「今日からキミが先生や!」〜理科の先生大募集
今日終わりのホームルームで担任の先生から生徒たちへの案内とポスターの掲示がありました。地域の小学校に行って、生徒が小学生に勉強を教える「生徒の出前授業」です。
今年度、新たな取り組みの1つです。
これまでは「交流」を中心に据えた取り組みの中で、クイズゲームやドッヂボール等をしてきましたが、真剣な授業として生徒が先生になって教えるのは初めてです。
今回は1年生の「化学基礎」で経験している「塩化アンモニウムの再結晶」の実験を高校生の生徒たちが小学生と一緒に教えながら行い、結晶についての理解を深めるねらいがあります。結晶については小学5年生で学ぶとのこと、その一助になればと今回は5年生を対象としています。
本校の授業等が午前で終わり、小学校の都合もよい1月8日(火)の午後になりました。3クラスあるので、4人ずつとして最低12人は生徒を集めたいと、担当の先生がおっしゃられていました。
就職や進学の面接試験で、「高校生の時に何をしましたか。」と尋ねられ、「勉強です」というようなありきたりの返事をするよりは、「小学生に理科の実験の授業をしに行ったことがあります。」と笑顔で言えるほうがいいなぁと思います。小学生を前に、きっと自分がもっと好きになる時間を経験することができるでしょう。
ぜひ、挑戦してみてください。楽しみにしています。