自分の進路を考える
台風19、20号が連なって西日本に向かっています。また大雨が日本列島を襲いそうでとても心配です。また、20号の進路によっては、24日午前8時35分から始業式を行うことが難しいと考えられます。今後の台風の動きに十分注意する必要があります。
2学期が始まろうとしています。3年生は目標とする進路実現に向かって精一杯できることをやり尽くす時です。2年生はいよいよ自分の目標を明確にする時期です。「自分がどの道を進むのか、そのために卒業後どんな生き方をするのか、そのためにどこで何を学ぶのか。」こういったことを考える材料としてたくさん自分で調べたり、人から聞いたりと積極的に自ら行動するのです。
1年生はコース選択の最終決定の時期です。自分の進む道を、これからの高校生活に結び付けて考える時です。大人になって、自分の高校時代を振り返った時に「もっと勉強しておけばよかった」と思う人は私も含め少なくありません。
「目標」を高く持つことは生きていくうえで大切であるように思います。しかし、「目標」より「目的」をしっかり持つことの方が重要であるように思います。「目的」は自分が見たい未来の姿です。
自分が理想とする未来はどんな世界なのでしょう。その世界を想像し、その世界に向かって進むことが「目的」です。この「目的」がぶれないことが重要です。
この「目的」をしっかり持ち続けると、「目標」は自然に決まってくるものです。「目的」に向かう道はたくさんあります。それぞれの道にそれぞれの「目標」があるのです。
自分はどの道を進んで「目的」に向かうのか、よく考えること。
これが、学年を問わず生徒のみなさんにしてほしいことです。まず、「自分の理想とする未来」がどんな景色かしっかり想像することから始めてください。
北館2階の進路指導室の隣の部屋は「進路閲覧室」です。たくさんの大学や専門学校等の資料が所狭しとぎっしり並んでいます。部屋の前の廊下にもいろいろなパンフレットが置かれています。はっきりと「目的」がイメージできるようになれば、いろいろな道が見えてくるでしょう。「進路閲覧室」は「目標」を定めるための資料が集まっているところです。大いに活用してください。