収穫の風景
「隣の学校の者です」とご挨拶して、許可をいただき収穫の様子を撮りました。日本のあちこちで見られたこの風景も、町に住む子どもたちは珍しく見えるかもしれません。本校のまわりはまだまだたくさんあるので、少しホッとした思いでいます。
コンバインが一穂も残さずきれいに刈り取っていきます。脱穀されたもみ殻の山がさらさらと風に音を立てています。少しゆっくりと時間が流れているような感覚になりました。
刈り入れの応援に来られた方と立ち話をしました。かつてはこの辺りは水害ばかりでどうしようもない土地だったようです。外環状線ができて整備され、現在のような立派な土地になったのですよと、教えていただきました。
40haもある治水緑地と豊かな田園に囲まれて、この学び舎が悠然と構えていられるのも、この土地を守ってこられた多くの方々のおかげだと改めて思いました。