。常に教え合い、励まし合いながら学習できるようになっています。

 新しい英単語の読みを2回ずつテンポよく読みます。一人ひとりの声が集まって教室が響くほどの大きな声になっています。そして本文を文法事項をきちんと押さえながら読んでいきます。スクリーンに本文が大きく映し出されました。



11.09.金  
2年人文探究専門コース「総合英語」A
 英文はアメリカカリフォルニア州出身の偉大なプレーヤー、ビリー・ジーン・キングの話です。彼女は1961年ウィンブルドン・ダブルスでの初優勝を皮切りに、4大大会ダブルス優勝16回、シングルス優勝12回、混合ダブルス優勝11回と驚異的な強さを誇り、約20年に渡って世界の女子テニス界をリードしました。

 話は1950年代から始まります。当時は裕福な人たちのスポーツでした。1955年、パブリックコートで育った彼女がトーナメントに出場した時には不当な扱いを受けたそうです。そこから怯まず向かっていった彼女のファイトの軌跡が綴られています。後に女子テニス協会を設立し、男女間の賞金格差の是正にも尽力しました。その功績が素晴らしいものであったから、こうして日本の英語の教科書に掲載されるのでしょう。

 授業はテンポよく進んでいきます。スクリーンに段落ごとに映し出された英文を、文法事項を確認しながら最後の文まで精読しました。
 「終わった?大丈夫? 全部消すよ。」と先生がおっしゃられ、画面が消えました。再び現れた英文は所々が【  】になっています。ペアの一人が【  】に入る語を思い出しながら大きな声で読んでいきます。
 「2秒詰まったら教えてあげてね。」
と先生が相手に伝えられました。みんな一生懸命です。今日の最後に習った段落は長くて大変そうでした。スラスラ言うのは結構難しいです。(【  】の中が見えなくなっていました。)

 The big tournaments-for men and wemen-were【open】only to amatures.That【meant】【that】champions played for the love of the game-【not】for money.(If you【accepted】money,you could not play in the tournament.That was fine for 【those】【who】were rich,but very 【hard】【on】 everybody else. By the 1960s,the United State Lawn Tennis Association(USLTA),was【paying】the top men and wenen players,"under the table".



11.09.金  
3年「コミュニティ英語V」@
 2時間めは3年3組の「コミュニケーション英語V」を見学しました。担当は田中先生。今日は教科書121ページから、Lesson14 の A Variety of "Englishes" です。3年生は3学期は2週間ほどしか授業がありません。教科書もあと僅かになりました。生徒によっては、こうして授業で英語を学ぶのは1月で最後になるかも知れないでしょう。
 「あと○○回で終わりだ」「授業をもっと大切にしなくちゃ」と、最後まで頑張ってほしいなぁと思いました。もちろんどの教科も同じです。

 生徒たちを見渡すと、みんな本文の写書を予めしてきているようです。自分でどんどんやり、和訳も全部終わっている生徒もいました。さすが3年生です。

 先生は、本文の Key Sentence を3つ挙げて生徒と一緒に和訳し確認していきます。



11.09.金  
3年「コミュニティ英語V」A
 (1)The differences in pronunciation among varieties of English are quite noticeable.
(2)Another noticeable difference between American and British English is vocabulary.
(3)There are also differences in the spellings of some words.
 
 上の3つの Key Sentence が示す通り、「発音、語彙、綴り」の3点において、それぞれの国で使われている英語に違いがあるようです。

 本文を読み解いたあと、確認テストのプリントが配られました。答えは生徒が前に出て書いていました。3年生の11月、このクラスでは進路が決まっている生徒も多い中、みんなよく頑張っています。



11.09.金  
【実験】だ腺染色体の観察〜3年「生物」@
 3時間めは、3年「生物」の実験の授業を見学しました。今日は釣具屋さんで売っている魚の餌になる「アカムシ」のだ腺染色体の観察です。

 ハチとアブをどうやって見分けるかは難しそうですが翅を見ると分かります。ハチや翅アリの成虫の翅は4枚であるのに対して、アブやハエ、カの仲間は2枚です。アカムシユスリカの成虫の翅は2枚なので、ハエの仲間になります。

 アカムシのだ腺染色体は通常の染色体の100〜150倍の大きさがあり、学校での観察によく使われます。川崎先生が実験の手順を丁寧に教えられています。前のモニターには観察のターゲットであるだ腺染色体の綺麗な画像が写し出されています。

 次に生徒たちは実験プリントを見ながら作業に取り掛かりました。お店で買ったアカムシはもちろん元気に動いています。虫が苦手の生徒にとっては慣れるまでと覚悟するまでが大変です。「キャー、うわぁ」と悲鳴に近い声が聞こえてきました。



11.09.金  
【実験】だ腺染色体の観察〜3年「生物」A
 生徒たちは、細胞の核の中にある染色体に遺伝子の本体であるDNAが入っていることを学んでいます。ここでDNAから必要なRNAが転写され、タンパク質が合成されていくという遺伝情報の発現の道筋をリアルに感じ取ることができればいいなと思います。
 
 虫が苦手な生徒の、悲鳴に近い叫びはいつの間にかすっかり収まり、とても静かになりました。みんな染色体を見つけるのに一生懸命です。

 私も挑戦しました。600倍の高倍率でピントを合わせ、絞りを調節するとちょうど紐のようなものが3本見えました。構造もよく分かります。そのままスマホのカメラレンズを接眼レンズにくっつけて写真を撮りました。よく写っています。



11.09.金  
MIDROCK'18 @
 放課後、午後4時から視聴覚教室で軽音楽部のライブ「MIDROCK'18」が催されました。@LobStars Aand box. BDAZE Cエーデルワイス Dなる Hair is Bad EBeats Fバンドマン Gクーリッシュ Hmilk そしてトリは「吉田屋」の10バンドが次々と出演しました。生徒だけでなく、先生方も多く見に来られていました。



11.09.金  
MIDROCK'18 A
 ホールの運営はすべて部員が行っています。ミキシングもばっちりです。出演前のメンバーの表情は真剣そのものですが、みんな堂々としていました。そしてやっぱりとても楽しそうです。

 今日のために随分練習してきたことでしょう。一つのことをやりきった時の達成感はかけがえのないものですね。引き続き頑張ってください。