10.29.月  
筝曲入門@〜1年「音楽T」
 涼しくなりました。北から寒気が入ってきたのでしょうが。1時間めが始まる頃、積雲が灰色に分厚く空を覆いました。

 雲はどうやら一時的であったようです。いつのまにか消え去り、心地よい日射しが窓越しに部屋に入っています。日ごとに太陽高度が下がり、部屋の奥まで光が入るようになってきました。静かに冬が近づいてきています。

 南向きの窓を開けると、光と一緒にふわりと風が入ってきました。向かいの校舎からは琴の音色が聞こえてきています。

 誘われるように音楽室へ行くと、箏がたくさん並んでいました。1年3、4組の音楽選択者による「筝曲入門」の授業です。担当は青木先生と、長年教えに来ていただいてます筝曲専門の三好貴子先生です。



10.29.月  
筝曲入門A〜1年「音楽T」
 課題曲は定番の「サクラ」です。親指、人差し指、中指で爪弾くのはなかなか難しそうです。楽譜も漢数字が並んでいて何だかわかりません。ところが生徒たちは結構上手にできています。今日は2回めの授業のようですが、覚えが早くて感心します。

 筝曲の授業は準備がたいへんです。生徒たちには分からないでしょうが、授業の前に調弦しなければなりません。これだけたくさんの箏を調弦するのは並大抵のことではないでしょう。ありがとうございます。

 おかげで、きれいな音が中庭に響いています。生徒たちにとって貴重な経験になることでしょう。