07.17.火  
第100回全国高等学校野球選手権記念南大阪大会2回戦@
 「家族、指導者、チームメイト、私たちを支えてくれた全ての人々への感謝を胸に、がむしゃらにプレーすることを誓います。」
 今日、第100回全国高等学校野球選手権記念広島大会が開幕しました。冒頭の一文は、開会式で安芸南高校主将の田代さんの選手宣誓の結びの言葉です。今日の夕刊に載っていました。彼はまた「どんな状況も克服し、それを乗り越えて挑戦します。それが野球だから。」とも述べられました。この10日間、彼の思いはどんなであったのでしょう。流れ込んだ重い土砂をかき分け辿りついた今、「がむしゃらに」の言葉が心を震わせます。

 大阪では2回戦が行われています。みどり清朋硬式野球部は信太高校と本日午後2時20分に試合が始まりました。1回戦と同じ住之江球場、みどり清朋の後攻です。

 信太高校は部員も多いようで、たくさんのユニホーム姿の生徒たちがスタンドから大きな声援を送っていました。本校も負けてはいられません。

 今日は繻エくんが先発投手です。球審の吉村さんのプレイボールで投球モーションに入りました。



07.17.火  
第100回全国高等学校野球選手権記念南大阪大会2回戦A
 今日のみどり清朋の先発オーダーは次の通りです。
 1番センター竹内くん、2番ファースト大野くん、3番セカンド角田くん、4番キャッチャー坂口くん、5番ライト松村くん、6番レフト行松くん、7番サード名嘉くん、8番ショート出家くん、9番ピッチャー繻エくん のメンバーです。
 1回表、先頭バッターにいきなりセンター前に運ばれました。その後、1アウト1、3塁のピンチになりましたが、ダブルプレイでお見事0点に切り抜けました。

 2回表は3人すべてセカンドゴロに打ち取りましたが、3回表に1点を先制されました。1点を追う展開です。

 みどり清朋の初安打は7番サード名嘉くん、クリーンヒットです。相手ピッチャーは制球力がよく、球威もあるので、出たランナーを大切に丁寧かつ大胆に攻撃したいところです。

 繻エくんもよく投げています。毎回ランナーは出すものの粘り強い投球で5回を投げて3回の1点だけに抑えました。



07.17.火  
第100回全国高等学校野球選手権記念南大阪大会2回戦B
 5回を終わって0対1。互いに譲らない緊迫したゲーム展開です。6回からは繻エくんに代わってエース番号をつけた元島くんがマウンドに上がりました。

 6回裏のみどり清朋の攻撃は2番大野くんからです。期待に応える1塁線を破る2ベースヒットが出ました。本日2本めのヒットです。続く角田くんがきっちりと1塁線への送りバンド成功で1アウト3塁。同点のチャンスです。



07.17.火  
第100回全国高等学校野球選手権記念南大阪大会2回戦C
 2アウト後、ついに5番松村くんのタイムリーヒットが出ました。さらに6番行松くんが四球を選んで出塁し、2アウト1、2塁から代打山下くんがセンター前に運ぶ逆転タイムリーヒットを放ちました。スタンドも拍手と歓声で大騒ぎです。



07.17.火  
第100回全国高等学校野球選手権記念南大阪大会2回戦D
 しかし、7回表、3ベースヒット等ですぐに同点に追いつかれました。ところが今日のみどり清朋は崩れることはありません。直後のバッターへの初球ストライクが元島くんの強さを示しています。

 2対2で迎えた8回裏のみどり清朋の攻撃、1アウトから5番松村くんが四球を選んで出塁。2アウト2塁から7番山下くんがライト前にクリーンヒットし、2塁ランナー松村くんが本塁を狙いましたがレフトからの好返球でタッチアウト。残念です。

 逆に9回表に2本の2ベースヒットで1点を失いました。それでも集中を切らすことなく最後までよく守りきりました。

 そして9回裏、2アウトから竹内くんがエラーで出塁し、盗塁も成功。そしてバッターは今日2ベースを含む2本のヒットを放っている大野くんです。一打同点、ホームランなら逆転サヨナラの場面です。
 しかし、結果はスイングアウトの三振でゲームセット。とても悔しいですが、選手たちは本当によく頑張りました。とてもいいゲームでした。いつも応援してくださっている保護者会の方々も「よく頑張った」と言ってくださいました。信太は強かったです。でも負けていませんでした。みどり清朋の球史に残る大熱戦を見て選手たちを応援することができました。本当にありがとうございました。