10.01.月  
暴風警報が解除されました
 10月になりました。非常2号配備により昨日から教頭先生と宿直しています。

 先ほど0時56分に大阪府に発表されていました暴風警報は強風注意報に切り替えられました。校内を点検しましたが異状もなく、交通遮断の情報もない様子ですので、本日は通常授業とします。生徒の皆さんは、月曜日の授業の準備をして登校してください。

 台風24号は日本列島をなぞるように縦断しています。雨はまもなく止みそうですが、台風のスピードが速いため、吹き返しの西風が強く、登校時も十分注意してください。



10.01.月  
晴れあがりました
 おはようござます。さきほどの写真の6時間後を同じ場所から撮ってみました。空の模様はこんなにもドラマティックに変わるものかと驚嘆しています。朝の光が眩しく町を照らしています。

 先生方も次々に出勤してこられました。食堂の方も早くから支度に来られています。いつもの一日が始まろうとしています。



10.01.月  
ニュアンスを伝える〜2年「英語表現U」
 2時間め、2年7組教室で行われている2年「英語表現U」の授業を見学しました。生徒は17名、担当は松田先生です。

 「ここにいれるよ。」「ここにいててね。」「ここにいてていいよ。」「ここにいたほうがいいよ。」「ここにいさえすればいいの。」というように言葉を少し変えるだけで、ニュワンスが随分違ってきます。海外の人が日本語を習う時、こういった言い回しの違いによって、相手に伝わるニュワンスが異なることを覚えるのは相当難しいように思います。

◆構文46 only have to〜、all+人+have to do is〜 は「〜しさえすればよい」
(1)君は約束を守りさえすればいいんだ。
  You only have to keep my promise.
(2)非常時には赤いボタンを押しさえすればよい。
  You only have to push the red button in an emergency.
(3)彼がしなければならないことは、どんな時も自分を信じることだった。
  All he had to do was to believe in himself at all times.
(4)私はそこから逃げることができなかった。
  All I could to was to run away from there.

 電子黒板を使いながら、テンポよく例題が示され、英訳して音読(@後に続けて A隣同士で)し、書き記して実践力を養います。生徒たちはしっかり頭を動かして学んでいます。

◆構文47 may[might] as well〜 は「〜するのがふさわしい」、
  might[may] as well A as B は「BよりAのほうがましだ」、
  may well〜 は「〜するのはもっともだ」「たぶん〜だろう」
 例題を学習しながら、これらの意味を区別して覚えます。
 「mayはmightより確信度が高いというニュワンスを知っておくことが重要です。」と先生が黒板に記しながら伝えられていました。
 「wellにmayをつけると確信度が上がります。」どうやら助動詞はニュワンスを伝えるキーワードのようです。

◆構文48 must have+過去分詞 は「〜したに違いない(過去の事柄に事柄に対する推量)」
 「must、may、cannotなど助動詞の意味の違いに注意しましょう。」と先生がポイントを押さえていきます。

 英語のニュワンスを掴み思い通りに使えるようになることは、英語表現の肝だと感じました。でも、勉強しすぎて睡眠不足にならないようにしてくださいね。
 You might as well as get some sleep as study through the night. 



10.01.月  
学校運営協議委員による授業見学@
 松田先生の授業見学を終えて部屋に戻ると、学校運営協議委員の方々が来られていました。ほどなくして予定の11時になり、委員の方々と一緒に3時間めの授業を見学してまわりました。

 4階の1年生から3階の2年生へ、「国語総合B」「日本史B」「英語総合演習」…と、それぞれ5分ほどのわずかな時間ですが、熱心に学ぶ生徒の様子を見ることができました。



10.01.月  
学校運営協議委員による授業見学A
 2階は3年生です。「英語表現U」では先生の説明を聞きながらポイントをノートに記していました。南館の化学実験室では2年生理系選択の「化学」が実験の考察をしているところです。委員の方々には、たいへん興味深く見学していただいているようです。



10.01.月  
学校運営協議委員による授業見学B
 2階の物理実験室では2年生の「物理基礎」の授業が行われていました。力学的エネルギー保存則が成り立つことを証明する実験を各班で考え、仮説を立てて実験しました。実験に用いる器具や手順、条件などすべてのことを、生徒たちで考えて準備します。

 今日はすでに実験を終えて発表へ向けてそれぞれまとめている所でした。班ごとに活発に話し合いながら読み原稿を作っている所のようです。発表が楽しみです。

 ほとんど時間が無くなりましたが、欲張って体育館フロアへ案内しました。2年生こども保育専門コースの「幼児体育」です。幼児が楽しく体を動かして、さまざまな運動能力を高めることができるような「遊び」を創作して皆でやってみるという取り組みをしていました。「創造」の学びがある授業はとても魅力的です。



10.01.月  
第2回学校運営協議会
 授業見学から部屋に戻ってすぐに第2回学校運営協議会を行いました。
 会長の三坂先生(関西福祉科学大学)の挨拶の中で、授業見学の感想を頂戴しました。(1)生徒が主体的で積極的に学んでいること、(2)例えば物理の授業では、班学習をさせると、たいていは学習の中に入らずにぼーっとしている生徒がいるものだが、それがどの班も全くいなかったように、全員が学びの中に入っていること、(3)先生が電子黒板を使って効率よく教えていたり、生徒がiPadを使っていたりとICT機器をうまく活用していること を挙げられて、「数年前までとはまるで別の学校を見ているようだ」と評価していただきました。
 他の委員の先生方からも、生徒の授業に臨む姿勢が素晴らしく、先生方がそれぞれに創意工夫されていると一様に良い評価をいただきました。

 話し合われた議事は概ね次の通りです。
@第1回授業アンケート結果(過去5年間で9項目中6項目で過去最高。特に生徒の学習意欲と満足度の向上が目立っている) A3つの新プロジェクトチームの取り組みについて(授業力向上、学力向上、情報発信) B学校教育自己診断の質問項目について C平成31年度使用教科書について D各分掌及び学年の学校経営計画に基づく取り組みの進捗状況について 

 出席された委員の方型、先生方ありがとうございました。第3回は2月4日、立春の日を予定しています。あっという間に1年が過ぎてしまいそうです。

 閉会は昼休みに入っていました。委員の方々を見送りに玄関へ向かうと、1羽の野鳥が迷いこんでいました。ガラスが邪魔してなかなか外に出れずにいました。ウグイスに似ていましたが、腹が黄色がかっていて少し違います。調べてみると、「センダイムシクイ」というウグイスの仲間の比較的低い土地に生息している鳥のようです。しばらくして、開放されたドアから青青と広い空へ羽ばたいていきました。