いのちを食べていのちは生きる〜「ある精肉店のはなし」を観てきました
三連休の中日になりました。考査期間中の2年生はもちろんのこと、1、3年生の皆さんも期末考査の10日前になり、計画を立てて勉強に取り掛かっていることと思います。また、大学入試を控えた3年生は、プレ模試を受けるなど、本番をイメージした対策に夢中になっていることでしょう。
学業であれ、部活動であれ、「いまを懸命に生きること」ができればいいなと思います。無我夢中になって頑張った時にしか体現しない感覚を実感してほしいと願っています。
朝から久しぶりに十三の第七藝術劇場へ行ってきました。昨年、清友高校から引き継いだ和太鼓5張を、赤毛和牛の立派な革で張替えて再びいのちを吹き込んでもらい、今年10月4日には職員研修で講演してもらった北出昭さんの家族のドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」を観るためです。公開5周年を記念して、今日から30日まで東京と大阪でアンコール上映が行われます。
何度かお会いしてお話したからだけだとは思えません。「生」の本質を見続けてこられた昭さんの優しさ溢れる人柄でしょうか。スクリーンに映る昭さんとご家族がすぐそばにいるような温かい体温を感じ、家族のぬくもりが身体中の毛穴から浸み込んでくるような感覚を覚えました。改めて「人が生きるとは何か」について考えました。人が生きることの原点に気づかされた映像でした。初日に来てよかったです。ありがとうございました。