07.18.水  
レジンでブローチ制作〜創作部の活動
 1994年の猛暑を思い出させるような暑さです。確かその年の8月8日は大阪で39.1℃の最高気温を記録したと覚えています。屋外だけでなく屋内でも熱中症には十分気をつける必要があります。

 放課後、被服実習室と調理室で活動中の創作部を見学しました。調理室ではアイスクリームを作って冷やしているところでした。被服実習室では、最近流行しているという「レジンのブローチ」を制作している所でした。全く知りませんでしたが、レジンとは「樹脂」のことです。今日は紫外線を当てれば5分ほどで固まるUVレジンを用いて、百均で買い集めたいろいろな材料を使って絵柄を作り、それぞれ個性豊かなブローチを制作していました。

 どの作品もとても素敵でびっくりしました。レジンは絵具で色づけできるので、さまざまなイメージの作品ができていました。どれもお店で売ってそうです。中には、縁日の金魚すくいで金魚をもらって帰る光景が眼に浮かんでくるユニークな作品もありました。訊くと、文化祭で食品バザーの他に何をするか考えているところだとか。さすが創作部、素晴らしい創作力です。今から文化祭が楽しみです。



07.18.水  
雷三日
 ゴロゴロ、ゴロゴロ、と雷鳴が轟き、程なく大粒の雨がザァーと降ってきました。夏の午後、平地で積乱雲が発達するのは上空に冷たい空気が流れ込んでいる証拠です。

 「雷三日」という言葉は、「雷が鳴ると明日も明後日も雷が鳴りやすいから気をつけろ。」という意味だそうです。明日も明後日も落雷の危険と夕立があるかもしれません。

 このところの猛暑は、東から大きく張り出した太平洋高気圧と、今年は西方のチベット高気圧も張り出して、日本列島上空で重なっているのが原因であると聞きました。天気図を見ると、確かに西の方からも高気圧が張り出してきているように見えます。
 この2つの高気圧に挟まれた、等圧線に「くびれ」ができるところの上空では、北から寒気が流れ込んで地表付近との温度差が大きくなり、積乱雲が発達しやすくなります。朝に天気図を見て、自分が住んでいる辺りで等圧線がくびれているようであれば、また夕立に遭うかもしれません。 
 「雷三日」の言葉は、この時期の気圧配置は変わりにくく、一度できた「くびれ」は同じ場所に停滞しやすいことを意味しているようです。

 雨が降り止むのを待っているうちに、いつの間にか日が沈み薄暗くなっていました。ロンドン橋から見た空の地平は赤く、池の水面も赤く染めていました。