血液の観察〜2年「生物基礎」@
10月末日、今日も上々の天気です。1時間め生物実験室では2年4組の「生物基礎」の授業が行われていました。担当は阿尾先生と吉崎先生。今日はブタの血液の観察です。
ヒトの場合、体重の約13分の1が血液です。血液は体をつくる細胞に酸素と栄養分を運び、二酸化炭素や老廃物を運び出したり、侵入した細菌等から細胞組織を守ったりと、身体の恒常性を維持するうえでとても重要です。昆虫や甲殻類など循環器系を持たない動物の血液(体液)は緑色をしていますが、血液と言えば「鮮やかな赤」の印象を持っています。
病院で受けるさまざまな検査では、必ずと言っていいほど血液を採取しますが、私たちが実際に血液を顕微鏡で観察したことはほとんどないでしょう。今日はヒトの血液の代わりにブタの血液を観察します。