1、2年スタディ・サポート
秋雨前線が南下し、大阪は北寄りの涼しい風の領域に入っています。朝から「秋霖」の言葉がぴったりの雨が降っています。
1、2年生は今年度2回めのスタディサポートを実施しています。4月に行った1回めに比べて学習到達度や学習状況がどれほど充実してきたか測定します。自学自習の習慣がついて、勉強も部活動も充実して行いながら、学習到達度も上昇していれば素晴らしいことです。一方で、「勉強もしていないし、基礎学力も落ちている」という生徒さんはいない事を願っています。しかし、全てが何もかも順調にいくものではありません。一時的に勉強に取りかかることが困難な状態になったり、学力の伸びも停滞することもあるでしょう。大切なのは、そのような結果を知った時に、いつまでもその状態にいることに慣れてしまうのではなく、どうやってそこから抜け出すことができるかを考えることです。
高校生として授業を大切にし、しっかり勉強するのは当たり前です。その上に、どんな活動や体験を積み重ねていくかが、とても大切です。自分の基礎学力を客観的に把握し、そこから何ができるか、どのように積み上げ、自分を成長させていくか考えて行動してください。
5時間め、「総合的な学習の時間」で、3年生は人権(障がい者理解)の学習を行いました。各教室で当事者の思いが込められたメッセージを読んで自分の問いかけます。人権学習で大切なのは、当事者の思いに触れ、自己を見つめ直し、当事者意識を持って課題について考えることです。