07.05.木  
戻り梅雨
 おはようございます。朝から本格的な雨になりました。
 
 先週には梅雨前線が津軽海峡を渡り、関東地方の梅雨明けが発表されました。梅雨前線は津軽海峡を渡ると西進して消滅し、日本列島は太平洋高気圧に覆われて暑い夏になることが多いものです。ところが、今年は梅雨前線が北海道まで北上し、衰弱することなく大雨を降らせました。これはとても珍しいことのようです。例年より早く太平洋高気圧の勢力が強くなったことが原因のようです。少し早すぎたため、オホーツク海高気圧は北に押されましたが勢力が弱くなることはありませんでした。

 台風7号がきっかけとなって、オホーツク海高気圧が押し戻してきました。3枚の天気図は左から7月2日6時、今朝3時、そして6日21時の予想天気図です。北海道に合った梅雨前線が南下し、6日夜には本州を横断しています。前線の南側では積乱雲による雷を伴った激しい雨が降っていますので、週末までかなりの雨量になりそうです。

 本格的な梅雨が戻ってきました。

◆図は気象庁ホームページより
〔図左・中・右〕天気図(実況・予想)https://www.jma.go.jp/jp/g3/



07.05.木  
今朝7時50分現在の「本校周辺地域」の大雨に係る情報
 ただ今、「本校周辺地域=東大阪市、八尾市、大阪市、柏原市」のうち、東大阪市、大阪市に大雨(土砂災害)洪水警報が発表されています(図左)。土砂災害は特に心配ですが、別の図を見ると今のところ本校周辺地域で特に危険度の高い表示はありません(図中)。
 東大阪市の今後の予測では、今週末まで大雨が降りやすい状況が続くようで注意が必要です(図右)。

 生徒たちは定刻までに登校し点呼を受けている所です。雨の中の自転車通学は大変で気が重くなりますが、余裕を持って遅れずに登校してくる姿を見て、偉いなぁと思います。
考査4日めになりました。生徒の皆さん頑張ってください。 

◆図は気象庁ホームページより
〔図左〕気象警報・注意報:大阪府http://www.jma.go.jp/jp/warn/331_table.html
〔図中〕土砂災害警戒判定メッシュ情報https://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/
〔図右〕気象警報・注意報(図表形式):東大阪市http://www.jma.go.jp/jp/warn/2722700.html



07.05.木  
大雨に係る明日の登校について(20時現在)
 昨夜からの雨は時折強くなりながら、降り続いています。予報によると6日(金)も一日中降り続きそうです。「本校周辺地域=東大阪市、八尾市、大阪市、柏原市」を含む各地で大雨(浸水害・土砂災害)警報及び洪水警報が発表されています。

 東大阪市立の幼稚園・こども園・小学校・中学校及び日新高校はすべて臨時休校園にするとの東大阪市の措置が出されております。また、東大阪市及び八尾市の山沿いの地域では避難勧告が出されている所もあり、今夜の雨には十分注意する必要があります。

 午後8時30分現在、他の府立学校の状況も聞きながら、今夜から明日にかけての降雨や土砂災害の危険性についての情報を気象庁ホームページの各データから収集し分析しました結果、現時点では明日の登校について予定どおり考査を行うことを判断しました。今後の降雨の状況が現在の予測と異ならない場合は判断を変更いたしません。

 根拠として上の3枚の図を掲載します。左図は18時16分大阪管区気象台発表の東大阪市の注意警戒事項の画面です。これを見ると、東大阪市は今夜から明日午前中まで最大1時間70ミリという猛烈な雨が降る恐れがあるとなっています。八尾市や柏原市、大阪市もほぼ同様の表示が出ています。この情報に基づき東大阪市、八尾市の一部地域で各自治体が避難勧告を出したものと思われます。

 次に図中を見てください。これは最近公開されるようになった「土砂災害警戒判定メッシュ情報」の19時50分時点での情報です。これによると、「本校周辺地域」では山沿いではなく大阪市と東大阪市、八尾市の西側が「注意」になっているだけで、山沿いの土砂災害の警戒判定は低い水準であることが分かります。北摂地域では「極めて危険」の判定が出されている中で、本校周辺地域の危険性は低いと判定されています。

 最後に右図を見てください。こちらも最近公開されるようになった「今後の雨の予想」の7月6日7:00〜8:00の1時間に降る雨の予想が地域ごとに塗り分けられているものです。これによると、明朝ちょうど登校する時間帯は、本校の近くではいったん雨は小降りになると予想されています。また、明朝までに最も激しく降るとされている午前2時〜3時頃の雨量は20ミリ程度になっていました。

 このように、左図だけを見るととても危険だという判断になりますが、他の2枚の図からもわかるように詳しく見ると本校周辺地域の危険性は比較的高くないと判断できます。

 以上が明日も予定どおり考査を行うと判断した根拠です。ただし、気象庁の予測をもとに判断しているのに過ぎず、もっと細かいメッシュで一時的に猛烈な雨が降る等、気象庁の予想を超えることがあることも考えられます。今夜も雨は降り続き河川の増水や道路等の排水が追いつかないこともありますので、明朝はくれぐれも安全に十分気をつけて余裕を持って登校してください。

◆図は気象庁ホームページより
〔図左〕気象警報・注意報(図表形式):東大阪市http://www.jma.go.jp/jp/warn/f_2722700.html
〔図中〕土砂災害警戒判定メッシュ情報https://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/
〔図右〕今後の雨(降水短時間予報)https://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/