10.22.月  
恒常性について学ぶ〜2年「生物基礎」
 昨日に続き、今日も一日爽やかな秋晴れの一日になりました。1年で最も過ごしやすいと感じる頃かもしれません。

 「そもそも人は気温にすれば何℃ぐらいが最も快適だと思うのだろう。住んでいる地域によって異なるのだろうか。赤道直下の灼熱の大地に住む人も、北極圏の氷の世界に住む人も、快適だと感じる気温は同じなのだろうか。」

 朝、自転車を漕いで心地よい風を頬に感じながら、ふと、そんなことを考えていました。おそらく人の体温は皆ほぼ同じだから、きっと快適に感じる気温は世界じゅうのどこに住んていてもそうは違わないだろうと思います。でも本当の所は聞いてみないと分かりません。

 6時間め、校舎を巡回していると、2年7組の教室でちょうど人体の「恒常性」について学習していました。山下先生の「生物基礎」です。生徒はそれぞれ自分の脈拍を測っている所でした。

 「外気温が高くても低くても、脈拍が大きく変化することはありません。これを『恒常性(ホメオスタシス)』といい、対外環境が変化してもからだの内部の状態(体内環境)を一定に保とうとすためです。」と、先生がまとめられました。この恒常性を保つために、人のからだはいろいろなことをしてそうです。

 自分のからだのしくみを知れば知るほど、その凄さに驚愕し感動するばかりです。生徒たちは熱心に授業に参加していました。