戻り梅雨
おはようございます。朝から本格的な雨になりました。
先週には梅雨前線が津軽海峡を渡り、関東地方の梅雨明けが発表されました。梅雨前線は津軽海峡を渡ると西進して消滅し、日本列島は太平洋高気圧に覆われて暑い夏になることが多いものです。ところが、今年は梅雨前線が北海道まで北上し、衰弱することなく大雨を降らせました。これはとても珍しいことのようです。例年より早く太平洋高気圧の勢力が強くなったことが原因のようです。少し早すぎたため、オホーツク海高気圧は北に押されましたが勢力が弱くなることはありませんでした。
台風7号がきっかけとなって、オホーツク海高気圧が押し戻してきました。3枚の天気図は左から7月2日6時、今朝3時、そして6日21時の予想天気図です。北海道に合った梅雨前線が南下し、6日夜には本州を横断しています。前線の南側では積乱雲による雷を伴った激しい雨が降っていますので、週末までかなりの雨量になりそうです。
本格的な梅雨が戻ってきました。
◆図は気象庁ホームページより
〔図左・中・右〕天気図(実況・予想)https://www.jma.go.jp/jp/g3/