人文探究専門コースの英語〜3年「総合英語」A
次に大学入試にも頻出の「Vt+A+as+B」の構文の学習です。どのような動詞がきても、「A=B」の関係が成り立っているとのことです。例としてたくさんの他動詞が映し出されました。
「大学入試、特に長文問題ではasを用いたこの表現がしばしば受身形で出てくるので注意してください。それでは書く時間を与えます。」
生徒たちは映し出された画面を懸命にノートに書き込んでいます。
「では、今から5分テキストのリーディングタイムを取ります。5分間で読んでキーセンテンスを見つけてください。」
まだここでチャイムから15分しか経っていません。文章はなかなか興味深いです。
young people often shorten the expressions they use in text messages. For example,… They use these shortened words because it takes less time and space to write them.However, there is a debate over the use of these shortened expressions.
さて、どんな議論があれこれとなされているのでしょう。
長文読解は単に和訳すればよいと言うものでありません。それだけではあまり面白いと感じないでしょう。debate over の over やテキスト後出の 助動詞 may の伝えるニュワンスを正確に捉えることが、より筆者の思いに近づけるところに英文読解の楽しさがあるように思います。
生徒たちはとてもよく頑張っています。英語を学ぶ楽しさは人それぞれあるでしょうが、ぜひ英語を学ぶ楽しみを見つけてほしいと願っています。その種がたくさん散りばめられている授業でした。