応急手当普及員講習会(2日め)@
昨日に引き続き、東大阪市消防局4階防災学習センターで応急手当普及員講習を受講してきました。
はじめに東大阪市の地史と地形の特徴がよく分かる映像を観ました。なるかわ園地から大阪平野を見渡しながら、ここから見える景色がどのように変化してきたか想像します。
縄文時代のおよそ7,000年前は「河内湾」と呼ばれる内湾が生駒の麓まで広がっていたそうです。河内平野は、この河内湾に大和川等の河川から運ばれてきた土砂が埋積してできた平野です。「若江」「菱江」「池島」「長瀬」「島之内」「池島」「松原」など沿岸地を表す地名が多いことからも、昔はどのような場所であったか想像することができそうです。
また、大和川は1704年に現在の運河ができるまでは、柏原から八尾、東大阪へと北西に流れ、旧淀川水系と合流して海に注いでいました。現在の恩智川や第二寝屋川、長瀬川などは旧大和川の一部であったと言えるでしょう。
浸水害に悩まされ続けてきた東大阪の歴史を知り、花園中央公園の遊水地や本校の目の前に広がる治水緑地は、浸水害から町を守るとても大切な施設であることを改めて思い知りました。